色鮮やか七夕イメージ壁画、
JR平塚駅構内にお目見え
地元出身画家「来年楽しみに」
7/1(水) カナロコ
新型コロナウイルスの影響で中止となった「湘南ひら
つか七夕まつり」をテーマにした壁画を手掛けた画家
のオノルイーゼさん=JR平塚駅
日本三大七夕祭りの一つで、新型コロナウイルスの
感染拡大で中止となった「湘南ひらつか七夕まつり」
をテーマにした壁画が完成し、6月29日にお披露目
された。神奈川県平塚市出身の画家オノルイーゼさん
(30)が原画を手掛けた。地元では祭りが中止にな
っても七夕を盛り上げようとインターネット上などで
“エア七夕”の取り組みも広がる中、オノさんも「七夕
のことを1年忘れず、来年の第70回の祭りを楽しみ
に待ってほしい」と呼び掛ける。
壁画は当初、七夕まつりの70周年の節目を記念し、
市が企画。JR平塚駅下りホームに続くエスカレー
ターの壁面にお目見え。オノさんが描いた原画を元に
プリントしたフィルムを高さ3・5メートル、長さ
16メートルの壁面にラッピングした。
色鮮やかな花や植物のイラストを得意とし、これ
までも市内の観光地などで壁画を手掛けてきたオノ
さん。今回は「エスカレーターが天の川に包まれて
いるイメージ」をし、アルストロメリアやガーベラ
の花々と夜空に浮かぶ七夕飾りの吹き流しをデザ
インした。
あおり運転厳罰化 神奈川県警が陸空から警戒
7/1(水) カナロコ
あおり運転などの危険な運転行為を取り締まる
ため集結した県警の白バイ隊やパトカー
=横浜市鶴見区の首都高速道路
大黒パーキングエリア
あおり運転の厳罰化を盛り込んだ改正道交法が施行
された6月30日、神奈川県警航空隊のヘリコプター
が上空から、あおり運転などの交通違反を監視。陸上
のパトカーと無線で状況をやりとりしながら、危険な
運転行為に目を光らせた。
横浜市鶴見区の首都高速道路大黒パーキングエリア
(PA)には、パトカー7台、白バイ12台が集結。
県警の中崎敦交通部長が「悪質なあおり運転を排除
するとともに、法改正を多くのドライバーに周知し、
意識を高めてもらうことが重要」などと訓示した。
県警は、あおり運転行為を映像で記録できるドライブ
レコーダーの活用なども、PAの利用者らに呼び掛
けた。
あおり運転は、2017年6月に大井町の東名高速
道路で起きた一家4人の死傷事故をきっかけに社会
問題化。交通指導課によると、あおり運転の対象で
ある道交法の車間距離不保持による摘発は17年は
244件だったが、18年にはおよそ2.5倍の
605件に急増した。
改正道交法では、あおり運転を「妨害運転」と規定。
他の車の通行を妨げる目的での急ブレーキや車間距離
不保持など10行為を対象とした。罰則は最高で5年
以下の懲役または100万円以下の罰金、免許は即取
り消しで再取得できない欠格期間は最大3年となって
いる。
神奈川で31人感染 横浜のホストクラブで26人
複数がクラスターの店で勤務
7/1(水) カナロコ
新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で
30日、新たに20~60代の男女31人の感染
が確認された。うち男性26人は横浜市中区のホス
トクラブ従業員という。県内の感染者が30人を
上回ったのは、緊急事態宣言発令中の5月14日
(32人)以来。
【表】6月30日現在の神奈川県内市町村別感染者数
横浜市では、男女28人の感染が判明した。過去最多
だった4月11日の36人に次ぐ高水準で、市は接待
を伴う飲食店などに感染が広がっている恐れもあると
して注意を呼び掛けている。
市によると、同ホストクラブでは既に感染者として
公表していた6人と、自ら受診した1人を含む計32人
の陽性が明らかになった。複数の従業員はクラスター
(感染者集団)の起きた東京都新宿区のホストクラブ
でも勤務していたという。
市は医師や保健師らで構成する「クラスター班」を
同店に派遣し、従業員36人の検体を調べていた。
最初の発症は6月22日で、同店は来店客らに対し
体調が悪い場合は医療機関を受診するよう呼び掛け
ている。
同市内では30代自営業男性と20代女性会社員の
感染も確認された。
