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坂本洋一氏の12月ゼミ

2006-12-15 17:11:10 | お出かけ
雨の3日も続けば本当に嫌になる。やっと雨も止み青天井の日となり日光が目に眩しい。
坂本氏のゼミがあるので再び西宮にでかけた。議題は投資環境と参考銘柄ということであった。
主旨はアメリカの経済はソフトランデングが見えてきたのと日本の経済も20年遅れでやっと構造改革がすみ2007から上昇路線に移れる体制になった。
米のプッシュ強硬政策も今度の中間選挙で政策変更を余儀なくされ民主党拠りとなれとばかりに株価は上昇している。大統領選挙3年目の節目の年ブッシュにも残りの年頑張ってもらわねばならない。
往時日本がバブル後で景気暴落の時、英国ではサッチャー、遅れて米ではレーガンが夫々構造改革をなしとげ、景気を英10年米14年上昇に維持した。米の景気はこんどのテロまで続いたが、振返って日本は小泉内閣で漸く構造改革の終焉が見えて安倍新内閣での期待が高まってきたところだ。
今日やっと与党税制改革の大綱の発表が日経新聞に載った(法人税は遅れる)。企業の税制も今まで先進諸外国から特に共産中国からでも遅れていた(高率だった)のは問題であった。各大企業も早速スタディに入ったと思われるが、今日15日、日銀短観(12月)も発表されることでもあり、いざなぎ景気を超えたといわれる日本経済をどう成長路線に乗せていくのか2007年安倍内閣の第一歩が見ものである。
米国は中間選挙後の下院民主党の公約の中にエネルギー政策の改変、最低賃金の引き上げ、医薬品業の改革等がありブッシュ後は注目すべきである。また少子化論を含め日本では企業の人手不足感は依然強い。

年末なので業界別にこの1年間の況不況を見てみると好況だったのは順に公共事業、自動車、住宅不動産、食品、医薬ヘルスケア、ソフトウェア等で、不況だったのは小売、建設、メディア等であったが反ってこれ等はこれから挽回の余地がある。

次に話は個別銘柄の選別説明に入ったがこれらは省略するが、基本はあくまで前回も述べた通り経産省のHPにある経済白書通りで2010年を目標に市場をリードするのは ①ロボット ②燃料電池 ③情報家電 ④航空機 ⑤素材等であって株価判断分析にはこれ等のほか毎日のニュース日経新聞を参考にするがよい。




サテライトの自由学校

2006-12-13 22:50:43 | お出かけ
 
サテライトの講義があるというので雨の中西宮まで出かけた。
今日の講師は伊藤元重(東京大学大学院教授)、若田部昌澄(早稲田大学政治経済学術院教授)、藤田太寅(関西学院大学客員教授)三者の鼎談で議題は「経済展望2007」であった。
年長の藤田氏が先に質問をし二人が夫々に答えるという形式で進められた。第1部はバブル後の不況はいつ抜け出せるのか、第2部は安倍新政権の経済政策であったが、前総務相の竹中氏が最早バブル後ではないと云ってから随分経つがやっと0金利から抜け出したばかり、今の景気をいざなぎ、岩戸、神武景気になぞらえているが国民にそんな実感はない、GDPの統計で前の景気と比較したが低い数字である。06年と07年予想を比較しても実質成長率、消費者物価指数ともに横ばいである。一般のデフレ指数もやっと水面下でインフレ指数に転じたばかりでまだまだ前途多難、米国の経済下降や世界の対応を見ながらインフレ→物価→公歩を操作してゆかねばならない。
安倍新内閣については小泉のガムシャラ型に対して多数の特命担当大臣を作ったようにバラマキ型で、来年の参議院選挙に向けての期待感ばかりで先が見えてこない。税制改革も大事な政策であるが税率ばかりが上って国民もきつく思っている現在大型の間接税(消費税)の決定時期が問題である。若田部氏は経済成長は格差の是正、社会保障、財政再建の結果として再分配があると説くが新内閣の経済の舵取りは難しい。
最後に人口高齢化少子化の即ち労働人口減少の問題が提起されたが解決策としては①働きたい人は全員働く(失女無若)②世代間の負担を公平にする(改革)③生産性を上げる(教育)。
さてさて沢山の難問を抱えた安倍内閣の前途はまさに大変である。

