一平のペンとギター

僕らしい小説を書き、僕らしい歌をうたう、ぞ♪、ペンとギターの一平です。ギター弾き語りと小説書きの二刀流。

ペン。

2008-05-01 13:59:51 | Weblog

 

   ペン。

 

   ○

 「笑門来福」

 横浜にぎわい座の

 「新春特選演芸会」

 に出かけた。

  妻が、正月の楽しみ

 にと、券を買っておいた 

 のだった。

  妻の脳梗塞は、3年前から

 すすんでいない。元気だ。

 ちょうど3年前の昨日、

 近くの満天の湯で倒れた。

  月一回の検査を

 続けてきた。異常なし、で

 きている。ありがたい。

  さて、

 話芸に奇術、

 独楽回しにギター漫談。

 「与太郎」「てんしき」

 「拍手」・・・。

 

 声だけで、世界を作る。

 話芸はすごい。

 

 何事もチューぐらいがいい。

 夢まで、かじらないで、ネ。

 

  今年は、「チューぐらい」

 でゆこう。

  笑門来福

 笑う門に、福来る。

 (1月4日)

 

    ○

   歩。

 歩の一歩が

 次の一歩を生む。

 それが

 歩み。

 まずは、歩の歩み。

 歩みが道を作る。

 *歩=ふ 一歩=いっぽ 歩み=あゆみ

   (1月15日)

 

     ○

 待つ力。信じる力、夢見る力。

 大きな眼。大きな耳。小さな口。

  -元プロ野球選手60才。

  高校の先生に挑戦。

  その先生のことば。

  待つ、信じる、夢見る。

  人の心をよく見る、

  人の心によく聞く、

  大切なことだけ言う。

  ♪主題歌「あの花のようになりたい」

   も、いい曲だ。

   (1月16日)

 

     ○

 昨日、芥川賞、直木賞が

 決まった。30代の女性。

 ふと、弦侑さん、というお坊さん

 を思い出した。

  筆を絶って10年。

  書きたくて書いた作品が

  「・・・の花」。

  芥川賞受賞。

  作品は読んでいない。

  が、NHKの「知るを楽しむ」

  という番組で知った。

  書きたくて書きたくて書いた。

 

 一歩を踏み出すこと。

 書きたくて書きたくて書いた

 作品が一作ある。500枚。

 でも、まだ稚拙で、小説には

 遠い、と師匠の批評。

 根っこは、いい、と・・。

 なかなか、一度書いた作品

 は、書き直せない。

 もう、一年経ってしまった。

  一歩,踏み出せ。

  (1月17日)

 

      ○

 「カラマーゾフの兄弟」

 ドフトエフスキーは、

 物事の本質にどこまでも

 たどり着きたい、という欲求

 から、書いた作家だ、と。

 ロシア人は、

 大地に接吻する。

 大地とは、彼等にとって、

 神である、と。

  魂の救い、を書いた

  ドフトエフスキー。

  1888年、1月18日死。

   (1月26日)

 

       ○

 梅原猛さんの「仏教」、読了。

  最澄、法然、空海、親鸞

  日蓮、一遍。

 

  密教、浄土宗ー倉田百三

  宮沢賢治ー日本人の魂・霊性。

 

  大学時代の友人、

 Y君が貸してくれた本。

  

 砂漠で生まれた宗教。

 米作りの地域で生まれた宗教。

 西洋で生まれた宗教。

 東洋で生まれた宗教。

 

 僕は、たまたま

 「聖書」に出会った。

 祈りを知った。

 Y君は、

 日蓮宗に出会い、

 今、梅原猛さんに

 心酔しているようだ。

  

  難しいことはわからん。

  

 与えられたこの命の

 今を生きること。

  今、生きていることが、

 奇蹟だ、と思う。

  (1月28日)

 

      ○

 イメージしていた本を一冊

 書いた。手作り製本した。

  小説ではない。

 タイトルは、

 「ああ、ここで、

  ギター弾き語り

  ができたらなあ、

  物語」

 路上ライブが叶った嬉しさ

 で一気に書いた。

 横浜国大のA先生に

 読んで頂いた。

 「幸せな気分になりました」

 と後日、メールが入った。

  僕の「和田町駅前広場

  ストリートライブ」出演

  から生まれたノンフィクション

  物語。

   出版したい。100万あれば・・。

   今は無理。

  (1月30日・2月初旬)

  

  

 

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労働。

2008-05-01 12:22:20 | Weblog

 

    ●

 中萬学院の

 英語講師のバイトが入った。

 4月から、一ヶ月。

 なんと、湯河原スクール、

 と、鴨宮スクール。

 遠いなあ。

 どうしよう・・。

  (3月18日)

 

