本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

官僚の失態他。

2007-09-11 08:00:57 | web・メディア
役人による勤務時間中の『ウィキペディア書換え』であるが、宮内庁職員も庁のパソコンから天皇陵関連の記述を一部削除するなどしていたことが判明し厳重注意された。記事の『匿名性』が売りのウィキペディアだが、これは良い方にも悪い方にも働き得るから長所かつ短所である。匿名が記述者を保護し、自由な書込み・編集を可能とする一方、匿名の影に隠れて無責任で品位を欠いた不正確な内容も(たとえ後に良識ある他者によって削除される一時的な記述であったにせよ)堂々と付加し得るからである。しかし立場や主義主張によって評価の分かれる事象についてまで匿名による書込み・編集を認めるとなると、これが良い方に働くことはまずあり得ないのではないか。まして今回のように、匿名をいいことに霞ヶ関官僚らが勤務時間中に役所のPCを使って公人の記録を一部削除したり、週刊誌ネタよろしく自分たちに都合の悪い人間を個人攻撃するなど言語道断である。いったいどこまで腐り切った連中だろうか。権威もへったくれもあったものではない。これは犯罪の疑いもある破廉恥行為であるから、この際一人残らず関係者を洗い出して、告発・懲戒免職を含む能う限り厳正な処分をすべきだが、枡添にどこまで出来るか。PCのIPアドレスから足がつくことを知らなかったのか、全国で100人以上の公務員がウィキペディアの改竄に参加した。公僕に必須な筈の最低限の『モラル』というタガが行方不明になってしまったかのような昨今である。*安倍ポン所信表明でわかったことそれは前日の『職席』発言は一旦は「死んだ振り」の一種陽動作戦だった?ということである。小沢さんへ『党首会談』を呼び掛ける一方で、安倍ポンらは手分けして全国行脚の辻説法に乗り出すそうだ。ボス交会談ではなく党首討論を国会ですればいいのであって別枠を設ける理由はない。国会には委員会もある。何のための国会か。こんなパフォーマンスに民主が乗る筈もないから、これは言ってみただけとしてももう一点、全国行脚は事前の選挙運動である。これで世論の動向を伺おうということだ。万が一安倍ポンの人気回復に繋がれば安倍で解散、逆に安倍が全国各所でそっぽを向かれ麻生等に人気が偏れば安倍は降ろすという二段構えの自民戦略である。内政では「国民の目線」外交では「国際公約」を掲げて、自民党は「座して死を待つ」よりも「伸るか反るかの大博打」も選択肢に入れた。 . . . 本文を読む

将来への不安。

2007-09-10 10:21:03 | 社会
『安倍ポン衝撃の退陣予告』ってか、はあ?・・「自作自演で自分勝手に引退の花道を作った」というのが私の第一感。誰も支持してくれなかった「居座り」も流石にポキリと折れたわけだが、辞職するのに格好の大義名分というものがない。「まさか年金で辞めるわけにも行かないしなあ・・そうだ、インド洋のテロ特別措置法にしよう、これに私は命を懸けたのだ、ということにしよう。これならかっこいいし潰れたら民主党へ責任転嫁出来る、悪いのは小沢であって私じゃないのだ。これしかない、『私はこれで辞めました』(古い?!)と、ぶひひっ、これで行こう。これっきゃない!これならママにいいわけ出来る。くくくっ・・」というわけである。半分人格が崩壊しかかっていはしないだろうか。朝青龍の比ではない。「延長は国際公約」って、はあ?おめえが勝手にして来た公約(?)だろが!?・・テレ朝各氏は酷評していた。「職責にしがみつくという日本語はおかしい。《職席》にしがみついているんだ」とか「これは論理的には《小沢さん、助けて下さい》と懇願していることになる」とかである。『楽天日記』に時事問題を書くと『毒舌』と言われる私だが、メディアの人たちは人を貶す才能には出色のものがあると改めて思った。笑。野党からは勿論「サンドバッグ状態」の安倍ポンは命運尽きて網にかかった。打たれ続けることに耐え切れず自分で網の中に入って来たのであるから、逃げ場を失った逃亡犯が警察に自首して来るケースと似ている。あとはいつ捕まえてどう料理するかであるが、それは百戦錬磨の《日本のオヤジ》が諸事情を考慮した上で最良の選択をするだろう。wこの千載一遇のチャンスを逃したら民主党以下の野党は本当に役立たずかつ無用の長物(?)である。註:千載一遇(せんさいいちぐう)とは「 千年の長い間に僅かに一回あるかないかというほどのめったにない好機会」という意味ってか、そんなのみんな知ってるわね。w . . . 本文を読む

韓国のホームレス他。

2007-09-09 00:22:30 | 社会
昔ドイツのペンフレンド(←もっち女の子♪)が西ベルリンに旅行して、自分で撮ったいわゆる『ベルリンの壁』の写真を送ってくれたことがあった。その際「私たちの国の東半分は今ロシア人によって占領(オキュパイ)されています」と書き添えられていて、学校で東ドイツは『ドイツ社会主義共和国(だった?)』という立派な独立国として教えられていた私は、彼女の文面には非常な驚きと一種違和感を覚えたものだった。そんなことも含めて、今私は『ヤースケ伝アトランダム』という楽天日記に思いつくまま、ランダムに昔話を書いているのですよっと♪ そんなわけで「occupy=占領」を検索していたら、3年前4月のちょっと古い『朝鮮日報』の記事が目に留まった。春になって公園がホームレスに『占領』されているというのである。(写真)公園のベンチにホームレスが寝ている姿は(夏の間はともかく)大阪でもよく見掛ける光景である。冬でも日差しの暖かい日はベンチでよく寝ている。寒風吹き荒ぶ日には地下街とかへ潜り込んで一時の暖をとったりしている。人間、身の置き場がないこと程困り果てることもないだろう・・と思ったら、今夜のブロードキャスターでは立花先生が「小泉構造改革」の残した「負の遺産」の最たるものが安倍晋三その人であると断言していたのには笑った。人生は芝居、人生はドラマ。みんなこの安倍ポン劇場がどういう結末で幕を閉じるか楽しんでみているのだとまで言った。そうまで言われても返す言葉もないのが安倍であり、彼を担ぎ続けて尚も恥じることのない自公政権の面々である。参院では予算委員長の座を自民に譲ってしまった民主党だが、これは一つの戦術に過ぎないから、いいも悪いもこれからの戦い方次第でその評価が下される。「腰砕け」だったのか「出鼻を挫かれた」のか本当に「足並みが乱れた」のかはまだ判然としない。自民党は通常国会も視野に入れた上で、少数派の癖に不届き千万にも予算委員長の座に執着したわけで、何も見栄や面子に拘ったのではない何か譲れない「実質」があったのだろう。この結果が吉と出るか凶と出るか、これも国会劇場の見所の一つではあるが天下の大勢には響きようがない。天は既に「安倍ポン自公政権」を見捨て給うたのである。つまり、安倍ポンもまた身の置き所がない哀れな男なのである。 . . . 本文を読む

単なるミス?!それとも計画犯罪?!

