小田原城で師走恒例のすす払い
新年迎える準備「来年も多くの
客迎えたい」
12/14(木) カナロコ
小田原城の1年間のほこりなどを
取り除いたすす払い
=13日、小田原市城内
1年間のたまった汚れを払い落とす「すす
払い」が13日、小田原城(神奈川県小田
原市城内)で行われた。師走の風物詩で新
型コロナウイルス感染拡大により減った客
足も戻りつつある中、関係者は新年を迎え
る準備に追われた。
【写真で見る】小田原城常盤木門の
ほこりを取り除いたすす払い
古くは江戸城で年の瀬にすす払いで厄を
落としたとされる。今年は城址公園内か
ら切り出した約4メートルのメダケを使
って市職員4人が天守閣や常盤木門にた
まったほこりを払った。
コロナ禍の2020年には21万人まで
落ち込んだ天守閣入場者も今年は11月
までに39万人が訪れた。コロナ前の9
割まで回復するペースで市担当者は「新
しい気持ちで来年も多くの客を迎え入れ
たい」と意気込んでいた。
小田原城の象徴「お城の動物園」閉園
市民とともに歩み続けた73年
最後まで残ったサルに別れ
12/13(水) カナロコ
小田原城天守閣と市民に愛された
アジアゾウの「ウメ子」
(2008年ごろ撮影、小田原城
総合管理事務所提供)
小田原城址公園(小田原市城内)内に
あった「小田原動物園」は、最後まで
残っていたニホンザル7匹が14日に
引き渡されて名実ともに閉園する。
アジアゾウのウメ子は長らく小田原市
民のアイドルとして愛され、「お城の
動物園」は戦後の小田原の発展を市民
とともに歩み続けた。
【写真が多数】開園初期のゾウの
ウメ子…ライオンやクマもいた
動物園は1950年、市制10周年を記念
した「こども文化博覧会」の会場を残す形
で開園した。60年には天守閣が再建され、
城内に整備された遊園地や野球場などとと
もに多くの市民や観光客が足を運んだ。
最盛期の88年にはツキノワグマやライ
オン、インドクジャク、アシカなど70種
332匹が飼育されてにぎわった。
一方、59年に小田原城址の本丸周辺など
が国史跡に指定されたため、史跡に関係な
い「不適当施設」の撤去を国から求められ
るようになった。市は城内にあった市役所
や学校の移転を進め、2005年からは動
物園の撤去も本格化した。高齢を理由に残
されたウメ子が09年に死に、サル舎だけ
が10年以上も残されていた。
市内の石塚加奈子さん(43)は2歳の
長男悠真君と13日に開かれたサルたち
の「お別れ会」に足を運び「小さいころ
はたくさんの動物たちがいたのにどんど
んいなくなった。動物園は小田原城の象
徴だったからさみしい」と声を落とした。
日産、ドライブ楽しむ車専用の弁当
「道弁」開発 東名海老名SAで
先行発売
12/13(水) カナロコ
車専用の「道弁」を発売
する(日産自動車提供)
日産自動車(横浜市西区)は13日、同社
ミニバン「日産セレナ」でのドライブを楽
しめる車専用の弁当「道弁NISSAN
SERENA」を東名高速道路下り海老名
サービスエリア(SA)で先行販売を行う
と発表した。16日、17日に同SAで先
行発売し、来年1月20日以降から順次、
土日限定で発売する。
弁当箱は昨年11月にフルモデルチェン
ジしたセレナのカップホルダーに収まる
サイズで、全国各地の食材を使用した一品
料理が5段にわたって楽しめる。レシピは
料理研究家のコウケンテツさんが監修し、
「Tokyo Bento Labo」が
製造する。
神奈川県営水道料金、値上げ率
16%からスタート 段階的に22%へ
12/13(水) カナロコ
(資料写真)
2024年秋から予定される県営水道料
金の改定方針を巡り、県企業庁は13日
の県議会建設・企業常任委員会で、24
年10月に平均16%の値上げからスタ
ートし段階的に3%ずつ引き上げる方針
を報告した。25年10月から同19%、
