一平のペンとギター

僕らしい小説を書き、僕らしい歌をうたう、ぞ♪、ペンとギターの一平です。ギター弾き語りと小説書きの二刀流。

コンサートホール♪

2008-10-31 17:33:00 | Weblog

 

 今日は、10月最後の日。

 北国では、山々で初冠雪。

 ここでも、空気が、

 ヒヤッと冷たい。

 晩秋から初冬への気配。

  

  11日前の10月20日、

 地域ケアプラザでのライブ

 を紹介します。

 

 ケアプラザに僕が到着。

 1Fホールは、椅子が整然と

 30脚ほど並べられ、

 客席の前には、椅子がひとつ。

 椅子の前に、スタンドマイク

 がくの字に曲がって、

 その先端に、マイク。

  ギターの音を拾うマイク。

 もう一本、スタンドマイク

 がたっている。

  僕の声を拾うマイク。

 

 舞台には、手作りの、

 小さな作品が並べてある。

 わらぶきの家。人形。絵。

  

  僕は、

 ホールに足を踏み入れた時、

 身震いがした。

  シーンとしたコンサート

 ホールだった。

 え!ここで、今日は弾き語りが

 できる!♪んだ。とつぶやく。

  

 YHさん始め、

 施設のスタフのかたがたの

 心が、ホールに無言にあった。

  しーんとしたホール。

  誰もいないホール。

 奥を覗いたら、YHさんが、

 ひとり。

 僕に気ずいて、

 「あ、今日は、ありがとう

  ございます」

 と、声が、ホールに響いた。

  

  音一平、1回限りの

  ライブ、精一杯やろう、

 とあらためて思ったのでした。

   

  1:30開始

 

  あいさつ 

 (ギター演奏)

      禁じられた遊び

 (ハミングとギター)

      エデンノ東 ・Moon River

 (ギター弾き歌い)

     Country Road・故郷

    窓・見上げてごらん夜の星を

  「語り・対話」

     秋の花・秋の七草

 (ギター弾き歌い)

     コスモス秋桜・母さんの歌

     天までとどけ

 (ハミングとギター)

    北の国から

 (ギター弾き歌い) 

     Amazing Grace

        花嫁人形・遥かな友に

 (全員合唱)

     月の砂漠・荒城の月

   あいさつ

    2:35終了。

 

 

  演奏や歌の出来は、納得

  ゆかぬ点は、多々あった。

  自分で採点すると、55点。

  でも、聞いてくださった

  皆さんから、元気と勇気

  をもらった、新鮮な心も。

 

 ありがとう。謝謝。Danke。

  Thanks。 

  

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僕の処女CD♪

2008-10-31 16:36:19 | Weblog

 

  僕が始めて作ったCD、

 「なつかしい心の歌

  一平のギター弾き歌い

 

 どんなところに、好機、

 チャンスが潜んでいるか

 判らないものです。

 

 ある日、新聞を広げて、

 眼に留まった記事。

 

 それが、ことの始まりでした。

「地域に根ざした音楽文化を

 作ろう。」

 ある音楽会社を紹介する記事。

 神奈川新聞。

 僕は、そこを訪ねた。

「CDを作るには

 どうしたらいいのですか」

 という、素朴な、稚拙な、

 でも、僕の必死な要望だった。

 

  たまたま、その会社の

 地域のミュージシャンや

 アーチスト掘り起こす企画を

 知って、応募した。

 それが、

 Spice for Garden City vol2

  だ。

  10人の若手ミュージシャン

 のなかに、

 僕の弾き語りコピー曲

 「アニーローリー」

 が、入ることになった。

 そして、ラジオ出演までした。

  全く、予想しない展開に

 僕は、びっくり仰天!

