本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

単なるミス?!それとも計画犯罪?!

2007-09-07 02:33:35 | 政治
 丹羽氏の支部も二重計上 51万円の同じ領収書添付 '07/9/6 『中国新聞』

 自民党前総務会長で元厚労相の丹羽雄哉氏(衆院茨城6区)が代表を務める「自民党茨城県第六選挙区支部」(茨城県石岡市)が、二○○五年の政治資金収支報告書で同じ領収書のコピー二枚を添付して政治活動費約五十一万円を二重計上していたことが六日、分かった。

 丹羽氏の事務所は「単純な事務的ミスで、支持者や国民の皆さまにご迷惑をかけ申し訳ない」とコメント。近く収支報告書を訂正するという。

 茨城県選挙管理委員会に提出された収支報告書によると、石岡市の印刷業者が○五年五月十七日に発行した五十一万八百円分の領収書のコピー二枚が添付され、「宣伝事業費(広報費)」と「政治資金パーティー開催事業費(総会費)」の印刷代として計上されていた。

 事務所によると、問題の領収書は政治資金パーティー開催事業費の印刷代で、当時の担当者が誤って二重に添付した可能性が高いという。

 丹羽氏は一九七九年に初当選し、十期目。

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 *9/6報道ステーションの鳥越さんは、領収書の使い回しは「事務処理ミス」などではなく、はっきり「犯罪」であると言い切った。これは考えてみれば当たり前のことだが、メディアはここまではっきり断言することはなかった。鳥越さんは報道も自分も反省しなければならないと言っていた。

 この丹羽大臣の場合の領収書は通し番号も但し書きもない、単に金額のみを記載した紙っペラに過ぎない。これを使い回しているのだ。同様の手口を他の議員らも使っている。
 何のために?!と問われれば、答えは一つしかない。
 裏金を作るためである。
 表に出せない金を捻出するためである。
 自民党議員の中にコピーその他で、この自称「単なる事務処理ミス」即ち「領収書の使い回し」をしていない人間が誰か一人でもいるのか(!?)と言いたいくらい、この方法は彼らの常套手段になっているが、これまでは一切表に出て来ることがなかった。

 以前社民党(旧社会党)の伝統的な「公金横領」が取り沙汰されたことがあった。
 名目だけの公設秘書を作って、その報酬はみんなで山分け=自称「ワークシェアリング」していたがこれは犯罪とされ、彼らはこれを断罪されて大きなダメージを負った。私は今度は自民党の番だと思う。

 使途不明の裏金が必須な政治とはいったい何か?
 そんな人たちに60年間も独裁政治を委ねて来た我々はいったい何なのか?
 その答えを出すべき臨時国会は来週9/10に開幕である。

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 2007/09/07-13:03 166万円の記載漏れ=自民・二階派-パーティー収入、森元首相も『時事.com』

 自民党の二階俊博総務会長が代表を務める二階派の政治団体「新しい波」が、準大手ゼネコンの元幹部が代表を務める政治団体「新政治問題研究会」に売ったパーティー券収入を政治資金収支報告書に記載していなかったことが7日、分かった。二階氏は記者会見で事実関係を認め、「今後二度と起こらないよう精査する」と釈明した。同日、総務省に訂正を届け出た。
 二階派事務局によると、同研究会は「新しい波」が2005年に東京と大阪で開催した政治資金パーティーで、それぞれ96万円と70万円分を購入。政治資金規正法では、1回のパーティーで1団体に20万円超のパーティー券を買ってもらった場合、名前と金額を公表しなくてはならないが、「新しい波」の収支報告書には全く記載されてなかった。
 一方、森喜朗元首相の資金管理団体「春風会」も04年末に開いたパーティーで100万円分のパーティー券を同研究会に購入してもらったが、報告書に記載していなかった。同氏の事務所は「事務処理上のミス」と説明している。6日に総務省に訂正を申し出た。

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