悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

短歌写真960 見渡せば

2010-07-31 03:00:00 | 短歌写真
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見渡せば薔薇のけしきのいかばかり
館あるじの心延へやは   悠山人

○短歌写真、詠む。
○森の中にとつぜん現れた薔薇の家。私が名付けて薔薇館(やかた)
。住人の心延えがしきりに思われた。文語ではありふれた、「やは」。頻用語だけに、素人には難しい。「けしき」に「気色」「景色」を掛ける。
□短写960 みわたせば ばらのけしきの いかばかり
        やかたあるじの こころばへやは
【写真】前出、萌木の村。


俳句写真723 山かひの

2010-07-31 02:00:00 | 俳句写真

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山かひの店おほひたる夏の空  悠山人

○俳句写真、詠む。
○NHKのTV番組「小さな旅」を見て、翌日に訪ねてみた。甲斐府中盆地から、山また山の曲がりくねった細い道を、かなり長いドライヴである。着いてみると、下界の猛暑が嘘のような、澄み切った空だ。公設の店名は「おごっそう家」(御馳走の家)。「かひ」は「(山)間」「甲斐」を掛ける。文月晦日。

□俳写723 やまかひの みせおほひたる なつのそら
【写真】先日。