  なんだか、自分が、

 自分じゃないみたいな感覚が、

 今だにある。

  自分の弾き語り曲が

 CDとして、市販されている。

  ラジオから、

 司会者と自分が話している

 音声が流れてくる。

  不思議な、浮遊感がある。

 でも、勇気が湧く。自信が、

 自分の中に芽を出した。

 ありがたい。

 

 ある友人が、僕に言いました。

 「小説より、歌の方がいいよ」

 と。「歌で,いけよ」

 

 なんだか、そんな気にふとなる。

 が、よく考えると、違う。

 両方だ。銀貨の裏と表だ。

 金貨ではなく、銀貨の。

 シルバーコイン。

  今年は、

 一作、書いて、応募した。

 落選。

  今は、ギターに打ち込もう。

 時がある。

 今は、音楽の時。

 

  さて、

 CD「なつかしい心の歌

 ですが、

  収録曲は

 月の砂漠・花嫁人形

 母さんの歌・ダニーボーイ

 浜辺の歌・埴生の宿

 アニーローリー・荒城の月

 宵待草・「いつか」

   の10曲。

 

 最後の、「いつか」は、

 僕のオリギナル曲です。

  少年の頃、雪崩れで

  生き埋めになり死んだ

  友がいました。

  40代で、僕の大好きな

  妹が死にました。

   今は亡き

  友と妹を想って

   作った詩です。

 

 この10曲を、

 生まれて始めてレコーデイング

 しました。

  その中の一曲、

 アニーローリーが、

 音楽会社の方の耳に

 留まったのでした。

 

 レコーデイングしたときは、

 まさかCDにするとは考え

 ませんでした。

  が、

 地域ケアプラザなどで、

 お年寄りの方の前で歌った後、

 「CDはないんですか」

 と聞かれました。

 そこで、

 そうだ、この10曲を、CDに

 しよう、と思うようになった 

 のです。

  11月中旬に、

 100枚出来上がります。

 ケースは僕の手作り、です。

 レーベル(丸いドーナツ版)

 の音源は、レコーデイング

 したものに、言葉を少し

 加えました。デザインは、

 僕が考えたイメージです。

  1枚、1500円。

 装丁は、一枚一枚作ります。

 一日、5枚の手作り、です。

 

 

 

  

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翻訳。先は長い。

2008-10-31 14:38:46 | Weblog

 

 ④月1回の「翻訳会」が、

 中止、延期。

 

 3年前から、牧師さんと

ある英語の本を日本語に翻訳している。

2年間は、牧師さん一人とだった。が、

牧師さんの友人牧師さん2人が加わり、

今は、牧師さん3人と僕の4人で。

 本のタイトルは、

 Eugene H.Peterson

Under the Unpredicable Plant」 

-An Exploration in Vocational Holiness-

 どんな内容か、というと、

「精神と心」が、どんな仕事にもなくては

ならぬ、不可欠だ。牧師、という仕事

について、H.Peterson さんが、

訴えている。197ページ。

今、5ページを終えたところ。

  先は、長い。 

僕は、27年間、高校の英語の先生をしていた。

9年前に、ある教会の礼拝に出た。牧師さん  

が、ある英語本を翻訳したいので、一緒に

どなたか参加しませんか、と言った。

僕は、名乗り出た。2年間かけて、

一冊の本を翻訳した。出版されて、今も、

本屋さんに並んでいる。その本のタイトルは、

 「Show me the way

   Readings for each day of lent

   by Henri J.M.Nouwen

 「私に、道を教えてください」

が直訳です。が、「イエスの示す道」

訳してあります。

  それが、きっかけで、

今、取り組んでいる翻訳が、3年前に始まった。

アメリカに何年もいた牧師さんが2人。

1人は、奥さんがアメリカ人。

だから、英語力は、僕より上。

僕の役割は、英語を、いかにわかり易い

日本語にするか、だ。

毎日1時間、翻訳作業をする

ことを日課にしている。

  英語で書かれている、ある内容を、

どんな日本語にしたら日本人読者が、

 読んで、よくわかるか。

1行を、日本語にするのに、1分で出来る時も

あれば、数日かかることもあれば、1か月後に、

ああ、これだ!気ずくこともある。

  例えば1例を紹介します。

 Recently I came across

  the Jonah story and grabbed. 

