高野山を下り県道4号で天野トンネルを抜けて、丹生都比売神社に着く。ここも世界遺産になっている。鮮やかな朱色の鳥居、太鼓橋、楼門、本殿と山間ののどかな立地に赤く映える。本殿は4棟が連座しており彩色もきれい。
第一殿 丹生都比売大神 にうつひめのおおかみ (丹生明神)
第二殿 高野御子大神 たかのみこのおおかみ (狩場明神)
第三殿 大食都比売大神 おおげつひめのおおかみ (気比明神)
第四殿 市杵島比売大神 いちきしまひめのおおかみ (厳島明神)
「丹」は朱砂(辰砂-朱色の硫化水銀)のことであり、その鉱脈のある所のことを「丹生」という。朱砂はそのまま朱色の顔料となり、精製すると水銀がとれる。丹生都比売大神は、朱砂を採掘する一族が祀る神であると考えられている。『丹生大明神告門(のりと)』では、丹生都比売大神は天照大御神の妹神であるとしており、稚日女尊(わかひるめのみこと)と同一神とする説もある。この神はB.C300年代に中国・越の難民が九州にたどり着き、その後九州から四国、淡路、紀州へと鉱脈を探し移住してきたとの説もある。また、第二殿の神は、密教の根本道場の地を求めていた弘法大師の前に、黒と白の犬を連れた狩人に化身して現れ、高野山へと導きました。弘法大師は、丹生都比売大神よりご神領である高野山を借受け、山上大伽藍に大神の御社を建て守護神として祀り、真言密教の総本山高野山を開きました。



駐車場のすぐ横の民家に犬がいる。空海を高野山へ導いた犬の化身か?近づくと吠えられた。
第一殿 丹生都比売大神 にうつひめのおおかみ (丹生明神)
第二殿 高野御子大神 たかのみこのおおかみ (狩場明神)
第三殿 大食都比売大神 おおげつひめのおおかみ (気比明神)
第四殿 市杵島比売大神 いちきしまひめのおおかみ (厳島明神)
「丹」は朱砂(辰砂-朱色の硫化水銀)のことであり、その鉱脈のある所のことを「丹生」という。朱砂はそのまま朱色の顔料となり、精製すると水銀がとれる。丹生都比売大神は、朱砂を採掘する一族が祀る神であると考えられている。『丹生大明神告門(のりと)』では、丹生都比売大神は天照大御神の妹神であるとしており、稚日女尊(わかひるめのみこと)と同一神とする説もある。この神はB.C300年代に中国・越の難民が九州にたどり着き、その後九州から四国、淡路、紀州へと鉱脈を探し移住してきたとの説もある。また、第二殿の神は、密教の根本道場の地を求めていた弘法大師の前に、黒と白の犬を連れた狩人に化身して現れ、高野山へと導きました。弘法大師は、丹生都比売大神よりご神領である高野山を借受け、山上大伽藍に大神の御社を建て守護神として祀り、真言密教の総本山高野山を開きました。



駐車場のすぐ横の民家に犬がいる。空海を高野山へ導いた犬の化身か?近づくと吠えられた。