読書の秋に・・・

今日電車で、素敵な人を見かけました

電車で座っていて、読書に夢中になっていたのですが、おりる予定の駅に近づいて来たので、読書を終了し、ふと横を見ると、珍しいしおりが目に付きました。
薄く削った普通のしおりサイズの木の皮のようなのに、アラビア文字のような文字が黒字で並んでいっぱい書かれたのがデザインになっていました。
それで本の読んでいらっしゃるページを見ると、細かい字がぎっしりのオール英語でした。
その本は、分厚く、５cm近くありました。
それを読んだところまで記しているのか、丸くなった昔からあるタイプの鉛筆で、しるしを付けていました。

その方は、前のめりになって本を読んでいらしたのですが、後頭部は髪の毛が薄く、オール白髪の見た目７０歳代・・・といったところの初老の方でした。
・・・が、眼鏡もかけずにそれを読んでいらっしゃいました。
それでおりる時にお顔を拝見したのですが、目がきれいで、しっかりした感じの表情の人で、顔もきりっとしまった感じでした。
どこかの大学の教授職にでもついているのだろうかと思わせる感じの方でした。

表情1つで、目つき1つで、健康体であるか、脳がしっかりしているか・・・、そんな判断の目安の１つではないかと思うのですが、その方は、本当にしっかりした感じの方に見えました。
すごく素敵な人だなって思いました。

読書の秋に見かけた、素敵な本・・・じゃなくて、素敵な人・・・の話でした～