  僕は、こんな日本語に翻訳しました。

  「最近、私は、ヨナの話を、

  偶然、読みました

  そこで、わかったのです

  私が悩んでいた答えを

  捕まえたのです。」

 辞書には、

come across は、「偶然出会う」とあり、

grab は、「つかむ、ひっつかむ」

 とあります。

 文字どうり、日本語にすれば

  「私は、ヨナの話に偶然出会い、

  つかみました」

となります。

 

 このヨナの話、是非読んでみてください。

 4頁の話。旧約聖書の1445頁から1448頁

 まで。愉快な話です。

 

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♪「海ゆかば」♪

2008-10-31 02:17:44 | Weblog

 

 ③テレビで、

 ある「合唱」を聞いて、

 心が震えた。

 

 NHK。

 昭和18年、いや19年か。

 学徒出陣式のフィルム

 が、TV画面に映った。

  雨の中、

 学生達が、軍服姿で、

 拳銃を背負って、

 東郷平八郎の訓示を聞く。

  最後に、

 全員が、合唱した。

 「海ゆかば」♪

 曲のほんの一部だった。

 学生達が、直立不動で、

 真剣な表情で、

 声を張り上げている。

 数万人の、大合唱。

 

 僕は、その歌声を

 聞いた時、心が震えた。

 こみ上げるものがあった。

 涙が出た。

 

 あのときの、あの学徒達の

 合唱を、全部聞きたい、

 と思った。

 今も、聞きたい、と思う。

 NHKさん、

 あのビデオの中の

 「海ゆかば

 聞けないものでしょうか。

 

 様々な心と叫びの歌声

  ♪ 

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一歩。

2008-10-31 01:56:40 | Weblog

 

 ②妻が、一人で、病院へ

 行って、診察を受け、

 帰ってきた。

 

  この4ヶ月、妻が週一回、

 病院へ診察を受けに行く。

 僕は、付き添う。

 毎週、1回、バスに乗り、

 電車に乗り、一時間かけて 

 の通院。

 週1回の遠足みたいに

 なっていた。

 

  ところが、

 10月2週目だった。

 僕が、夜なべをして、

 通院時間、1時間前に

 目覚まし時計のベルで、

 やっと起きた。

 僕の顔が

 疲れた顔だったのか。

 妻が、僕の顔を見て、

 思いがけない事を言った。

 「私、一人で行ってみる」

  と。

 えええー、と僕は思った。

 一人で

 出かけられるようになる 

 こと。これ、目標だ。

  自分でやってみる、と 

 妻が言う。

 僕は、行ってらっしゃい

 と送り出した。

 

 バス停まで、後をつけた。

 よろよろしながらも、

 彼女はバスに乗った。

  大丈夫、

 ゆかせてみよう。

 

 1時間15分後ごろ、

 病院の受付に電話をした。

 

 「はい、奥さん、

 受付されてますよ」

 

 やれやれ、一安心。

 その日、

 妻は、家を出てから、

 4時間後に、よろよろ

 帰ってきた。

 

 行き1時間。診察30分。

 帰り1時間。

 

 すると、途中、ぶらぶら、

 寄り道、1時間30分。

  

 帰ってきたときは、

 嬉しかった。

  

 彼女が、一人で

 行って帰って来れたのだから。

 おまけに、寄り道が出来た。

 彼女は、4ヶ月ぶりの、

 一人での外出だ。 

 

 1年かかるか、

  2年かかるか

  わからない。

 が、きっと治る。

  すこしずつ。

  一歩一歩。

 

 祈りつつ、自分が

 出来ることを精一杯

 やろう。 

 

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届け、僕の声♪

2008-10-31 01:18:50 | Weblog

 

 ①もと職場の先輩を見舞う。

 

 電話があった。

「Yさんが、脳出血で、

 入院、奥さんの話では、

 ここ数日かも、と。

 見舞いに行こう」と。

 もと職場の先輩から。

  

 僕を含め4人、

 駅で待ち合わせ、病院へ。

 Y先輩は、集中処置室に。

 酸素補給気をつけ、

 意識なし。

 奥さんが、言う。

 「脳死状態が、

 4日続いています」

 Yさんの腕を握る。

 脈が伝わってくる。

 体温は、僕と同じだ。

 枕元に、CDを聞く小さな機器

 がある。Yさんの耳には

 イヤホーンがついていた。

 「音楽、聞こえるんですか」

 僕が奥さんに聞く。

 「聞こえるかもしれないので

 ・・・・・・・」

 「そうですか」

 僕は、もしも、音楽が聞ける

 ようなら、と、

 作りかけていたCD

 「なつかしの♪心の歌」

 を、音源は聞けるので、

 もってきたのだった。

 「これ、僕の歌です。

 聞かせてあげてください」

 「あらー、

 ありがとうございます」

 奥さんが、涙ぐみながら

 言った。

  