26年10月から同22%の値上げとする。
同庁は人口減などによる水需要の低下で
水道料金の減収が進む一方、災害対策と
して老朽化した管路の更新費がかさむと
して、料金の引き上げを検討。24年秋
のスタート時から22%引き上げの方針
を示していた。
一方で、11日の同委員会で最大会派・
自民党の委員から県民や事業者が物価高
騰に苦しむ中で「22%引き上げのイン
パクトは大きい」などの指摘があり、同
庁が激変緩和措置の検討を表明していた。
応募資格は七夕まつり好き
「湘南ひらつか織り姫」
15日から募集開始
12/14(木) カナロコ
第71回「湘南ひらつか織り姫」
のメンバー(平塚市提供)
湘南ひらつか七夕まつり実行委員会は
15日から、平塚市のPR役を務める
「湘南ひらつか織り姫」を募集する。
来夏の「第72回湘南ひらつか七夕ま
つり」をはじめ、1年間を通してさま
ざまな観光行事や公的行事などに参加し、
市のイメージアップを担う。募集は3人。
【動画】湘南ひらつか七夕まつり
家康やWBCの竹飾りも
これまで、例年応募は20人程度だった
が、第70回からはウェブでの受け付け
を開始し、エントリーが100人以上に
増えたという。
応募資格は、2024年4月1日時点で
18歳以上。同市に興味があり、七夕ま
つりが好きで、交流サイト(SNS)で
情報発信ができる人となっている。
同まつりの公式ホームページから応募す
る。締め切りは2024年1月15日。
書類審査による1次審査、面接による2
次審査を行う。問い合わせは、同実行委
事務局電話0463(35)8107。
竹あかりでクリスマス
平塚二葉幼稚園に設置
タウンニュース
通りを照らすバンブー
アート
平塚二葉幼稚園(見附町/北川一明園長)
の入り口などに竹あかりが飾られ、クリス
マスムードを盛り上げている。
毎年この時期にクリスマスイルミネーシ
ョンで彩っている同園。来年100周年
を迎えることを記念して、七夕のまち平塚
にちなみ、初めて竹を使用した。
日が暮れるとライトアップされ、幻想的
な光が通行人の目を楽しませている。掲
出期間は1月6日(土)、点灯時間は
午後11時30分まで。
北川園長は「保護者の協力もあり実現
できた。道行く人に見てほしい」と話
した。
平塚富士見町教会24日にXマス礼拝
タウンニュース
教会ホームページ
平塚富士見町教会(富士見町2の15)で
12月24日(日)、クリスマス礼拝とキャ
ンドルサービスが開かれる。ホームペー
ジでの同時配信も行う。
クリスマス礼拝は午前10時30分〜11時30
分で、児玉義也牧師が「神はあなたを照
らされる」と題した説教を行う。キャン
ドルサービスは午後6時〜7時。児玉慈
子牧師による説教「平和の光」もある。
同日には「こどもクリスマス」と題し、
礼拝(午前9時15分〜10時15分)と祝会
(午後1時30分〜2時30分)を実施する。
(問)同教会【電話】0463・32
・0483
聖なる歌声響く
幼稚園でクリスマス会
タウンニュース
花乃幼稚園(原田道男園長)で恒例のクリ
スマス会が行われ、12月5日に年少組と年
長組が、6日に年中組と2歳児クラスが衣
装を身にまとって、讃美歌やオペレッタな
どを披露した=写真。
保護者たちは客席で園児らの姿を写真に
おさめたり、拍手を送ったりしていた。
原田悦子副園長は「子どもたちは発表す
る喜びを味わっている様子だった」と話
した。
アウトレットでイルミネーション
タウンニュース
施設中央広場「大神VILLAGE」の
イルミネーション
ジ アウトレット湘南平塚(大神)の広場
「大神VILLAGE」や北・西ゲート、
施設周辺で、冬の夜空を彩るイルミネーシ
ョンが灯っている。午後3時〜10時。来年
3月22日(金)まで。
12月21日(木)〜24日(日)にはクリス
マス・マルシェも開催予定。詳細は同施
設HPへ。