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土佐堀句会12月例会

2010-12-15 19:53:57 | お出かけ
  12月の提出俳句は24句でした。出席者は1人欠の6名、提出俳句の中から各人よいと思うものそれぞれ3句を選び読み上げた。句会は12月であるが詠んだ時期が秋だったので紅葉かれ葉を対象にした句が多かった。川柳に近い句「熱燗の一本毎に若返り」や「とめどなく『なんで』と孫やもみじ散る」等あって面白い。まだ初心者の域を出ない輩のわれわれであるが、いろいろ言い替えて駄句を少しでも名句に近づけようとする努力があって句会の輪はまことに楽しい。最後はG指導者によって全句添削をしていだき自作ながら夫々まあまあの句になった。まだまだ語句が貧弱でこの欄に載せ難いが、今日一番の名句は「古へも紅葉かつ散る竜田川」という万葉集もどきの迷句だった。
今日学んだことは侘びしい、さびしい、うれしい、めでたい等の感情語は直接使わないで他の言葉で言い表す。口語体は文語体に。現仮名遣いは旧仮名遣いに。句会開催時期にあった季語を使うことなど知った。
その他来年の句会は1月は休止、8月は同様休止なのでその翌月の2月と9月は呈出俳句は5句にし、その他の月は今まで通り3句とすることを取り決めた。
句会終わって高齢者の忘年会、各人持ち寄りの菓子をいただいて茶話会となり、来年を約して散会となった。