ひとり言

日記のように、出かけた事や思った事をひとり言で書いてみます。

仁徳天皇陵を訪ねてひとり言

2006年07月16日 | Weblog
暑い!こんな時に自転車乗っている人は誰もいない。
一周2.9Km程の仁徳天皇陵の環状路をバカみたいに真昼に汗だくになって自転車を漕いできた。面積464,000㎡、世界最大級の前方後円墳でクフ王のピラミッドよりも大きい?数字で書けばこんな感じだが、折畳みの小さな自転車で廻ればその大きさが実感できる。
 左前方はファッションホテル街、お墓の横で生産活動?全く堺市の条例はどうなっているのだろう?世界的に有名な大和の遺産の横に作らなくてもいいでしょう!
 この陵は実は仁徳天皇の物ではないらしいと学会で言われている。被葬者は雄略の母后忍坂大中津姫が有力との説もある。昔はヒメが祭祀を司りヒコより権威が上だったらしい、卑弥呼を考えてもシャーマンとしての女性が上位だった事は納得がいく。21世紀の我が家を見てもシャーマンいや家内の方が大きい墓に入りそうである。宮内庁が言っている天皇陵は殆どが怪しい物で、もっと徹底的に調査をして欲しいのだがそうすると都合の悪いことがいっぱい出てきてつじつまが合わなくなるのだろうな…。
 やっと一周して正面に戻った。工事中に迷い出て死んだ鹿の耳から百舌鳥が出てきたので百舌鳥耳原中陵と言われている。この百舌鳥野には100基以上の古墳があり、47基が現存している。このエジプトで言えばデスバレイの死の谷が1千年後には織田信長や秀吉により国際都市として賑わう事になるのだ