    ●

「県民共済チラシ、

 横浜市開港150周年記念広報、

 119番、緊急時のための冊子」

 の配布バイト。

  妻も同行。

 僕は、小さな2輪の荷車に

 チラシ、冊子を積んで、

 引っ張っている。

 横を、妻が、10部ほど

 脇に抱えて、歩いている。

 くもり空。午後3時。

 妻は、そばや、民家、

 と10軒配ったら、

 ギブアップ。

 三年前、脳梗塞をやってから

 疲れやすい。

 「130円、稼いだわ」

 と言って、帰った。

  配布賃を依頼主が、

 3部あるから、13円に値上げ

 してくれた。

  それから、僕ひとり。

 マンション、アパート、

 民家、と配った。

  商店街で、

 顔見知りの人に会う。

 花屋のおやじさん。

 スナックのママさん。

 「せんせい、

  なにやってんですか」

 「チラシ配り、ですよ」

 「ありゃ、そりゃ大変だ」

 すっかり暗くなって

 200戸に配り終えた。

  マンションは

 一気に50や100を配るのに

 時間はかからない。が、

 路地裏の民家やアパート

 に時間がかかる。

  ここは住んでいるのか・・

  ポストはどこだ・・

  一軒配ると

  拡大地図を拡げて、

  蛍光ペンで塗りつぶす。

 「えーと、

  今配ったのは、

  田中さん、

  これだ。

  次は、そこの角の家の

  山本さん,か」

 と、こんな具合だ。

  すっかり暗くなった頃

 200戸に配り終えた。

 最後に配ったのが

 小さな設計事務所だった。

  電気が消えている。

 が、ここが住居でもある。

 ポストがわからん。

 どんどん、叩いた。

  ドアが開いた。

 よく飲み屋で会うSさんだ。

 設計事務所の社長さん。

 もう20年来の飲み友達。

 「いやー、せんせい

  なんだい?」

 「あ、広報配りのバイトでね」

 「今日は、これで終わり」

 「じゃー、一杯行こうよ   

  せんせい。小説のほうは、

  どうだい・・・・」

   というわけで、

   その夜、Sさんと

   飲んで、飲んで

   千鳥足で、

   2輪車を引っ張って

   家に着いたのは

   深夜でした。

   かみさんが、鬼のような

   顔をして、

   玄関に立っていた。

 (3月24日)

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

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労働。

2008-05-01 01:57:44 | Weblog

 食わねばならぬ。働かねばならぬ。 

 弾き語り、での収入ー投げ銭、車代、は

 微微たるもの。 

 小説は、路上で売っても、 またまた、

 微微微・・。 そこで、アルバイト。    

   

   働く・労働・バイト          

      ●  

 朝、6:15。まだ、暗い。 

 9:00から、西日暮里で研修。 

 二回目。1:00pmまで。 

 12才の少年少女たちに 

 英語の入門を教えるための 

 研修。 

 a,b,c,d・・・からの  

 教授法は、だいぶ変わった。 

 何せ、大学生時代、

 家庭教師で教えて以来、

 40年ぶり。  

 (1月26日)      

 

    ●  

 9:00am-5:00pm

 菊名で、最後の研修。 

 模擬授業がある。楽しみ。

  Phonics,という教授法。 

 なかなか、よく出来ている。

 Alphabetを、一つの単音、 

 として発音できるようにする。 

 例えば、  

  aは、「エイ」、  

  bは、「ビー」、  

  cは、「スイー」 

 というのは、 

 Alphabet の名前。  

  aの音は、「ア」  

  bの音は、「ブッ」  

  cの音は、「ック」 

 ・・・という風に、音として

 26文字を考えたことは 

 なかった。 

 読めたけれど、 

 こんな風に整理されている、 

 なんて。  

 高校の英語の先生30年 

 やったのに、知らなかった 

 ことだった。  

 新鮮な喜び!  

 (2月11日)     

     ●  

 今日、夕方から、 

 小6=新中学一年生、

 12才の少年少女23人に、 

 英語入門の手ほどき 

 が始まる。 

 日能研、という私塾で。 

 6:50pmから、

 75分授業、2コマ。    

 僕は、 

 北海道の雪国の小学校を 

 卒業した。 

 僕の、あの頃にいるかれら。 

 50年前の、あの頃にいる 

 かれら。  

 あの頃の僕と  

 どう違うのだろう、 

 どう同じなんだろう・・。  

 久しぶりに 

 子供達と勉強できる 

 楽しみと、

 出会いの 期待感に、

 ワクワク。  

 これから4週。 

 火と木。全8日。 

 75分、16コマの

 出会いが 始まる。  

 (2月19日)     

     ●    

 いい出会い、だった。 

 まさに、Nice to meet kids!  

 昨日が「最後の授業」だった。 

 なんだか、 

 二十四の瞳、の 

 大石先生になった気分だ。  

 50年前の僕と  

 出逢ったような気がした。  

 30年教えて出逢った 

 高校生と、心は、同じだった。

  心、は同じなんだな、 

 と、つくづく思った。    

 塾の室長に、 

 ギターで歌を歌って 

 あげたいんですけど・・・ 

 いいでしょうか、

 と聞いたら、 

 いいですとも、と。  

  ABCsongの、元歌 

 Twinkle,twinkle,Little,Star

 を、ギター弾き語りをした。  

  最後の授業の10分。  

  皆、大喜び。 

  アンコールにこたえて、  

 「テルーの唄」と 

 「千の風になって」

  を、歌った。  

   記念写真まで、撮った。 

  室長のK先生が 

  シャッターを押してくださった。

     

   27年前に出逢った 

 16才のTS君を思い出した。 

 僕が担任になってすぐ、 

 個人面談をしたときだった。  

 僕が.、

 「二十四の瞳、を昔読んで 

  涙がこぼれてなあ・・・」 

 と言った。  

 すると、 

 TS君が言った。 

 「先生、俺も、泣いたよ。  

  大石先生だか小石先生だか  

  の女先生が、ガキどもと  

  一緒になってなく場面。  

  みんなが、

  島の外れまで歩いて、

  先生の家にについた時・・」

       

 TS君は、今、44才。  

 確か、二人の小学生の親父。

  心は  

  おなじ    

  なんだ。    

 きっと、たぶん、  

  Maybe.

  (3月14日) 

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お知らせ♪

一平のギター弾き語り。 日時・場所など。  2015年9月19日(土)2:00-4:00pm ふれあいコンサート・ギター弾き語りライブ・相鉄線星川駅下車徒歩3分。保土ヶ谷区役所前。「クレヨン」2:00-4:00pm ゲスト:アルトサックス奏者:おすぎ君 初秋の人生の歌など♪