goo blog サービス終了のお知らせ 

枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

春の発見

2021年02月10日 | Weblog
 朝方には、一斉に野鳥が飛来して賑やか振りを発揮するが、枯れ葉を掻き散らして餌を啄み後片付けはしない。で、巡回して蹴散らした物を車道から庭に入れていて、あらまっ!長崎茂木の種が発芽して成長しているではないかと見つけた次第。苗という基準だが5cm位には大きくなっていて、移植をするか考える。真南なのと陽当たりは最高の場所だが車道なので。

 昨日は、手塚治虫氏が亡くなった日である。既に20年という月日の経過に愕然とする。漫画の神さまも病には勝てなかったようで、然も医学博士なので自分の余命は知っておられたようだ。然し、それにしても早過ぎると、訃報を知って泪に暮れた。萩尾望都さんや、多くの漫画家への道を開いてもいた人だけに、描けないことへの苦しみは如何ばかりであったろうか。

 庭を見廻る度に、クリスマスローズの蕾が膨らみ、梅も枇杷葉の花芽にも密かに咲いているのを見つける。白い花が好きなので殆どが緑と白になるが、フリージアやスイトピーが彩どってくれるのも好ましい。でも、今年は霜にやられてしまったから、フリージアは期待できない。哭くに泣けない気持ち…魔女の箒も茶色になってしまった。来年には囲いをしておこう。

 枇杷葉を信じて下さって試しておられる方が、お礼を書かれたのに恐縮してしまう。波長が同調したものと思えるのだが、珍しいことなのかもしれない。リエさんのように実際に逢った訳ではないから、ここでの発信を感知されたことにも驚く。不可思議なこともあるものと感謝している。年金暮らしなので、以前のようには送料込みでは送れないのも悪いなあぁ。

 薬草にも多々あって、使い方や処方方法を間違えれば殺人も行える。トリカブトが知られているが、これも慢性腎炎・浮腫み・関節炎・神経痛等に用いられる。決して単独で使わぬことと薬剤師の指示を守ることだ。花の紫には眼を奪われるが、それだけに毒性も高いことを知りたい。属種では二輪草がある。枇杷葉も種の核には猛毒があるので、生での摂取は危険。

 以前の勤務先の友人が珈琲を飲みに行きたい、との連絡に了解を出し来訪しての歓談に盛り上がった。久々に大笑いをさせてもらってうれしい。目的は、様子見なのだろうがさり気ない気遣いをしてくれ、またねと帰って行った。相手のことを思えるやさしさにも感謝する。わたくしには飾り気のない心が貴重なのを理解してくれる。枇杷葉茶も美味しいと飲んでいた。

 ブログの更新をしながら、何方の記事にも一喜一憂してしまう。自分の心を表現する難しさに、或いは容易く綴れることへの想いに、他人は様々な想いも抱く。書かれていることの真逆だったり、素直にそのままを受けとることも多い。権利だけでは云えず、自由であると同時に責任も担うから。自分だけが辛いのでも遣っているのでも、哀しいのでもないと思えるように。

 星に願いをしても、叶うこととそうでないことも多々ある。でもだからと言って命を終えられる訳でもない。強くなれと頑張れとも言われても、心がそぐわないこともある。自分だけがと他人を羨み、自分は駄目だと諦めてしまうことも。だが、生きていかねばならないしんどさを、ほんの少し解かって貰えるのはうれしい。ほんの少しのやさしさに救われることがある。

 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする