9日にかけ神奈川県内大雨の恐れ
箱根は累積雨量400ミリ超
7/7(火) カナロコ
横浜地方気象台
横浜地方気象台は7日、停滞する梅雨前線の影響で
神奈川県内は8日にかけ、1時間30ミリの激しい
雨が降る恐れがあるとの気象情報を発表した。累積
の雨量が400ミリを超えた箱根町など県西部の山
沿いを中心に、9日にかけて大雨になる可能性があ
るという。既に地盤が緩んでいる県西部や三浦半島
などで土砂災害に注意するよう呼び掛けている。
大雨で箱根の芦ノ湖が水位上昇
避難所開設、通行止めも
降り始めとなった3日正午から7日午後4時までの
雨量は、箱根町の417・5ミリが最多。山北町
239・5ミリ、小田原市178・0ミリと県西部
でかさんでおり、三浦市も156・5ミリと多い。
7日は各地とも少なめの雨量で推移したが、気象台
は「停滞する梅雨前線に向かって暖かく湿った空気
が流れ込む状況は変わっていない」と説明。8日夕
までの24時間に西部の多い所で150ミリ、東部
は20ミリの雨を予想。9日夕にかけては西部で
100~200ミリ、東部では50ミリと見込む。
「百合丘」ヤマユリで再現
地元高校の活動10年目、今年は
敷地外からどうぞ
7/8(水) カナロコ
見頃を迎えたヤマユリ=県立百合丘高校
神奈川県立百合丘高校(川崎市多摩区)の「百合の
花咲く丘プロジェクト」が今年、開始から10年目
を迎える。同校正門近くの丘では、ヤマユリ約50
株が見頃になった。
プロジェクトは、ユリの花にあふれていたかつての
百合丘を再現しようと、同校の生徒や職員、地元関
係者らが2010年11月、ヤマユリの球根を植え
たことに始まる。
地域住民らを招く観賞会は今では地域でなじみの催
しとなったが、今年は新型コロナウイルス感染症を
考慮し、取りやめた。
ヤマユリの見頃は来週ぐらいまで。同校は「大輪の花
は遠くからも見える。観賞会は中止になってしまったが、
校門の外から眺めてもらえれば」と話している。
箱根登山鉄道、全線再開で記念乗車券
郵送も受け付け
7/8(水) カナロコ
箱根湯本駅発の記念乗車券のデザイン
(箱根登山鉄道提供)
昨秋の台風被害で箱根湯本─強羅間を運休している
箱根登山鉄道は、23日の全線運転再開に合わせ
記念乗車券を販売する。
「箱根登山鉄道全線運転再開記念乗車券」は、同鉄
道箱根湯本─強羅間の乗車券で、台紙には試運転中
の車両の写真をあしらった。箱根湯本発・強羅発の
2枚セットを、23~26日に小田急旅行センター
小田原(小田原駅)と同センター箱根湯本(箱根湯
本駅)で計600セット販売する。27日から来年
2月末までは、箱根湯本駅と強羅駅で両駅始発の記
念乗車券を販売する。
2枚セットの記念乗車券は新型コロナウイルス感染
防止の観点から、郵送による申し込みも受け付ける。
同鉄道は「長らくお待たせしているお客さまにとって、
乗車券が記念になれば」と話している。
同鉄道は今月7日現在、崖崩れで線路が橋脚ごと流出
した「蛇骨(じゃこつ)陸橋」を含む被災箇所の復旧
作業がほぼ完了しており、全線での試運転開始も間近
という。
問い合わせは、同社鉄道部
電話0465(32)6823。
横浜・道路陥没、地下に空洞か
検討委が会合、月内にも結論へ
7/8(水) カナロコ
(写真:神奈川新聞社)
横浜市港北区大豆戸町の環状2号で路面の陥没が相
次いだ事故で、原因解明に向けて専門家らでつくる
検討委員会(委員長・龍岡文夫東京大学名誉教授)
の会合が7日、都内で開かれた。龍岡委員長は会見
で「(陥没現場の真下に)空洞がないと陥没はしな
い」との認識を示した上で、現時点での事故原因は
「不明」とした。現場周辺で引き続き地盤調査を行
い、その結果を基に検討委で再度議論し、今月中に
も結論を出したいという。
6月30日、新横浜で2度目の道路陥没
事故は6月12、30日に発生。1回目は長さ約11
メートル、幅約8メートル、2回目は約300メート
ル離れた場所で長さ約7メートル、幅約6メートルに
わたって陥没した。直下では2022年開業を目指す
相鉄・東急直通線の新横浜トンネルの掘削工事が行わ
れており、工事発注主の鉄道建設・運輸施設整備支援
機構が同24日に検討委を設置した。
検討委によると、2カ所の陥没現場の土砂の流出量は
約500立方メートルと約130立方メートル。
マグロ新メニューに浜焼きスペース…
神奈川・三崎港の複合施設、客足回復へ知恵
7/8(水) カナロコ
うらりに出店する清月で新発売されたマグロの商品
新型コロナウイルス感染拡大の影響で約2カ月間、
休業していた三崎港近くの複合施設「うらり」
(神奈川県三浦市三崎)の各店舗が、客足回復
に向けて奮闘している。「三崎に遊びに来る人
が増えたら」と願い、新商品を出したり、浜焼
きスペースを新設したりと知恵を絞る。
鮮魚店や土産物店などの計12店舗が出店する
うらりは緊急事態宣言を受け、4月8日から5月
26日まで休館。同27日の再開後は週末を中心
に客足が戻りつつあるが、以前は月200~300
台あった観光バスの訪問は当面予定がない。各店舗
からは売り上げが「平日は以前の半分以下」とい
った切実な声が上がる。
そんな中、何とか客を呼び戻そうと新商品や新スペー
スもお目見えしている。