一期会忘年会

2006-12-11 18:04:40 | お出かけ
  
年寄りが早いのか早々に忘年会があった。この集まりは自由参集の月一の集まりであるが、師走で周りがざわめいて来ると酒が飲みたくなるのか、そんな連中が集まってきた。飲み始めてしばらくたって常連の1人が来ていないのに気がついた。風邪でもと思って誰かがケンタイをかけたら本人が出てきた。何、今日が忘年会すっかり忘れてた、スグニ来イといったが遠く1時間はかかるというので1人欠席。
忘年会ということで料理はいつものワンランクアップ、酒は飲み放題だが80代の爺さま連中高が知れている。
クラス会といっても前歴は全くばらばら、グローバルに世界を駆け回ってきた連中の話は尽きない、カナダ人の大食、地球の時差の話、豪州の安ゴルフ代、会社の公文が候書き、新潟に於ける北鮮拉致の実況、原子力船「むつ」入港阻止、空き巣にあった実情盗られたのはノートパソコン、孫訊く「ヨーソロー」は「宜候」日本語、シカゴに外航船の港があり行ってきた、船乗り世界旅行タダでできた、零下25度体験談、等々・・・・
男ばかり80才の老人の話は尽きない、ビール地酒を残しての解散に何を惜しむ、惜しむらくは健康の損なわれることを ! ! ! 。

日高義樹のワシントン・リポート

2006-12-10 20:17:54 | レポート
もうこのTV番組も恒例となった。 今日は『アメリカの太平洋戦略が変わる』と題して日高義樹と米太平洋空軍副司令官ロイド・アッターバック中将(左)と米太平洋戦闘指揮センター司令官エドワード・ライス少将(右)と夫々の対談方式で行われた。

○第1部 米アジア太平洋新戦略の主役C17
 今回ハワイの米ヒッカム飛行場に新配備されたC17輸送機は最新鋭の装備を誇るもので今までのC130輸送機に順次変わるもので戦車2台兵員50その他の物資を輸送することが出来る、日高氏は特別許可を得てこれに搭乗し発進、着陸の実際を見学させてもらった、離陸に700m、着陸に500mの滑走ですむ。
この他にB2ステルス級新爆撃機が配備され新設される米太平洋戦闘指揮センターとともに対アジア太平洋の防衛の要となる。

○第2部 21世紀の米アジア太平洋戦略~アッターパック太平洋空軍副司令官
・太平洋アメリカ空軍のトランスフォーメイションの中核はC17とF22それに新しく発足するハワイの戦闘指揮センターである。
・最も重要なのはC17で現在ハワイに8機、配備されているが、さらに8機アラスカにやってくることになっている。
・我々は北朝鮮の航空兵力に注目しており、通常兵力全般について警戒している。
・中国は軍事力増強の意図が明らかでなく、警戒する必要がある。

○第3部 ハワイに太平洋戦闘指揮センター
 太平洋の防衛についての配備は第1部にも述べたが、更にF11やF15に代わるステルス級新戦闘爆撃機F22が配備されそのスピードや航続距離から将来横田三沢嘉手納の基地は軽減される。

○第4部 米太平洋空軍はどう変わる~ライス太平洋戦闘指揮センター司令官
・アメリカは台湾海峡や尖閣列島、朝鮮半島の緊急事態に常に対応できる体制をとっており、同盟国と共同作戦をとる準備を進めている。
・日本に駐留している第5空軍は平時の際には現地司令官が掌握し独自の訓練を行っている。
・いったん有事になった場合には、横田、三沢など在日空軍基地への戦闘指揮及び命令は私が行う。

○第5部 太平洋米空軍戦力の全貌
 以上のC17を主力にB2、F22の最新鋭飛行機を援護するにKC135給油機580機が展開する予定であり、操縦席全面に装備された最新の対敵情報網の優位さと共に今までのものとは様変り太平洋戦闘指揮センターの防備力の威力を示すことになるだろう。

小さな我家のクリスマス

2006-12-09 17:44:11 | お出かけ
 神戸のルミナリエが夕べから始まった。
12月に入ってあちこちにクリスマス商戦の飾りもだんだん増えていくようだ。
我家では大人ばかりで子供はいない。寂しいので毎年小さなクリスマスツリーを部屋に飾る。これでせめてものクリスマス気分を出している。今年はアラスカ帰りの銅版のトナカイが加わった。名古屋にいる時に家内が可愛がっていた隣の多香子ちゃんまだ保育園だったが、もう小2になって自筆のクリスマスカードを贈って来た。そんな想い出を秘めて2週間後のクリスマスを待つ。