2007-09-07 02:33:35 | 政治
XPがまた立ち上がらなくなって、面倒だからリセットしてしまったが、リカバリーソフトを使って、ほぼ5年前の買ったときの状態に戻った。その結果、まだHDDに移していなかった貴重なムービーや写真やイラストは消滅し、導入していた全てのアプリケーションソフトも消えてしまったから、また最初からやり直しとなってしまってこれは結構大変だが、おかげで容量は激増して動きは軽快になったし、ギャオもまた見られるようになったから悪いことばかりではなかった。笑。私の今回のトラブルなどまるで「災い転じて福と成す」というほどではないけれど、これを一旦わが国の現状に目を向けるならば、今まさに「災い転じて福と成す」絶好の機会が訪れようとしているのではないだろうか。「何はなくとも江戸むらさき」ではなくて「何はともあれ政権交代」である。制度疲労を起こしている政権にはその場を退いて貰わなければ膿は出せない。民主党の「政権担当能力」の有無などと言うのは「ためにする」悪質極まりない議論である。第一彼らの大部分は与党としての政権担当などしたことないのだから、やらせてみなけりゃわからないだろう。「初めてのお使い」と同じだ。笑。周囲が温かい目で見守ってやれば、彼らだって馬鹿じゃないんだから(!)なんとか合格点は敲き出すだろう。「まともな政権を育てる喜び」というものを、そろそろ我々も味わってみた方がいい。よちよち歩きの政権党を我々が育てるのであって、なにか自公に代わる素晴らしい政権党が空から降って来るわけじゃあないんだ。それを今から足を引っ張ってどうすると言うんだ?!何のためにそんなことをする?!現在の自公政権を永遠に続けさせるつもりか?!自民党もそれほどこれまでのキャリアに自信があるのなら(はあ?)一度や二度下野したって痛くも痒くもない筈だが、今の自民党には自信の欠片もない。殆ど精神錯乱の状態であるから、降りるに降りられないのだ。であるならばこの際、心優しき我々が着実に引導を渡して差し上げましょう♪ . . . 本文を読む

メディアの煽動は聞き流せ♪

2007-09-05 17:58:46 | 社会
今度は末端窓口での公金横領で、ご丁寧に納付記録まで抹消されていた。まるで「納付した記録なんてありませんよ。あなたの思い違いじゃありませんか」と疑問を抱いた人を追い返す算段を予め考えていたかのようにである。しかもこれは言わば『ノン・ローカル・セオリー=非局所・場の理論』であって、どこの県が特別にどうだとか言うのではなく、国中に蔓延した集団犯罪現象だから、我々はむしろここは腹を括り「これでもかこれでもかというメディアの煽動は適当に聞き流し」てかかる病理の根源を突き止める「事後策」の作業の方に力を注ぐべきではないだろうか。起きてしまったことは消し去れない。出来るのは後始末だけである。持続的に「怒り続ける」ことには多くのエネルギーが必要だから、怒りを爆発させるのは次の選挙まで取って置けばいい。その点、今朝の鳥越さんの指摘は慧眼だったと私は思う。社保庁と言えども別段、格別に詐欺常習者や犯罪予備軍を選りすぐって職員に加えたわけではない。年金制度自体が総体として(明治創成期の役人たちもそうであったように)、たまたまその窓口を担当した「普通の」人間がついつい「出来心」を起こし易い、誘惑に駆られ易い制度だったのである。つまりこれは制度の問題なのであって、我々にとっては、根気良く理詰めで行けば幾らでも改善出来る課題なのである。役人側のいわゆる「内部に甘い」裁定にしても、これは何も社会保険庁に限ったことではない。どこかの市役所も警察署も皆身内には甘い。すべてこれは、政は官と財に依拠し官は政と財に依拠し、財もまた政と官に依拠して「1.2%」の者達による支配を貫徹して来たことの弊害が、ここに一挙に噴出して来ているのである。経済同友会の何たらが今頃になって安倍ポンに「苦言を呈する」ポーズを取っているが、彼らはつい先頃まで軽井沢で避暑がてら安倍ポンに熱烈なエールを送っていたのではなかったか。安倍ポンは単に運と巡り合わせが悪かっただけではない。『忠米売国』の独裁者=小泉ポチが用意した最後のエースが安倍ポンだった筈だ。出るべくして出て来た最後の切り札が彼だったのである。「安倍を正面に立てればセンキョは勝てる筈」だったのである。それを考えれば世論の追い風に乗って桝添先生にはせいぜい頑張って戴くとしても、実は自民党や公明党の連中には真摯な自己批判抜きに安倍ポンを批判する資格など本来ないのだ。 . . . 本文を読む

もしもあなたが自民党幹部だったら・・?!