マグロの加工品200点以上を扱ってきた「清月」
は、マグロを使った冷凍のカルビ焼き、シューマイ、
ハンバーグ、ギョーザの4商品(各400円)を
新たに並べた。
1964年に和菓子店として創業し、今春からマグロ
の加工・販売業に専念して再スタートを切った矢先の
休館。ゼロになった売り上げを戻していこうと、休館
中に新商品開発に取り組んだという。
営業再開後は感染予防のために試食を取りやめるなど、
売り上げ増への壁は残る。それでも、内騰幸成代表
(50)は「うちにしかないオリジナル商品を楽し
んでもらいたい」と前を向く。
鮮魚販売の「大畑鮮魚」は6月から、店舗の一角に
浜焼きスペースをオープンした。古民家をイメージ
した外観で、アワビやホタテ、ハマグリといった浜
焼きメニューのほか、マグロの唐揚げ、アルコール
類などを提供し、「生魚を買って帰れない人にも楽
しんでもらえたら」と渡辺亜希子店長(45)。大畑
雅央専務(45)は「うらりは安価においしいもの
を食べられるスポット。浜焼きを看板に、三崎全体
を盛り上げたい」と意気込んでいる。
コロナに隠れた「富士山噴火」驚愕シミュレーション
首都圏に予測不能の大被害
7/8(水) デイリー新潮
近い将来に大規模噴火を起こすと言われる富士山
コロナ禍の日本に追い討ちをかける、九州地方の記録
的豪雨。しかし恐ろしいのは水害だけではない。今年
4月、コロナ禍の陰で注目されなかったものの、日本
政府は富士山の噴火について恐るべきシミュレーショ
ン結果を発信していたのだ。近い将来に大規模噴火を
起こすと言われる富士山、そのあまりに甚大な被害とは。
***
4月、政府は富士山が噴火した場合の「降灰シミュレー
ション」を発表した。東京大学名誉教授で山梨県富士
山科学研究所所長の藤井敏嗣氏が解説する。
「このシミュレーションによって、前回の宝永噴火
(※1707年)と同じ規模の噴火が起これば、数時間
で富士山に近い山梨や静岡のみならず、首都圏一帯
にまで大きな影響が出ることがわかった。実際に富士
山が噴火すれば、桜島の噴火で降る火山灰の約200年
分が、たった2週間で堆積してしまうのです」
シミュレーションはいくつかのパターンが用意され、
たとえば9月に、風向きの変化の大きい南風が吹けば、
西は愛知や岐阜、北は新潟や福島などにまで被害が
及ぶという。
「噴火開始から数時間で、首都圏の交通機関はほと
んど機能しなくなることが分かりました。レールの
上に火山灰が0.5ミリ積もっただけで鉄道は運行でき
なくなる」(同)
さらに、エンジンに火山灰が入ると墜落の恐れがある
ことから、噴火初日で主要空港は閉鎖。シミュレーシ
ョンが記載された報告書によると、東京湾一帯の火力
発電所や、その送電網が火山灰によってダウンし、
「首都圏大停電」が起こるリスクもあるほか、雨が
降って灰に水分が加われば木造家屋が倒壊する危険
もあり、まさに八方塞がりの状況に陥るというのだ。
日本地震予知学会会長で東海大学教授の長尾年恭氏
も警鐘を鳴らす。
「世界中に火山はありますが、今度の富士山噴火は
人類が初めて経験する災害になると思います。国は
被害総額を2兆円と試算していますが、これは農作物
など直接的な損失のみ。交通機関がストップするなど
火山灰の影響により経済が被る損失は想定不能だと
しています」
7月9日発売の週刊新潮では、噴火発生に伴う被害の
詳細に加え、未曽有の危機を生き延びるためのサバ
イバル術を紹介する。「週刊新潮」2020年7月16日号 掲載
いわき・小名浜ふ頭「ヒアリ」調査
強毒アリの有無...わな設置
7/8(水) 福島民友新聞
調査のためにわな(左下)を仕掛ける関係者
環境省は7日、南米原産の強毒アリ「ヒアリ」などの
調査のため、いわき市の小名浜港大剣ふ頭に粘着性の
わな約200個を仕掛けた。10日に回収し、ヒアリや毒
を持つアカカミアリの有無を確認する。
同ふ頭は外国船コンテナの定期航路があり、ヒアリの
いる可能性のあるコンテナを取り扱っている。同省の
委託を受けた専門業者が、コンテナ置き場や緑地帯な
どにわなを設置した。
土砂崩落で道路寸断・上高地で
宿泊客など約300人余が孤立状態
7/8(水) SBC信越放送
土砂崩落で道路寸断・上高地で宿泊客など約300人余
が孤立状態国道で土砂崩れが起きた影響で、上高地
では、観光客などおよそ300人が孤立状態になってい
ます。
松本市安曇ではけさまでに上高地へ通じる国道158号
線の少なくとも3か所で土砂崩れが発生しました。
上高地では、3日の降り始めからの雨の量が午後5時
までに466.5ミリを観測し、平年の7月1か月の雨量
を超えています。
このうち、「中ノ湯ゲート」の付近ではのり面が30
メートルにわたって崩れ、土砂が道路をふさぎました。
県によりますと、上高地周辺で宿泊客と従業員など
およそ300人が孤立状態になっています。
すべての施設とは連絡が取れていて、数日分の食料
もあるということです。
松本市によりますと、今のところ、体調不良を訴え
る人などはいないということです。
一方、松本建設事務所が道路の復旧作業を進めてい
ますが、開通のめどはたっていません。
二年前に上高地に
行きました、
絵に描いたような
美しい景色でした
皆さんのご無事を祈っています。