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中萬学院の
英語講師のバイトが入った。
4月から、一ヶ月。
なんと、湯河原スクール、
と、鴨宮スクール。
遠いなあ。
どうしよう・・。
(3月18日)
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「県民共済チラシ、
横浜市開港150周年記念広報、
119番、緊急時のための冊子」
の配布バイト。
妻も同行。
僕は、小さな2輪の荷車に
チラシ、冊子を積んで、
引っ張っている。
横を、妻が、10部ほど
脇に抱えて、歩いている。
くもり空。午後3時。
妻は、そばや、民家、
と10軒配ったら、
ギブアップ。
三年前、脳梗塞をやってから
疲れやすい。
「130円、稼いだわ」
と言って、帰った。
配布賃を依頼主が、
3部あるから、13円に値上げ
してくれた。
それから、僕ひとり。
マンション、アパート、
民家、と配った。
商店街で、
顔見知りの人に会う。
花屋のおやじさん。
スナックのママさん。
「せんせい、
なにやってんですか」
「チラシ配り、ですよ」
「ありゃ、そりゃ大変だ」
すっかり暗くなって
200戸に配り終えた。
マンションは
一気に50や100を配るのに
時間はかからない。が、
路地裏の民家やアパート
に時間がかかる。
ここは住んでいるのか・・
ポストはどこだ・・
一軒配ると
拡大地図を拡げて、
蛍光ペンで塗りつぶす。
「えーと、
今配ったのは、
田中さん、
これだ。
次は、そこの角の家の
山本さん,か」
と、こんな具合だ。
すっかり暗くなった頃
200戸に配り終えた。
最後に配ったのが
小さな設計事務所だった。
電気が消えている。
が、ここが住居でもある。
ポストがわからん。
どんどん、叩いた。
ドアが開いた。
よく飲み屋で会うSさんだ。
設計事務所の社長さん。
もう20年来の飲み友達。
「いやー、せんせい
なんだい?」
「あ、広報配りのバイトでね」
「今日は、これで終わり」
「じゃー、一杯行こうよ
せんせい。小説のほうは、
どうだい・・・・」
というわけで、
その夜、Sさんと
飲んで、飲んで
千鳥足で、
2輪車を引っ張って
家に着いたのは
深夜でした。
かみさんが、鬼のような
顔をして、
玄関に立っていた。
(3月24日)
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