2007-09-03 21:22:05 | 政治
また新人閣僚の辞任である。居座りを認めるのとクビを切ってしまうのと、どちらがよりダメージが少ないかを勘案した結果が辞任だったというのである。これはいよいよ末期的症状である。どうしようもない。テキは万策尽きたのだろうか。私はもし自分が自民党だったら(はあ?)どうやってこの窮状を凌ぐだろうかと妄想する。まず一か八かの「衆院解散」だが、これはあり得ない。小泉ポチの「郵政詐術解散」で今の自民党はこれ以上膨れ上がりようのない程の超バブル状態にあるから、次の総選挙では議席を減らすしかないからだ。(これ以上自民党が増えたらそれこそ「大政翼賛政治」の開幕だから皆さん「自由と民主主義」は諦めて下さい、である。)まして「抵抗勢力」=郵政造反議員も復党している現在は言わばダブルブッキング状態であって、いいも悪いも、次は彼らはチルドレンとの間で同士討ちの死闘を演じざるを得ない。如何に超保守的な自民党支持者であろうと2票は持っていないのである。それでもみすみす負けると判っている勝負に出る(出ないではいられない)としたら、それはいったいどういう場合かと言えば、このままの状態で2年弱の間政権を維持して行っても何一つ上がり目が見込めないということが明白になった場合に限られるだろうが、何の大義もない先の「内閣改造」でさえ若干の支持率アップを齎し得たことを思えばこのケースは論外と思う。では解散が将棋で言う「無理筋」だとしたら、何か超ウルトラC級の秘策はないか。「マダム・回転寿司」は無理としても、誰か旧自由党関係や自称「党内野党」の船田元らを使って小沢さんとの関係をじっくり改善しあわよくば「自公民」の大連立を目指すというのはどうだろう?これは「解散」よりは上がり目が見込める。前原ちゃんらの部分的抱き込みより可能性があるかも知れない。しかし誰が間に立つにしろ、かつての「自社さ政権」の際の『魁』程の格好の橋渡し役は存在しない。自民党にしてみれば、亀ちゃんの国民新党ではなく、友党たる公明党が間をとりもってくれるのが一番好ましいかも知れないが、こちらはむしろ自民と手を切るタイミングと大義名分を模索している状態で、事実この党の自民攻撃は日々先鋭化しつつある。ではスキャンダル・でっち上げ等々で民主党以下の野党の息の根を止めてしまうのはどうか?・・しかし今の『小沢民主』にその手が効くとも思えない。結論、秘策はない。 . . . 本文を読む

金塗れ・郵政他。

2007-09-01 19:26:21 | web・メディア
この夏は異常に暑い日が続いて、私も夏ばてして何度となく外出を諦めたことがあるけれど、郵便配達業務に携わる職員が幾つか配達をサボタージュしていたことがニュースになっている。しかしこれは邪心や怠け癖に起因するものではないことが自明であるだけに気の毒な気がする。というのも、私も一度猛暑の最中、道路脇に郵便車を止め(テイルランプを点滅させて)自分もまた路傍にへたり込んでいる初老の郵政職員を目撃したことがあるからである。熱暑の下、何が辛いと言って外回り外勤の現場作業者ほど辛い仕事もないだろう。クールビズだの何だの綺麗ごとに現を抜かしている余裕など到底ない。それでちょっと心配になって一瞬『大丈夫か?』と声をかけようかと思ったが、せっかくの日陰の休息を妨害しても悪いかなと考え直して(はあ?)結局遠目から写真を一枚撮っただけでその場を離れた。なんちゅうやっちゃ!パパラッチか!?写真は他のブログに載せた。あっちゃ~っ。・・というわけで、新閣僚の身体検査は安倍ポンよりも各報道の方が厳しく正確であり、安倍ポンはこれまで同様てか、依然として「説明責任を果たすよう」力なく求めるだけである。当然臨時国会では、疑惑の閣僚らに関連してバカ殿の「任命責任」も追及されて来ること必至であるから、これは政策論議とかに入る前乃至はその入り口であえなく「内閣総辞職」というケースも充分にあり得る状況である。続投自体が無謀なのだから、これも別段サプライズではない。 . . . 本文を読む