 あれから、9日経った。

 まだ連絡がない事は

  よき知らせ、だ。

 Yさん、聞けただろうか。

 僕の歌を。 

 奇蹟よ、起れ。

 

 「一平さん、聞いたよ

 と、あの笑顔で、Yさんが

 僕に言ってくれたらなあ

       

 

 Yさんは、僕より10才先輩。

 73才。15年前、脳梗塞で、

 半身不随になった。それでも、

 温泉治療とリハビリで、

 杖を突いて歩けるようになり、

 車を運転して、

 大阪へ行って帰ってきた。

  僕は、勇気をもらった。

 僕が、新米教師の頃から、

 叱咤激励してくれた、

 生徒を守ってくれた先輩だ。

 せんぱーい

       

 

 

 

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あっという間。

2008-10-31 00:38:58 | Weblog

 

 ライブから10日、過ぎた。

 あっという間だった。

 

ライブの翌日、

 ①もと職場の先輩を見舞う

 

その翌日、

 ②妻が、一人で病院へ診察を

 受けに行って、帰ってきた。

 

その翌日、

 ③テレビで、ある「合唱」を

 聞いて、心が震えた。

 

それから数日後、

 ④毎月1回の、僕を含め、

 4人でやっている「翻訳会

 が、今月は中止になり、

 来月に延期になる。

 

その翌日、 

 ⑤僕が、始めて作るCD

なつかしき心の歌

 の音源とレーベル印刷が出来、

 音楽会社から送られてきた。

 

その翌日、

 ⑥音楽会社へゆく。

 CD作成の最終打ち合わせ。

 

その翌日、

 今日、10月30日、

 今月も、あと1日・・。 

 

     ♪

 あっという間の時間だった、

 が、貴重な出会いが

 あった。感謝。

 

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小さく、小さく♪

2008-10-20 01:52:15 | Weblog

 

     

 

 明日、1:30-2:30pm、

 僕の、ライブです。

 

 ライブの前夜は、

 緊張します。

 

 何度やっても、いつも、

 初めてのような感覚です。

 小学生の頃、

 スキー遠足の前夜、

 スキーの裏に蝋燭を塗って、

 一式そろえて、点検し、

 ワクワク、ドキドキ、

 ふとんにもぐりこんだ

 ものでした。

 

 あれとおんなじ感覚!♪

 

 「一期一会」一回限り。

 明日、1回の出会い。

 

 僕は、ライブごとに、

 聞いてくださる方々を想い、

 構成を考え、

 選曲し、

 プログラムを作る。

  

  明日、60分、

 「小さく、小さく」

 ー柳家小三冶師匠の言葉。

 力まず、心で歌おう。

 

  新しく挑戦する歌曲、 

♪コスモス(さだまさし)

♪Moon River(オードリヘップバーン)

♪天までとどけ(さだまさし)

  

  まだ、いまいちだ。

  しゃーない。

 歌う時は、一平流でゆこう。

   

  小学生の頃、雪国だった。

  夜、ふとんのもぐると、

 隣の家の叔父さんが弾く

 ギターの音色が聞こえてきた。

 「禁じられた遊び」だった。

 胸が、キュンとなった。

  雪がしんしん降る音

  ギターの弦の音

 僕は、なんだか、涙が出た。

  

  声は、小さく小さく、

   心は、高く、高く。

 

      

  

  

  

  

 

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表現。

2008-10-17 04:11:20 | Weblog

 

 神奈川新聞を読んでいたら、

 こんな記事に出逢った。

  「感動が生み出す表現」

     ― 福山雅治

 記者のインタビューの記事

  -表現者として

   大切にしているのは

  「まず感動すること」

  だという。

  「心に何か去来した時に

  始めて表現がある。

  それがないのに

  表現する事はありえない

  し、感じる心がある限りは、

  いろいろなことを

  続けていける、と思う」

   

