誰でも自分なりの原風景を持っている。昭和の原風景…、日本の原風景…。
私が大阪で思い浮かべる原風景は、小学校の頃に初めて道頓堀に行って見た、ネオン看板のにぎやかなこのアングルのイメージだ!図工の時間に描いた記憶がある。
神戸はどうだろう、メリケン波止場でもセンター街でもさん地下でもない。北野界隈から下りの坂道越しに見た神戸港だ。高校生の記憶と覚えている。どちらも日常的な、しかし、私にとっては非日常的な風景だ。
プータローの非日常的な2ヶ月が終わる、平日の昼間に私の原風景を再度訪れてみた。
北野界隈は観光用にずいぶん整備され、どの異人館も入場料を取って公開している。イメージの坂道は見つけることができなかった。諏訪山の方だったかも知れない。
大阪は多くの人もこの道頓堀界隈をイメージすることと思う。平日にしては人出が多いがすれ違う半数はアジア外人だ。そして時は変わり、そこに居た「くいだおれ太郎」は消えていた…。「ぷー太郎」も今日で居なくなる。