金沢高校敗戦

大阪桐蔭相手に互角の戦いで

検討をたたえる雰囲気なんですが

私はあえて「喝！！」を入れたいと思います。

サヨナラ負けの場面をテレビで見ていたのですが

先頭打者をヒットで出してバントで送られ

敬遠で塁を埋めて、次打者警戒しすぎて四球で満塁

このあたりから球の押さえが利かなくなって

上ずった球を打たれてサヨナラ・・・

最後は自滅に近い形で負けるべくして負けた感じです。

ベンチも含めてどこかで一呼吸入れるか何かで

流れを変える工夫が必要だったのでは・・

そういう意味では本当の強豪になるにはインサイドワークも

含めてまだまだ課題があると思います。

もうひとつは今回の敗戦を「よくがんばった・・」と

地元がたたえる雰囲気です。

いい試合をしたといっても2回戦で負けたのは事実です。

甲子園出場を勝ち取ったときに金沢高校のキャプテンが

「負けたほかのチームのためにも胸を張って帰ってこれるような

成績を甲子園であげてきます・・」というようなコメントが

ありましたが、そういう意味では惜しい敗戦とはいえ

この程度で満足してもらっては困ります。

今回の金沢高校はレギュラーに2年生が4人います。

特に4番の選手はドラフト候補といわれている逸材です。
（甲子園では力みすぎ！！もっとメンタル面を鍛えないと・・）

もっと高い目標を持って石川県の高校野球界を盛り上げていって

欲しいものです。

石川県の中学野球は実は全国優勝を何度も達成している

強豪県になっています。

中学が強いのに上の高校がこの程度ではさびしいですよね・・