よねの備忘録

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胃婁、寝たきりが幸せなのか

2023-11-16 13:51:31 | 医療の話
「90代誤嚥死に2365万円賠償判決」に
医療・介護界騒然…
現役医師「訴訟回避の胃ろうで寝たきり老人が激増する」


「施設職員が90代男性のゼリーの誤嚥を
防ぐ義務を怠ったことなどが原因」。
11月上旬、裁判所は介護施設に2365万円の支払いを命じた。

(引用終了)

高齢の介護老人が、食べ物や水が、
気管に入っても、咳き込んで出すことができず、
肺炎になってしまう。

これを誤嚥性肺炎と言います。

介護者が、食事中にずっと観察できれば防止できるのですが、
介護者1名で、数名の食事介助ともなれば、無理があります。

これで多額の訴訟金がとられるとなると・・

介護事業所は、
胃のところに小さな穴をあけ、チューブを入れます。
これを胃婁といいます。

胃婁のチューブを老人が、自分で抜かないようにするのは、
ベットに縛り付ける抑制を行うしかありません。

筋力は低下し、寝たきりとなります。
寝たきり老人は、転んで転倒することもなくなります。

安全を重視すると、上記のような状態の老人を量産しますが、
誰が幸せと言えるでしょうか?

上記の判決を出した裁判長は、胃婁、寝たきりを
増やす後押しをしたことに、気づいていないでしょうね。

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