江の島シャトルバスがスタート
無料で運行、初日はほぼ満員
「湘南の宝石」合わせ実証実験
12/3(日) カナロコ
江の島大橋を走行する
無料シャトルバス
=2日、藤沢市
神奈川県藤沢市の小田急江ノ島線片瀬
江ノ島駅と江の島を無料シャトルバス
(定員最大25人)で結ぶ実証実験が
2日から始まった。湘南エリア最大の
ナイトイベント「湘南の宝石」の開催
に合わせ、湘南藤沢活性化コンソーシ
アムが24日までの夕方から夜間に掛
けて土・日曜日に実施する。
無料シャトルバスは同駅発と江の島発
の2路線を午後3時以降、同7時まで
1時間に2本ずつ運行(江の島発の最
終便は同8時25分発)する。初日は
全便ほぼ満員の状態で終了した。
コロナ明けの大山登山
「準備怠らないで」
警察署員ら山岳救助訓練
12/3(日) カナロコ
山岳事故を想定し遭難者を背負い
救助する訓練(伊勢原署提供)
大山登山客の遭難事故に備え、神奈川
県警伊勢原署は大山山頂などの一帯で
登山訓練を行った。秋期の異動に伴っ
て配属された署員ら約50人が参加し、
山道や事故多発地点の把握などに努め
た。
訓練は11月20~22日に行われた。
署員は負傷者搬送で男女関係なく交代
しながら相手を背負っての下山や、沢
での滑落者救助を想定した垂直降下な
ど、真剣な表情で取り組んだ。
同署管内では今年、38件の山岳遭難
事故が発生し、45人を救出している
(11月23日現在)。吉田厚貴子地
域課長は「大山は都心から気軽に来る
ことができ、パンプスやビーチサンダ
ルで訪れる客もいるが、富士山登山の
練習として使われる山。“コロナ明け”
で体力が落ちていることもある。登山届
を出すなど準備を怠らないでほしい」と
注意を促していた。
千葉などに津波注意報、相模湾・
三浦半島は海面変動の恐れ
フィリピン付近で大規模地震
12/3(日) カナロコ
(写真:神奈川新聞社)
気象庁は2日、フィリピン付近で
大規模な地震が起きたことを受け、
千葉県内房や伊豆諸島、静岡県など
日本の太平洋沿岸に津波注意報を発
表した。相模湾・三浦半島などでは
若干の海面変動が予想されるとして
津波予報を出した。
同庁によると、津波の到達予想時刻
は伊豆諸島で3日午前3時、千葉県
や静岡県では同3時半ごろ。これら
の地域では、海に入ったり、海岸に
近づいたりしないよう呼びかけてい
る。
地震はフィリピン付近で2日午後
11時37分ごろに発生した。地震
の規模を示すマグニチュード(M)
は7・7と推定される。
光るニッキーに会いに来てね
今年も北條ポケットパーク
イルミネーション
タウンニュース
錦通り商店街の北條ポケットパークで、
商店街の営業部長「ニッキー」が今年
も電飾になって登場した(点灯は午後
5時〜午前0時、2月中旬ぐらいまで
を予定)。
華やかなイルミネーションで彩られた
ポケットパーク。「光るニッキー」は、
写真撮影スポットしてしても人気だ。
新春からはバレンタインバージョンへ
の衣替えも予定しているという。
また、魚國のワクワクお正月セットや
同商店街お買い物券などが当たる歳末
大感謝祭は12月1日からスタートし、
25日(月)まで開催される。同商店街
は「楽しい企画いっぱい。遊びに来て
ね」と話している。問い合わせは、
事務局【電話】0465・22・
2860。
買い物難民をお助け
真鶴で豆腐と肉、移動販売
タウンニュース
真鶴での移動販売の様子
真鶴駅を降りて、海へ続く1本道
の途中。「トーフー」とラッパの
音がなると、買い物袋を手に住民
たちが集まってくる。毎週月曜、
豆腐店と精肉店の冷蔵の移動販売
車がやってくる。
運営するのは、湯河原の豆腐店
「十二庵」と「肉の浅井」。実は
この場所は、別の精肉店があった
が2022年1月に閉店した。半年
ほど経ち、湯河原で移動販売を行っ
ていた十二庵を経営する浅沼宇雄さ
んのところへ「お店がなくなり、買
い物が大変」「坂が急で車もない」
と困っている住民たちの声が届いた。
そこで、同じく湯河原で家族で精肉
店を営む浅井孝宏さんが高校の同級
生だったことから声をかけ、2店で
協力して移動販売を開始することに
したという。
品揃えは、豚ロースや牛の切り落と
しなどの新鮮な肉と手作り豆腐のほか、
卵や野菜、総菜なども用意。販売は
5分程度と短い時間だが、常連客が
7〜8人はいるという。利用者は
「パッと買えて、総菜などもあって
助かっている」と話す。
