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男のデジカメフォト教室 (7)

2009-02-23 16:56:52 | お出かけ
【デジタルデータに関する基本知識】
a.バックアップとファイル管理に関する事項
撮影画像は全てデジタルデータとして保存されますが、目に見えないデータであるため、その扱いが疎かになりがちです。
特にバックアップについては容量が大きいため、メモリーカードに撮ったままだったり、PCのデスクトップ領域のHDDに無造作に保存されている、といったケースが多く見受けられる。またカメラに入ったままのCFやSDだけにしか保存されておらず、次の撮影時に不用意にフォーマットされ消えてしまった・・。という事例もあった。画像データの保存やバックアップについては「頭に理解しても実際には行っていない」というケースが大半でないかと思われる。
   1.撮影後はCFやSDカードからPC内に「コビー」しデータを取り出しておく
   2.PCにコピーしたデータは時系列でフォルダを作るなどして管理する
   3.更に、PC内のデータはOSのあるドライブとは別の外付けHDDや共用サーバ    などに定期的にバックアッブする
等、「耳タコができる」ほど言われているバックアップですが、「別に大した写真じゃない消えてもいい・・」と豪語されていた方で、私のケイタイに電話があり、カードの中味が消えたけど、その中に1枚だけ欲しい写真があった・・、結局復旧できなかった。
データファイルの管理についてはフォルダに「撮影日、場所、内容となるキーワード」を入れた名前を付けて保存をすれば重い(稼動に負荷のかかる)ソフトを導入しなくてもOSレベルで管理ができます。
(例:「20090223宝塚教室授業風景」などのフォルダ名にし、その中に該当する撮影データを全て入れます。フォルダ名で検索も可能になりますし、サムネイルで中味の画像も確認可能です。)

b.撮影解像度についての考え方
 近年のデジタルカメラの画素数は増加の一途であり、その撮影解像度は極めて高くなっています。しかしながら、そのファイル容量は巨大化し、一枚の画像で数MB程度は当たり前になっています。最大解像度で撮影しておけば、リサイズや解像度変換により使いまわしが可能となります。但し保存場所としてのハードディスク等の容量も肥大化します。あるいは、web用(ブログやホームページ用)にしか使わないことが決定していれば、最大解像度に拘る必要はありません。この場合は容量の節約にもなります。デジタルデータは、解像度に関しては「大は小を兼ねる」のですが、その逆は不可能です。web用にしか使わないと考えても、大判にプリントしたくなるケースも出てくるかもしれません。この場合はギザギザの画像になってしまう可能性があります。不可逆で使えなくなるリスクを負うよりは、HDD等の保存場所にいくらかでも投資をしておく方が望ましいのではないか、という考え方が増えてきているようです。
上記の記述をさらりと流した後、全回の聴講生の作品を個々に批評してもらった。

・JpegとRAWの違い
 JpegにはL,M,Sとあり夫々圧縮で容量が違う、Lは低圧縮で高画質、Sは高圧縮で低画質、Mはその中間である。Jpegは連写や動きのあるもの等に多い。RAWは原画で保存しその用途に従って加工して使う、容量がでかくなるのが欠点である。両者同時に撮れるカメラもあるが通常は使い分ける。
・照明の原則
 1.逆光 2.メインの光(天井等) 3.キャッチ(内臓調光)
普通は1.逆光を+プラスにして3.キャッチを-マイナスにして撮る
・ヒカル小町(モーリス)
外付けの手持ち補助ランブで2個夫々プリ発光、本発光と位置を考えて置き、メインの発光で三者を利用して被写体の最良の照明を得る実験をやった。
・シーンモードについて(デジタル)
風景、花、金属の車とうは濃い目に撮る。 人物、料理は薄めに撮る。
絞りは花や人物は開き気味、スポーツはシャッター優先。 以上で講義実習を終り
・PCでの画像加工の講習
時間が余りなかったがソフトはAdobe Photoshop CSを使い先に撮った顔写真で色の出し加減、ほくろやしわのとり方など実習し更に高度の技術のあることを学んだ。

以上で宮本先生の7回にわたる講習は終了した。



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