ひとり言

日記のように、出かけた事や思った事をひとり言で書いてみます。

淡路五斗長垣内遺跡でひとり言

2017年01月17日 | Weblog
トランプ大統領誕生前、世界中が不安に思っている2017年の幕開け。
卑弥呼が倭国を収める直前の大乱時に、この淡路五斗長垣内遺跡では鉄器の製造が行われていた。
弥生時代後期に、朝鮮半島から運んだ鉄をこの大きな工房で加工して鉄器を造っていたようだ。
強い風が吹き抜ける中、他に客も無く遺跡ガイドの女性が丁寧にマンツーマンで説明してくれた。
周囲は森林に囲まれ燃料確保には十分な地形だが、海からは3km以上ある。
当時は戦乱の為か高地集落に移っていたので、これぐらいの高地は当たり前だったのか。
神話では最初にできた淡路島。まだまだ本格的な発掘調査は少ない様だが、石器や縄文土器も出ている。
海洋航路としても重要なこの島からは、まだまだこれからも古代のメッセージが発見されるのでしょう。

古代とは言えないが、3年前から育ったフグを食べながら、重い鉄塊を担いで鞭うたれ、ふらふらになって丘まで運んでいる自分の不遇の古代妄想にふけってみた。