県内ではこのほか、北里大医学部の20代男子学生
(相模原市在住)、川崎市の医療機関を受診した都内
在住(県内勤務)の60代男性会社員、平塚市の40代
男性会社員の感染が明らかになった。
クルーズ寄港中止120回 横浜市、
損失144億円と試算
7/1(水) カナロコ
新港ふ頭に停泊し運航再開を待つクルーズ船
「にっぽん丸」=6月、横浜港
新型コロナウイルスの影響を受け、横浜港に今年寄港
予定だったクルーズ船のキャンセルが120回に上る
ことが30日、分かった。市は寄港取りやめによる
経済損失額について約144億円と試算。本格的な
再開は今後も見通せず、地域経済への打撃はさらに
膨らみそうだ。
クルーズ船の運航を巡っては、2月に横浜港に入港
した「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナの
集団感染が起きるなど、世界規模で運航の自粛や中止
が相次いでいる。横浜港は今年、過去最多となる
約260回の寄港数を予定していたが、4月以降の
キャンセルは120回に達した。市によると、今後
も増える可能性があるという。
同日の市会常任委員会で、市港湾局が報告した。市は
寄港回数の減少を受け、当初予算を4億円減額する
2020年度一般会計6月補正予算案も示した。
今後の見通しについて、同局の中野裕也局長は「船
会社からは、今秋ぐらいから国内のショートクルーズ
で再開したいと聞いている」と述べた。
朝のJR横浜線、車掌不在で12駅間運休
500人に影響
7/1(水) カナロコ
JR横浜線(資料写真)
JR東日本は1日、横浜線の小机発八王子行き普通
列車で乗務予定の車掌が誤って乗車せず、一部区間
を運休とするミスがあったと発表した。
JR東日本横浜支社によると、運休したのは午前6時
27分小机発の下り普通列車。車掌が橋本駅から小机駅
に向かっていたところ、誤って東神奈川駅まで乗り過
ごした。車掌の思い込みによるミスとしている。
小机駅から橋本駅までの12駅間は回送列車として通
過し、利用予定客約500人に影響があったとしている。
橋本駅で別の車掌が乗務し、八王子までは通常運行した
という。
「刃物を持った男が叫びながら歩いている」
果物ナイフ手に道路歩く男…"逮捕の瞬間"
小学校は集団下校に
7/1(水) 北海道ニュースUHB
銃刀法違反の現行犯で37歳男を逮捕した警察官
北海道留萌市 2020年7月1日午後1時40分ごろ
北海道留萌市で車道の真ん中を刃物を持って歩いて
いた男が、逮捕されました。
銃刀法違反の現行犯で逮捕されたのは、自称北海道
留萌市の無職の37歳の男です。
警察によりますと男は7月1日午後1時30分すぎ、留萌
市千鳥町で正当な理由なく刃渡り約17センチの果物
ナイフを所持していました。
通行人から「刃物を持った男が叫びながら歩いている」
という通報を受けた警察が、約5分後現場に駆け付け
男を発見、逮捕しました。
逮捕される前の男の姿を見た男性によりますと、男は
包丁のようなものを持って車道の真ん中を悠然と歩い
ていたということです。
現場は小学校の近くで、この騒ぎで学校は児童の安全
を確保するため集団下校する事態となりしました。
警察が男から事情を聴いています。
路上で会社員突き飛ばし骨折させる
自称派遣社員逮捕 「相手が階段を逆走」
7/1(水) カナロコ
(写真:神奈川新聞社)
神奈川県警高津署は1日、傷害の疑いで、川崎市
高津区下作延7丁目、自称派遣社員の男(24)を
逮捕した。
【写真で見る現場】関内駅前死亡、傷害致死容疑で
男逮捕「ぶつかり頭に来た」
逮捕容疑は、3月9日午後1時45分ごろ、同区
溝口2丁目の路上で、都内に住む男性会社員(36)
を突き飛ばし、左腕を骨折させた、としている。
署によると、現場近くの階段ですれ違う際、2人
の肩がぶつかったといい、同容疑者は「相手が階段
を逆走してきた。正義感からやってしまった」と
供述、容疑を認めている。
署によると、ぶつかった後、同容疑者が男性を追い
掛け、背後から手で押し倒した。付近の防犯カメラ
の映像などから同容疑者が浮上した。
殺傷能力あるミニ拳銃2丁所持 男を逮捕
「ネットで購入、護身用」
7/1(水) カナロコ