現在は、真鶴、湯河原全域で30〜40
カ所をめぐり、高齢者などの買い物
難民に新鮮な食材を届けている。
浅沼さんは「地域の便利な冷蔵庫が
わりになれればうれしい」と話して
いる。
新東名
工事は今が最盛期
山北町民らに現場公開
タウンニュース
スマートICの工事を
見学する参加者
中日本高速道路株式会社東京支社
秦野工事事務所(伊原泰之所長)は
11月に複数日程で、山北町民を対象
に新東名高速道路【新秦野インター
チェンジ(IC)〜新御殿場IC間】
の建設現場を公開した。
11月22日開催はおよそ50人が参加。
日本最大のバランスドアーチ橋の
河内川橋、町唯一の高速道路の出入
口となる、山北スマートIC建設予
定地を見学した。このほか、完成し
た柳橋のウォーキング企画も用意さ
れた。
現場見学会は昨年に続くもの。同事
務所によれば現在、新東名は工事最
盛期で国内外からの見学者も多いと
いう。特に地元住民には、見学会を
通して事業への理解を深めてほしい
という思いがある。参加者の一人は
「高速道路の上を歩くことができ感
動した。開通を心待ちにしている」
などと話した。
新東名の新秦野IC〜新御殿場IC
間は2027年度開通の予定。
丹沢大山茶のハーバー人気
地域思う3者が連携
タウンニュース
菓子をほおばる本山町長
と3者の代表者ら
松田町のブランドとして認定されて
いる丹沢大山茶を使った菓子「丹沢
大山茶ミルクハーバー」が無印良品
の神奈川エリアの一部店舗とオンラ
インストア「諸国良品」にて数量限
定販売され売れ行きが好調だ。
商品は、丹沢大山茶の生産者である
株式会社茶来未、地元食材等を使っ
た新商品開発に力を注ぐ株式会社あ
りあけ、地域の良さを生かしともに
活性化に取り組む株式会社良品計画
の3者が連携して誕生した。耕作放
棄地の解消や地域の可能性を広げる
といった思いでつながった。11月27
日に松田町役場で記者会見し、取り
組みを紹介した。
丹沢大山茶ミルクハーバーは、なめ
らかな皮でつつまれた白あんにしっ
かりとした茶の香りとほどよい渋み
が閉じ込められた風味豊かな一品。
6月に限定販売し大好評、11月再販
分も7割程度が売れている。茶来未
の佐々木健代表取締役は「松田町寄
地区の茶樹は他であまりみられず、
貴重。皆さまの協力でいい商品にな
っています」と笑顔だった。
最乗寺で紅葉ライトアップ
タウンニュース
南足柄市の大雄山最乗寺で11月18〜27
日まで、初めてとなる境内の紅葉ライ
トアップが行われ、訪れた人たちの目
を楽しませた。
紅葉の名所としても有名な同寺。期間
中は鐘楼堂と瑠璃門前のモミジやツツ
ジなどが照らされ色づく木々を際立た
せた。
唯一の金曜日開催となった24日には
午後8時頃=写真=にも関わらず多く
の参拝者の姿が。松田町から訪れた夫
婦は「お香の匂いもかすかにしてお寺
ならではの雰囲気だった。月もきれい
でとても良かったです」と一味違った
紅葉狩りに満足のようすだった。
インド海軍のコルベット「カドマット」、
海自横須賀基地に寄港
12/2(土) カナロコ
海上自衛隊横須賀基地に入港
したインド海軍のコルベット
「カドマット」=2日
インド海軍のカモルタ級コルベット
「カドマット」が2日、横須賀市の
海上自衛隊横須賀基地に寄港した。
昨年11月の国際観艦式に続き2年
連続のインド艦寄港は珍しく、中国
を見据えた日本重視姿勢の表れとみ
られる。
【動画と写真】海自横須賀基地
に寄港したインド艦「カドマット」
カドマットはインド国産で、対潜水
艦能力も備える。排水量約3500
トン、全長約109メートル、幅約
14メートル。最高時速は約25
ノット(約46キロ)。乗員は
245人。
ニホンザルも温泉入浴、湯船で
うっとり…北海道・函館
12/3(日) 読売オンライン
温泉を満喫するニホンザル
(2日、北海道函館市で)
=大石健登撮影
北海道函館市の市熱帯植物園で約50
年前から続く冬の観光行事・ニホンザ
ルの温泉入浴が始まった。
約40匹が飼育されているサル山の
プールに、近くにある「湯の川温泉」
から源泉を41度前後に調節して引い
ている。湯船につかったサルたちは、
うっとりした表情を見せ、毛づくろ
いしながら温泉を満喫している。
青森市から家族で訪れた小学3年の
児童(9)は「赤い顔で温泉に入る
サルがかわいい」と見入っていた。
温泉入浴は来年5月の大型連休頃ま
で行われるという。