  彼は、来年40才、だそうだ。

  彼の言う通り、だ、

  と僕は思う。

  僕は、来年64、だ。

  表現に、年、関係なし、

  だね。がんばろう。

 

   この頃、

  僕はCDを出しました。

  その装丁に、

  書いた言葉。

 

 「命は、声なり。

  声は、歌なり。

  歌は、第二の人生なり。

 

  歌声は、

  人生の暗闇に一筋の光を

  射す。

  歌声は、

  人生の明光に一点の闇を

  気づかす。

  歌声は、

  人生の塩なり

 

  島崎藤村の詩に

 

 「命は、声なり。

  声は、言葉なり。

  言葉は、第二の人生なり。」

  

  が、あります。

  この藤村先生の言葉から

  浮んだ一平の言葉です。

 

  こんな心で、

  ギター弾き語り

  しています。

   

   

  

 

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してやったり♪

2008-10-17 03:38:42 | Weblog

 

 先日のNHK番組

「トップランナー」に

出演されてた柳家小三治師匠

の話、ふたつ。

 

 ●「いちばん下から

   ものを見る」

  

  師匠が病気になってやっと

  気がついたこと、だそうです。

  僕は、いちばん下から

  ものを見れているかなあ。

  落語家も小説家の端くれも、

  同じです。そういう視点が

  もてなければ、人生の真実

  には迫れませんもの。

 

 ●「無精者が集まって、

  《無精会》を開こうか、

  という話になった。

  で、話し合ってるうちに、

  やっぱり、

   面倒くせえから、

  やめちまおう、と

   いうことになった。」

 

   面白い。面白い。

   

   僕の大学時代、出逢った

   仲間12人がいます。

   卒業して、40年。

   今だに、時々集まる。

   「仙人会」という。

   40年前、仲間の一人が、

   つけた名称です。

   「くめの仙人」という

   話からとったのです。

   

 そう、もうひとつ。

 

 ●「おい、おまえは

   何で、たんき、なんだ」

 「ええ。俺は、たぬき、

   じゃねーよ」

 「おめーは、耳もぼけたか」

  「ほんとに、

   たんきたぬきめ!」

 

    僕は、この頃、

  月に2,3回、地域ケアプラザ

  からお声がかかって、

  ギター弾き語りをしています。

   聞いてくださる方は、

  ご老人、いや、僕より先輩

  年配の御仁です。

   施設の職員の方が、

  「一平さん、一時間は長い

   ので、眠ってしまう方

   もいるかもしれませんが、

   ご容赦ください」

   と言われました。

    やってみたら、

   こっくり、こっくりの

   お爺ちゃん、お婆ちゃん

   が、目に付く。

   そこで、僕は、工夫を

   するようになりました。

   そのひとつ。

   「皆さん、

    毎日、日曜日ですね。

    皆さんは、

    ローマの休日、という

    映画、見ましたか。

    オードリヘップバーン

    の」

    こっくりしてた

   お爺ちゃん、お婆ちゃんが、

   顔を上げて、僕を見た。

   「皆さんは、

    毎日、老婆の休日

    ですね」

   お爺ちゃん、特に

   お婆ちゃんが、

   わっ、はっ、はははあ、

   と、顔をしわくちゃに

   して笑った。

         

    してやったり!

   

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一平のギター弾き語り♪

2008-10-15 00:04:21 | Weblog

 

 もう10月も中旬です。

 今年も、あと2ヶ月半。

 あれっ!もう10月だ。

 そんな感じ、です。

 

 さっき、NHKの

「トップランナー」という

 番組を見てたら、

 ゲストの柳家小三冶師匠

 が、言ってました。

「今日の自分を越えよう

 今日の自分を越えよう

 と、やってきた。

 ほかは、何にも考えなかった

 ですな・・・。」

 

 流石、師匠。

 

「笑わせよう、と思わず、

 本当の自分の心を、人様

 の前で再現しよう、と

 それだけを思ってるんです」

「小さく、小さく・・・」

 

 僕が、弾き語りをするときも

 そうしたいものだ、と

 思いました。

 

 さて、12月までの

 僕のギター弾き語り出演、

 ライブのお知らせ、です。

 

  10月20日(月)