松柏会12月例会

2006-12-07 18:00:58 | お出かけ
のち
12月に入ったのか出席者は64名であった。先に昼食弁当をとった後司会者から前回以後の訃報の報告があった。7名のうち4名が私と年賀状を交換している人でちょっとショックであった、例によって起立黙祷で冥福を祈った。
今日の講話の講師は ㈱商船三井営業調査室長の蛯原公一郎氏で演題は「最近の海運事情について」であった。調査室長らしく最近の動向として外航海運市場を配布資料とスクリーン表示で詳述された。旧会社を離れてしばらくたった視聴者たちにとっては変転する世界海運の趨勢に非常に興味があったが、この記事に載せるには専門になりすぎるので省略するが、世界の貨物の荷動きは中国が中心となり、これに引きずられて船腹が動き、港湾が拡張され、造船も強化されて過去の米欧日の時代は去りつつあるという話を聞かされ、1時間半の講話にみんなしんみりとさせられた。

ポータブル・ナビ

2006-12-05 21:04:43 | お出かけ

車載のカーナビの便利さは万人が認めるところ、だが私のように80歳も過ぎるとだんだんマイカーに乗る回数が減ってくる。反って健康上歩く頻度が多い。居住の地や行き慣れた所は良いが、ちょっと見知らぬ土地に踏み込んだ時にはカーナビのような現在地を知らせる器具が欲しい。「ヨドバシカメラ」で探していたら写真のようなポータブル・ナビが見つかった。サイズが11*8*2cm、重量160gマイタックジャパンという会社が出しているC310というGPSで歩行用にも自転車用にも使える、1GBのメモリと全国地図とGPSアンテナを内蔵しており、設定すれば音声ガイドで道案内もできるという。
定価は39,800円、購入して使ってみると現在地がぱっと地図に出る。液晶画面は3.5インチ、動作は画面への指タッチ、充電式の電池が組み込まれており、充電に3時間、放電もそんな時間、オートパワーオフ、GPSだから複数の人工衛星をキャッチするのに少し時間がかかる。おもしろいのは、静止して観測するように設定されているから、電車に乗って窓側の座席に座りこの画面を見ていると電車が線路を走ってゆく。トンネルは駄目だが今は鉄橋、今は駅、地図のレールの上を走っていく。
付帯の機能としてはMP3で音楽が聴けるのとSDカード用のスロットがあってカメラで撮った写真をこの画面で見れるしスライドショーもできる。

宝塚デジカメクラブ 12月例会

2006-12-03 15:12:30 | レポート
 本日の例会出席者は男6女5計11名、新人大中知子、片山信子の2名が入会した。
いよいよ年末の月になった。写真的にはテーマの多い月、クリスマスお正月にかけてのスナップや記念写真も期待する。
来春1月の例会は1月14日(第二日曜日)に変更する。昨年同様に例会のあと新年会を行う、すみれ坂かワシントンホテルの島屋を予定しているが、決まり次第知らせる。
教室開講10周年記念の会が2月に催されるがその時デジカメクラブの「写真展」も催される、それへの出品に各人力作を1月中に提出して欲しい。
作品鑑賞は
本月のテーマ「紅葉」にそってぞくぞく放映された。近くは久安寺から遠くは松島まで例年より遅い紅葉であったが中々の力作ぞろい色々と批評しあって鑑賞し楽しんだ。傑作は松島の観光船から撮った群がるかもめ群。
技術の面では紅葉撮影の背景の選択は緑より黄がいい。(デジカメは一般に明るく写るから)紅葉そのものはマイナス補正がきれい。高所よりの遠景ではPicture Managerによる紅葉の色のコントラストとトーンの補正の復習、加工技術では構図上不要なものを消すスポイド法(スタンプ法)、傾斜した構図の水平補正法、加工した映像の再保存の仕方等勉強した。
最後に会長の年末の挨拶と来年もよろしくとご挨拶があった。


師走に入りました

2006-12-01 19:18:07 | お出かけ
 お天気は快晴、だが北西の季節風が強く12月に入った途端急に冷え込んだ・・・ぶるる・・。その寒い中夕べ買い込んであった最後のパンジーの苗をプランターに植えた。今日から今年最後の月が始まった。先月半ばちょっと風邪でくしゅんときたがもう大丈夫だろう。忙しいのはカミさんの方だネ。まだ年賀状には手をつけていないがパソコンも無故障心配ない。過労にならない程度に年末まで1ヶ月頑張ろう。

午後から恒例のサテライトゼミに行く、師走で出席者はいつもの半数だった。
ドル円相場の話が続いた後情報技術の進展、経済政治軍事の日米一体化、為替市場への人と金額の増加等から世界主要国の政策金利の推移、日米5%の差で米経済の軟着陸の行方、米の個人消費はもう下降している等。日本で今堅調な分野は機械、電機・精密、商社、小売、ソフトウエア、住宅・不動産等でこのあと個別銘柄の説明に移った。