教え子の逝去に
( 学生時代の家庭教師で)
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( 公園の白い彼岸花 9/3 )
朝(9/11)
散歩で家を出ようとした時
メールが来た
弟からだった
その概略は
「おはようございます。
今、〇〇新聞読んでいたら、
おくやみ欄で、〇〇〇〇君を
見つけました。
〇〇兄貴の家庭教師していた
教え子ですよね? ‥途中略‥
南無阿弥陀仏!合掌(手)」
私は その時
返事に困って
取り敢えず
「了解しました」とだけ返した
★★★★★★★★★★★
当時の中学生M くんは
真面目で色白の男子学生だった
性格も素直で
勉学はもちろんその他のことでも
私の指示に イヤな顔を見せず
従ってくれていた
家庭教師の話は
私の父が
M さんのお父様の依頼で
私に持ちかけたと思うが
残念ながら記憶にはない
(M さんの進学後 もう一つ
家庭教師の話があったが
その件は私から断った)
今思えば恥ずかしいが
確か 私は 彼に
勉学の楽しさや生きること、
学ぶ意義などについても
熱く語っていたような記憶がある
ある時
町の北にあるS 山に登ったことを
今でも懐かしく思い出す
( S 山は標高501メートル
私は その後 膝などを悪くして
40年以上も登っていないと思う)
その山登りの時
同行は何人だったか、
どんな会話をしたか、
どんなお弁当を持参したかなど
皆目思い出せないのが残念だ
1年間の家庭教師だったと思うが
あくる年の春に M くんは
見事希望校のT 高校に進学した
(当時のT 高校は 県内でも
上位に入る進学校で 毎年
何人かは 医学部や旧帝大に
合格していて 私もT 高に
合格したが 私は 訳あって
国立K 高校(現・高専)に
進学した)
8月7日に
母の七回忌で たまたま
彼の家のすぐそばを
車で通ったが 今では
熊本市内に居住していて
そこはほとんど通らない道で
何もかもが懐かしかった
62歳。
私と八つくらいしか違わないが
その頃は とても違って見えた
それにしても
六十代前半での他界は
教え子の逝去は 早過ぎる
ここに
心よりお悔やみ申し上げます
南無阿弥陀仏(合掌)
ps 2021.9.12 草稿 9.24 追記
9.11 と言えば
アメリカ同時多発テロを思い出す
ニューヨークのツインタワー?が
飛行機による(故意の)激突事故により
ビルの上部が崩れ 炎と煙で覆われた
超高層ビルでの大惨事が
今でもありありと思い出される
その様子は 現実ではないような
まるで映画かテレビ番組での
ワンシーンの如き印象を与えた
ここにあらためて
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし
被害に遭われた方々にお見舞いを
申し上げます
また消火や救助、事故(事件)後の
後の世話をされた方々にも
御慰労を申し上げます
どこの国であろうと
どんな事情があろうと
こんな悲惨な事件や事故は
絶対に引き起こして欲しくありません
限りある人生
一度きりの命
かけがえのない身体
誰もが大事にしたいものです
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