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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

凍り餅、花餅

2009年01月15日 | Weblog
 寒中の行事に、凍り餅作りがある。お正月に餅を食べて、済んだ頃に、もう一度搗く。搗いた餅はのし板で形を整えて、室蓋に並べられる。

 2日程置いて、包丁で薄く切って、筵に並べていく。1週間も経てば、乾燥してくるので、今度は炭火を熾して、焼いて食べる。花餅は、少し厚めに切った短冊に、切込みを入れていく場所によって形が出来る。

 梅や水仙、桃やバラの花と、祖母は思いつく限りの花や、木や野菜を形作って仕上げる。花の部分には色を指して、本物のように作っていった。畳の上の室蓋には、一足早い春が訪れてきたように華やいでいた。

 今は、餅を搗くことさえ大事である。機械で搗けば簡単ではあるが、心が弾まない。あの頃の想いのなかには、輝くような暖かさが詰まっているのだ。

 祖母の作る花餅は、実際食べてしまうのがもったいないほど、手が込んでいて、じっと見とれてしまうのだった。包丁と切り込みの付け方一つで、あんなにも見事に作るのが、自分にできないことも残念でならない。

 家族や親戚が集まって、賑やかで騒がしい日々は永久に還ってはこないのだ。母の居る故郷が、ひどく遠くに感じられてしまう。なんだか魂だけが彷徨っていくような、ひどく危なっかしい想いがある。

 午前中は、久々に布団干しをしたよ。並行して、糠と鶏糞と塩を混ぜて、鉢やら地面やらに施す。その後、水遣りをした。お昼前に布団を仕舞って、水をもらいにAさん家に行った。

 介護疲れで、ダウン寸前だったので、足のてあてをしてあげる。以前にも書いたけど、足は第二の心臓です。また、枇杷パワーを全開にして治療してあげた。冷たい氷のような手が、足の裏に触ってしばらくすると熱を帯びてくる。30分程で、汗をかいてくると、手が自然に離れるのです。

 しんどい時って口を利くのも嫌になるよ。ただ寝ていたいって思う。でも、実際は寝ていても睡眠不足以外はよくならない。体がリラックスするように、何かでしなけりゃだめなんだ。

 肩と、腰は冷やさない。次に、足を温める。暖房器具に頼らないで、自分で何か工夫をしましょう。ストレスを溜めないのがベストですが、息抜きの方法を探しましょう。

 今晩は、金星と木星が一際輝いていますよ。オリオンも、三ツ星が、燦然としています。寒いですが、外に出てみませんか?無料の天体ショーです。これを見逃す手はないと思いますがね。

 昨年の、年末の白枇杷です。ちょっとは期待しないでもなかったのですが、やっぱり花はつきませんでした。まあ、葉が枯れなかっただけ、よかったのかもしれません。

 せっせと、野菜屑を入れています。夏場には、虫が湧くのでできません。近所から苦情が殺到する?結構、厭味な連中が居ますよ。

 以前、蜜蜂が枇杷に来ていたら、刺されるから、と行政に電話をされた。あにぃ!蜜蜂がいつ刺したよ?蜜蜂よりも、人間の方が遙かに怖いでないの。

 たまげました。

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