悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

043 悲しくて寂しく

2005-08-17 04:04:00 | 新古今集

■九月十三日の夜の月、と伝わるところから、名月としてみる。

【略注】○憂き身=「辛い身。悲しいことの多い身。」(小学版) 「物思いの絶えない
    この身」(岩波版)。 「この不運の身」(新潮版)。
    ○心に曇る=「雲ではなく、晴れぬ心ゆえに涙で曇る意。」(岩波版) 「哀感
    の涙で目に曇り」(小学版)。
    ○慈円=悠 002 既出。
【補説】「秋の夜の月」 この前後で使われている作品を調べてみた。(「~」部分)
    0375 人だのめなる~(俊成の娘)
    0385 しのぶの里の~(橘為中)
    0390 うらみな果てそ~(慈円)
    0403 ~やをじまの(家隆)
    0404 心に曇る~(慈円)
    0407 ~待つほど(源扶義の娘)
    0415 幾夜かは見ん~(大輔)
    0417 思ひも入れじ~(式子)

最新の画像もっと見る