50オヤジの独り言

50歳既婚、子供なし、犬2匹と金沢市内に住むオヤジの独り言です。

知床から西へ〜第5日

2017-08-07 21:06:25 | 旅日記

5日は川湯温泉からスタートです。

どこに行こうか最後まで迷っていたのですが

知床に向かうことにしました。

通勤時間と被ると混雑に巻き込まれるので6時前に出発です。

 

途中から雨が降り出しガスも出てきています。

知床5湖に向かうつもりが間違えて知床峠に・・

外気温14度

風が強くあっという間に体温が奪われてしまいます。

32年前に来たときは日没直前に濃霧の中、走り続け

峠でちょうど雲海の上にでて

知床峠の先に続く雲海に夕日がまさに落ちようとしているという

とんでもない風景に出会えたのですが今回はガスと雨と強風のお出迎えでした。

知床峠まで金沢から約1900キロ走っていました。

ここから折り返しですね~





峠は早々に退散し、今度こそ知床5湖へ、

250円払って入場許可証を受け取り、

公園内歩行に関するレクチャー(主にヒグマ対策)を受けてから

遊歩道に入ります。

ショートコースとロングコースがあるのですが2日続けてロングコースに

クマが出現しコースクローズになったそうです。

私と同じ時間にレクチャー受けた人がいないので

一人でとぼとぼ歩くことに・・




以前にテレビで木の柵で囲われた高いところに歩道があったのを見たことがあったのですが

それはほんの一部。

大半は普通のハイキングコースです。

一人で歩いていて出くわしたらえらいことです。

ドキドキしながら歩いていきました。

1/3くらい歩いたところで前のレクチャーのグループに追いつくことができて

ほっと一安心。

そのあと木の柵に設置された遊歩道に上ってさらに一安心

今日のソフトはこれ

ハマナスコケモモ味です。

ちょっと酸っぱい味でした。



知床を後に、とぼとぼ走ります。ウトロから知床国道、途中から斜里国道に

途中こんな車が走っていました。

ロールされた牧草を運んでいる車です。

そういえば牧草を刈り取って丸めて予乾している風景をよく見ました。

これの後ろについて走る機会が何度かあったのですが

高さ的に結構やばくて除雪時の道路標示用の看板

(上の写真の右上に見える下矢印の標識です)

ギリギリです。ほとんどかすっているんじゃないか??

あと北海道なのでそれなりの速度で走っているのですが

ロールした牧草が結構飛び散っているんですよね~

道東だし人家もほとんどないので何の問題もありませんが

街中だと草だらけになっちゃうんでしょうね・・

ちょうどお昼に美幌峠に到着しました。

残念ながらまた曇っています。


写真は屈斜路湖


美空ひばりの石碑があり、横のスピーカーから歌が流れています。

美幌峠をおり、弟子屈の手前から阿寒横断道路を通って阿寒湖に向かいます。

途中でまりも国道にぶつかって右が阿寒湖畔、左が阿寒市街とあったのですが

うっかり左に行ってしまいました。

途中で阿寒市街35キロとかの表示があったのですが

阿寒IC方面のことだったようです。

阿寒湖周辺のことを指しているんかと思ったのですが

違っていたようです。

5キロくらい走って引き返したのですが北海道の道路って路側帯がほとんどないので

引き返すのがなかなか大変です。

阿寒湖畔の温泉街に立ち寄ったのですがこちらはいかにも観光地

駐車料金も取られるみたいでしたのでそのままスルー

オンネトーへ、




とてもきれいな湖水でした。このころにはすっかり晴れていて

とても気持ち良かったです。

室蘭のケーズデンキで自撮り棒を買ってみたので撮ってみます。

これがなかなか難しい。

顔を風景の角度や露出なんかもなかなか思うようにいきません。

あれこれ試していたら通りすがりの女性に写真撮りましょうか?

と声をかけられてしまいました。

よほど怪しかったんでしょうか(笑)

実は今回車にSUPを積んでいます。

オンネトーでやってみようかどうしようか迷っていたのですが

準備やら片づけのことを考えるとめんどくさくなって断念。

今回の旅では使うことがなさそうです・・

オンネトーから足寄へ

道の駅で充電休憩

足寄といえば松山千春

特別展示コーナーがありました。


今日の宿をとっていなかったので

ここで無料WIFIつないで宿を探します。

北海道マニアの知人から進められていた晩成温泉に行くつもりだったのですが

あいにく宿泊施設はあいておらず

キャンプ泊(車中泊)も考えたのですがお疲れ気味でもあったので

ネットで宿を探しました。

この時期はやはり混んでいるようでなかなか見つかりません。

ようやく苫小牧で1件見つけたのでそちらへ移動

約220キロの移動です。

ついでに苫小牧で回転ずしでもと思いグーグル君に調べてもらったのが

ここ!

金沢は回転寿司王国といわれていてレベルが高いといわれているのですが

北海道はどんなもんでしょうか??

せっかくなのでここでしかなさそうなものを中心に探しました。

一番押しはこちら!!


しゃけのチャンチャン

しゃけのみそだれつけてあるのですがうまい!!

あ、1貫食べてから慌てて写真撮りました。

この時期の旬だからなのかイカのネタが豊富

イクラが内地より安い!!

ホタテは絶品!

甘エビの子持ち軍艦も金沢では見たことがないネタでしたね~

待合のスペースがたくさんあったので地元の人気店ではと思料します。

受付は紙、注文も声で、精算もお皿を数えてでしたので

このあたりのIT化は金沢のお店のほうが進んでいるかもですね~

このお店に限らず北海道のお店入っては感じたことは

悪意はないけどあまり客本位で接客していないように感じます。

というか常連客がメインとなるビジネスモデルなんですよね~

私のようなよそ者が入ってくること、利用することをあまり想定していない

印象があり、例えば注文の取り方や、席に案内するまでの流れなどの

説明がほとんど書いてないんですよね~

みなわかっているよね~

みたいな感じです。

こっちは当然知らないのでいろいろ尋ねるのですが

それに対する反応が「ああ、こっちの人じゃないんだね~」

というのじゃなく「えっ??知らないの?なんで??」

というやや戸惑った反応なんですよね?

ただそこには悪意は感じられないのでそんなに無礼に感じる

ことはないのでけど、、

あと不便さに対しての許容感がお店側にもお客側にもあるような気がしました。

なんでこんなことやるの?もっとよくできるでしょう!

みたいな発想があまり出てこないのかなあ・・

と思います。

これについては釧路の友人を聞いて納得した部分があったのですが

冬場の荒天の際には、無理に動くと遭難したりするので

「今日は無理です」、「そっか、しょうがないよね」みたいな

やり取りが一般化している影響なのではと思いました。

これについては過剰サービス要求がサービス業のブラック労働化を

促してしまうという側面からみるとある意味距離感的には

ありなのかなあとも思いますが、、

いずれにしてもこういう部分が旅の面白さでもあるのかなあと思いました。

 

さて、すっかり暗くなってしまったのでホテルまではナビ頼みです。

学生寮をそのまま宿泊者にも提供しているような宿でしたので

近くまでは来れたが場所がわからず電話してたどりつきました。

今日の走行距離621キロ 充電1回

平均燃費16.4キロ

 

 


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