アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問し、
中国政府がおこっています。
中国政府の主張は、「台湾は中国の領土の一部である。」
アメリカ政府の立場は、中国政府が上記主張をすることを
理解し尊重する、というもので、「台湾は領土である」と
認めたわけではありません。
国際法的には、独立統治して50年を経ていますから、
すでに自然独立している、とのことです。
アメリカとしては、独立を承認する必要もなく、
ただ国交を樹立するだけでOKのようです。
今から50年前、岸信介氏や日本政府は台湾に対して、
大陸の正当な支配者という立場を放棄し、独立国として国交を維持すべきと
いう意見を述べていましたが、大陸 出身者を中心とする国民党台湾側が
これを拒絶したわけです。
こういう経緯をみると、安倍・元総理が亡くなられたのが惜しまれます。
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