年が明けて、もう12日。
年末年始、そして、仕事始め。
僕は、と言えば、昨年母が、逝去。
賀状による新年の挨拶は、控えさせていただきました。
静かな、淡々とした、お正月でした。
今年も、 「一平のペンとギター」 をよろしく。
今年も、ペンとギター の二刀流 で、歩む所存であります。
読んで、書く。 聴いて、歌う。
二刀流で歩み始めてから、13年。
ペンは、17年目。
ギター弾き語りは、13年目。
遠くは、宮本武蔵。近きは、大谷翔平君。
このお二人と並列するのは、恐れ多くて、お恥ずかしいけれど、僕も、その端くれ、になりたい。
徒然なるままに、文章を読み、書き、考えよう。
小説。エッセイ。新聞、雑誌、などなど、古今東西の文章を。
また、見たいテレビ、聴きたいラジオ、インターネットでの情報、と広く広く、アンテナを張って。
今だから書ける、今しか書けない作品を、書こう。
小説形式か、エッセイ(随筆)風か、・・・・・・・・・。
徒然なるままに、音を、歌を聴いて、味わい歌おう。
音―風の、雲の、木々の、虫の、鳥の、自然の声に耳を傾け,
心に染み入る音を、しっかりとらえたい。
人の歌声も、古今東西を問わず、心で聴いて、ここらが揺さぶられたら
ギター弾き語りでカバーしたい。
お店で、路上で、施設で、銭湯で、町で、地域で、集う人々に、
揺さぶられた心をギターと歌声で、語りかけたい。
○
平成が終わる。
30年。 僕が、43才の時、昭和から平成に。
この30年間の
13年は、高校の英語教師。 17年は、一平のペントギター、文筆家志望 兼、silver singer。
これから、30年。
僕は、命が与えられれば、こう生きたい。
一平の「ペンとギター」について
僕の60才―70才は、Hop の時だった。
70-80才は、Step の時としたい。
そして、80-90才は、Jump の時としたい。
さらに、90-100才は、また、Hop に戻りたい。
でも、いつまで、命が持つか!
天に任せて、今日の しなければならぬこと、すべきこと、したいこと、できることを
一歩一歩、実践したい。
〇
今年は、「亥」年。 いのしし「猪」 wild boar
僕は、猪突猛進、ではなく、
猪突歩進 で、歩もう、と・・・・。
正月3日に、
僕の「ギター弾語り師匠」の工藤慎太郎君と、浅草で会いました。
師匠の、今年の「一言」は、「根っこ」だと。 僕は、「猪突歩進」。
で、一筆、書きましたのが、上の「書」。
僕は、13年前、路上で、ギター弾き語りをしていた、工藤慎太郎君の弾き語りと歌声に惚れて、
まったく弾けなかったギターを手に取り、始めました。僕が60才。慎太郎君は24才でした。
―――あれから13年。
師匠に出逢わなかったら、今、僕は、ギターとも、歌とも、まったく係わっていなかった。
あれから、僕の二刀流が、始まりました。親と子ほど、違うのに、弟子と師匠、です。
自分でも、不思議なのです。
○
僕は、若き日に、挫折の連続でした。
今、やっと、僕らしい僕に出逢っています。
○
昨年、夏、母が他界しました。
101才。
父は、8年前、93才で,他界。
僕は、73才で、両親をなくしました。
73才まで、親が生きてくれていた、とも言えます。
父も母も同じ年。
大正6年生まれ。
「大正」「昭和」「平成」と、≪戦争と平和の両時代≫を生きた人でした。
101年。
ペリーが浦賀に来たのが、今から、約150年前のこと。
江戸末期・明治・大正・昭和・平成=150年
父が65才から油絵を習い、描いた富士山。 母が50才から書道を習い、書いた筆字
(俳句は、僕の作)
人生は、「100年時代」に入ったんだ、とつくづく思う。
≪今の小学生の50パーセントは、医学の進歩で、100才まで生きる≫
とアメリカの生物学者が書いていた。
明治まで祖先は、考えられないだろう。
しかし、僕の大学の創立者、大隈重信は
「吾輩は、140才まで生きる」といったという・・・・。
○
今、僕は思う。思える。
150年って、すぐ前のことのように。
だって、僕の人生の倍の時間だから。
74+74=148
20代30代の頃は、
明治って、ずーっと、遠くの昔、だった。
平成は30年。
昭和は63年。
大正は15年。
明治は45年。
それぞれ、僕が生きてきた時間より短い時間なのだ。
江戸、となると話は違う。
何と、260年あまり。
明治・大正・昭和に時代に、戦争を3つもした。
日清・日露・太平洋戦争。
我が国日本の歴史の中で、一番悲惨な大きな戦争を3つ。
僕が生まれた1945年(昭和20年)、敗戦。
それから74年、日本は、「平和」を保持してきた。
僕は、「戦争を知らない世代第一号」だ。
でも、僕が生まれる数年前まで、バタバタ、先輩たちは死んでいったのだ。
そのおかげで、僕は、この平和を味わえている。
そこを、ちゃんと踏まえたい。
これ僕の家のすぐそばにある、横浜国大のキャンパスに立つ街灯なんですが
僕には、「十字架」に見えました。
〇
島崎藤村が、父親を描いた。
「夜明け前」という小説。
江戸末期から明治・大正を生きた青山半蔵。
ペリーが浦賀に来た頃、半蔵は、青年だった。
激動の時代に、必死に生きようとした半蔵の悲しい生涯。
僕は、大正・昭和・平成を生きた父と母を、描きたい。
祖父は、青山半蔵と、時代が重なる。
明治・大正・昭和の歴史を、学んで、時代を把握して、
その時代背景の中に、父の生涯を置いてみたい。
俯瞰してみたい。
それが俯瞰できたら、次は、僕自身を俯瞰したい。
できるかどうかは、まったく不明。
命が与えられれば、コツコツ、書きたい。
そして、歌いたい。ギター弾き語りで。
♪
で、今僕が、大好きな歌が、コレです。
You Raise Me Up♪
When I am down,oh my soul,so weary;
When troubles come and my heart burdened be,
Then I am still and wait here in the silence,
Untill you come and sit a while with me.
You raise me up,so I can stand on mountains;
You raise me up,to walk on stormy seas;
I am strong,when I am on your shoulders;
You raise me up: To more than I can be.
僕、音一平が、意訳した日本語がこれです。
杖
絶望 心折れて
悩みに 苦しんで
もうダメ 涙も枯れ果て
あなたが すぐそばに
あなたは 私を引き上げ
あなたは 私を支え
私は 歩き始めた
あなたの やさしさで
―――近日中に、≪音一平Facebook≫ で、
僕のギター弾き語りをお聞かせします。―――
今年もよろしく。
ご指導ご鞭撻のほど。