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ピアノDuoフェスティバル2009

2009-12-11 20:21:52 | お出かけ
  2台のピアノで織り成すファンタジーと銘うって、5組の奏者が盤上で競い合う、今年は大阪アーティスト協会設立25周年記念の催しで大阪城公園に近い「いずみホール」ではクラシックの連弾に観客は沸き立つた。偶然この日は私の隣組のN嬢がY嬢と組んでトップバッターを担った。曲はミヨーの「スカラムーシュ」op.165b 息のピッタリ合った二人の見事な連弾は時に強く時に弱くで息を呑む、一台が問いを囁けば一台がこれに答える、連弾の妙此処に極まれリといった所、満場の客はすっかり魅了された(写真上は両嬢)。次はラフマニノフの「組曲第2番」op.17 大柄で腕も太く見える二人の女性が鍵盤が割れんばかりに叩く、しかも長曲である、汗を拭いながらの熱演にすっかり圧倒された。このあとの15分の休憩後はラヴェルの小曲の二組、最後はお待ちかねのインファンテの「アンダルシア舞曲」で懐かしい遠いスペインの旅の想い出が甦った。
この日のピアノは魅了されたというより圧倒された2時間であった。