(写真:神奈川新聞社)
殺傷能力のあるミニチュア拳銃を所持したとして、
神奈川県警薬物銃器対策課と旭署などは1日、銃刀
法違反(拳銃複数所持)などの疑いで、東京都練馬
区、自称無職の男(54)を逮捕した。
【写真で見る】川崎の路上で拳銃発砲、2人けが
暴力団関係のトラブルか
逮捕容疑は、昨年10月3日、同区の飲食店駐車場で
弾数個を装てんした回転弾倉式拳銃2丁を所持した、
としている。「トラブルがあり、護身用に持ち歩いて
いた」と供述しているという。
同課によると、2丁はともに全長約75ミリ、重さ
60グラム前後、口径約3ミリで、発射速度は22口
径などの拳銃と同程度という。同容疑者は「1、2年
前にロシアからインターネットで購入した」と供述。
当初から発射能力があったかどうかなど経緯を詳しく
調べている。
昨年9月に米国から送られた同容疑者宛ての国際郵便
を税関で検査したところ、口径4ミリの空包123個
が見つかった。10月に容疑者宅を捜索した際、別の
ミニチュア拳銃1丁なども押収しており、余罪も調べる。
箱根・芦ノ湖、大雨で氾濫危険水位超える
7/1(水) カナロコ
箱根町役場
神奈川県箱根町の芦ノ湖は1日、前日からの大雨で
水位が上昇し、午後8時20分ごろ、氾濫(はんらん)
危険水位(2・6メートル)を超えた。
町によると、同日午後3時半ごろから町内5カ所の
避難所を開設しているが、避難勧告は出していない。
防災無線で町民に対し、自宅の2階など高い場所に
いるよう呼び掛けている。
県小田原土木センターによると、同日午前9時以降、
芦ノ湖は1時間に2~4センチのペースで水位が上昇
しており、同日午後8時20分ごろ、基準点から2・
6メートルの氾濫危険水位に達した。
同センターは先月30日午後4時半ごろから水門一カ
所を開いており、1日午後8時20分現在で毎分約10
トンを放流している。
まるでジブリ映画のロボット?
設置経緯は不明…名実ともに「謎のオブジェ」
7/1(水) 千葉日報オンライン
池の中に設けられた下半身だけのオブジェ。設置経緯
の記録も残っておらず、謎に包まれている
千葉市役所の隣、みなと公園(同市中央区)の池の中に、
謎めいたオブジェがある。下半身だけのロボットのよう
な奇妙な作品だが、不思議なのは見掛けだけではない。
行政の記録にも設置経緯が残っておらず、名実ともに
「謎のオブジェ」となっている。
「ジブリ映画」に登場するロボットのような、温かみ
と無機質さが同居する不思議な味わいの作品で、一帯
の景色も含めて異世界に迷い込んだかのような雰囲気
を演出している。作者は彫刻家の向井良吉(1918~
2010年)。台座に「1970」と彫られているが、銘板は
見当たらず、作品名は分からない。近くに「出洲海岸
埋立造成事業記念碑」なる石碑があるが、関連は不明だ。
「手作りのロボット」のような、温かみと無機質さが
同居する不思議なオブジェだ
設置経緯やテーマが分かるのではないかと、公園を管理
する市に問い合わせると、「公園は県企業庁(現企業局)
が整備し、70年に市の公園部局に移管された。オブジェ
も同庁が設置したのでは」とし、「それ以上のことは
分からない」という。
そこで県企業局に取材すると、「当局が設置したかどう
かを含めて確認できる資料がない」との回答。県の行政
文書管理規則では、文書の保存期間は最長30年と定めら
れており、満了後に歴史的に重要と判断された文書は
県文書館に移管されるが、それ以外は廃棄される。担当
者は「規則に沿って、関連文書は廃棄されたのだろう」
と話す。30年という区切りは、国の公文書管理法で定め
る保存期間に準じているという。
屋外のオブジェは後世に残すべき「記念碑」的な目的も
持つはずだが、わずか30年で設置当時の記録が消えてし
まうのは少々寂しい。本来、作品の前に立つだけでアー
トは鑑賞できるが、設置経緯や作者が当時残した言葉な
どを知れば、より深い鑑賞体験につながることも少なく
ない。
他にも、行政による文書廃棄で設置経緯が不明になって
しまったオブジェが各地にあるのだろう。多くの人が
現地に足を運んで鑑賞し、存在を語り継いでいくことが、
これらの作品にとってせめてもの救いになるのではない
だろうか。