ひとり言

日記のように、出かけた事や思った事をひとり言で書いてみます。

AVATARを観てひとり言

2010年02月09日 | Weblog
疲れた!162分のせいではない。3Dで描かれる世界への集中とその臨場感で、本当に自分自身がアバターになってパンドラを駆け巡った気分になった。ストーリーはシンプルでゲームの様な展開だし、こんな近未来でも資源=金に強欲な人間の利己的な企てがあるのか?と思うし、その任務を遂行する古典的な大佐、戦闘シーンではいつの間にか弓以外に銃や手榴弾も活躍するし、アメリカ映画らしいアバウトがある。しかし、そんな細かいことはどうでも良いぐらい、アバタもえくぼ?奥行きの深い3D世界はすばらしいし、アバターやナヴィ族の動きもすばらしい。異次元の世界が見事にスクリーンに再現されている。これこそ映画館で観る映画を変えた歴史的な作品になるでしょう。
 ニュースでは3D-TVを4月から発売すると報じられた。また、3年後には全世界のTVの30%が3D対応になるとの予測も言われている。ゲームの世界にはまっている若者たちは飛びつくだろうし、スポーツ番組はたまらないだろうと思う。80年代にも一度3Dのブームがあったが、質の悪さや良いソフト不足などで定着しなかった。しかし、今の技術でそれらの問題を克服しており、薄型TVも価格競争で頭打ちになっているようなので、3D-TVが家電メーカーの救世主になるかもしれない。
 そう言えば、未成年時代に友達とこっそり、パート立体映画という時々カラーの立体映像になるポルノ映画を見に行ったのを思い出した。入り口で青赤メガネを渡され、カラーになるとそのメガネをはめて観るのだが、上手く見れなくて、めがねを外すと映像が何重にもなって、何の映像かも分からないので、友達と二人で欲求不満になって帰ったのを思い出した。40年近く経っていると思うが、3Dの世界は画期的に変わった。その時メガネをずらしたりしながら、口をあけてスクリーンを見ていた青年は少しも進化していない。