   1:30-2:30pm

  「上菅田地域ケアプラザ

     1Fホール   」

 (デイケアに来られる

  お年寄りの方へのライブ

 

  11月16日(日)

   1:00- 出演時間未定

   (出演は、15-20分)

  「常盤台小学校体育館」

  (釜台町文化祭イベント

 

 + チャペル・コンサート

   12月14日(日)

   2:00-3:00pm

  「日本バプテスト横浜教会

      礼拝堂    」

 (一平のギター弾き語り

    & 祈り、ライブ 

 

 この秋、年末の僕の弾き語り

 予定です。

  聞きにいらしてください。

  詳細情報は、また、

  お知らせします。

 

 一平は、日々、コツコツ、

 ライブの準備を積み重ねて、

 聞きに来られた方が、

 聞いてよかった、と感じて

 くださるよう精進したい、

 と思います。

 

 

 

 

     

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今日、ライブです。

2008-10-11 00:41:59 | Weblog

 

  一平、弾き語り出演

  10月11日(土) 2:00pm-3:00pm

  「かるがも」(星川地域ケアプラザ)1Fホール。

  デイケアにいらしているお年寄りに向けてのライブ

  です。月1回、呼ばれて出かけてます。

  

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秋深し・・。

2008-10-04 01:52:29 | Weblog

 

 秋深し、

 あなたは何を思う人・・。

 

コスモス開き、さざんか咲き、

 もくせい匂い、菊花かおる。

 灯前、夜静にして筆勢急なり。

  知る、

 天啓豊かにて

 秋たけなわなるを。」

 

 この文は、僕、一平が書いた

 文ではありません。

 内村鑑三という人が書いた

 文です。

 内村鑑三さんが書いた本

「一日一生」の中の一節です。

 

 1日1ページ、聖書の一句が

 引用され、内村さんがひと言

 書いています。

 1年365日。だから、

 この本は、365ページです。

 

 僕は、30才ぐらいから

愛読しています。

家のトイレにおいてあります。

きばりながら、手にとって

読みます。

 今日、ふと眼に留まった一節

 が、

 「コスモス開き、さざんか咲き、

  もくせい匂い、菊花かおる。

  灯前、夜静かにして筆勢急なり。

   知る、

  天啓豊かにて

  秋たけなわなるを。

 です。

 

 秋たけなわ、とは、

ちょうど今頃です、きっと。

 

鈴虫鳴き、吹く風涼し、

  月光悲しく、心深し。

 尾花白く、空高し、

  日光寂しく、心懐かし。」

 

 これは、

僕が今作った文章です。

 僕は、

ちょうど、秋たけなわ、です。

今が、僕の人生の秋。

 

 青春は、

傷つき、悩み、転び、

 壮年は、

立ち上がり、踏ん張り、

 人生の秋に、

本当の自分を見つけた。

 

 春を悩み、

 夏を踏ん張り、

 秋が来た。

 

いつも、何か物足りなさ

を抱えて、歩いてきた。

混沌悶悶の僕だった。

 春も、夏も。

 

僕は、混沌悶悶のまま、

僕の、その時々の精一杯で、

アップアップしながらも、

もがきながら、

歯を食いしばって、

歩いてきた。

 

 老秋の門を前にした頃、

 混沌悶悶をそのまま

 抱え続けてきたこと

 が、よかったんだ

 と、わかった。

 

 混沌悶悶が、僕を 

ペンとギターに

導いてくれたのだった。

 

 春と夏があって、

初めて、秋になるんだ!。

収穫の秋。

 

 人生は、回り道。

あきらめたら、回り道に

着かない。

 

 内村鑑三先生の言葉を

 トイレできばりながら、

 今日も読みました。

 

 秋深し、天啓豊かにして

 秋たけなわなるを。

 あなたは、何を思う人ぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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お知らせ♪

一平のギター弾き語り。 日時・場所など。  2015年9月19日(土)2:00-4:00pm ふれあいコンサート・ギター弾き語りライブ・相鉄線星川駅下車徒歩3分。保土ヶ谷区役所前。「クレヨン」2:00-4:00pm ゲスト:アルトサックス奏者:おすぎ君 初秋の人生の歌など♪