ひとり言

日記のように、出かけた事や思った事をひとり言で書いてみます。

始皇帝と大兵馬俑展でひとり言

2016年08月02日 | Weblog
秦の始皇帝は元前221年に史上初の中国統一を成し遂げ最初の皇帝となり、紀元前210年に49歳で死去するまで12年間君臨した、2200年以上前の始皇帝である。中国を統一しただけでなく、領地を一族世襲していた封建制を中央集権への政治改革し貨幣や度量衡の統一等を行った。その重さの基準である重りが展示されている。始皇帝は万里の長城の建設や修理、兵馬俑や始皇帝陵建設などで、多くの人民に犠牲を払わせ、焚書坑儒と言う「書を燃やし、儒者を生き埋めにする」を実行した。そんな時方士(薬剤師など)の徐福が「東方の三神山に不老不死の霊薬がある」と具申し、3,000人の童男童女(若い男女)と百工(多くの技術者)を従え、五穀の種を持って、東方に船出し「広い平野と湿地」を得て、王となり戻らなかった。そこが日本である。
 現在の日本には、徐福伝説が青森から九州まで残されており、徐福が上陸したと伝わる三重県熊野市波田須から2200年前の中国の硬貨である半両銭が発見されている。波田須駅1.5kmのところに徐福ノ宮があり、徐福が持参したと伝わるすり鉢がご神体として祭られている。その地は日本書紀では日本の初代天皇である神武天皇の上陸地である。
 大きい、大きい兵馬俑。これを見たいが為に西安に行こうと思っていたのだが、日帰り1500円で見れました。太古の中国人は190cmぐらいあったのかな?どれも大きく、思っていた以上に服や顔の作りが精巧にできている。日本が弥生時代の始まり頃に、中国ではこんな先進文化国だったのだ。縄文時代の倭人に徐福の一族が日本に上陸し、先進文化を伝えたとしたら…、一変に弥生文化が出来上がるだろう。
 古代の真実はどうなんだろう、これ以上考えると私の頭は、始皇帝止?