お出かけ

ブログ

サテライトの自由学校

2007-12-19 17:49:33 | お出かけ
上記があったので西宮まで出かけた。
今日は一年間の締めくくりに三大学院教授を招いての「経済展望2008」であった。
司会は藤田太寅氏(写真左・関西学院大学大学院客員教授)、伊藤元重氏(中・東京大学経済学部長)、若田部昌澄氏(右・早稲田大学政治経済学術院教授)の三人の鼎談であった。
前編は昨年2006年の年末にもこの三人で対談をやったがその時の2007年の展望は「ゆるやかな拡大」であったが、今年一年の結論はいろいろ出入りはあったが一応拡大基調は続いているといえる。日経平均の推移(月足)、失業率(4%)、消費者物価指数(横這い)、政策金利の推移(0⇒0.25⇒0.5)など図示した。
後編も三氏の対談で2008年これからだが、先ず債務残高(対GDP比)比較が日本は列強国に較べ3倍も劣る。内閣のスローガン小泉(聖域なき構造改革)⇒安倍(美しい国、日本)⇒福田(自立と共生)である。アメリカの実質成長率2007年(2.4~2.5)⇒2008予想(1.8~2.5)⇒2009予想(2.3~2.7)。サブプライム問題は軽微ですむ楽観論がある。日本には日銀新総裁問題があるが、2010年までの中期的インフレ見通しは1.75%程度とあり。総合結論で云えば2008年の経済展望は若田部氏は「全般的にくもりで時々晴れ又は雨」、伊藤氏は「うす曇り時に台風接近」ということであった。