2007-1116-yhs177
青苔に
篭るる寺の
閑かなり 悠山人
○俳句写真、詠む。
○『古語辞典』の見出し語は、「閑かさ」ではなく、「や」が付く。初案「山寺や石にしみつく蝉の声」、再案「さびしさや岩にしみ込む蝉の声」、と来て、あの芭蕉の句が出来たとある。「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」。
□俳写177 あをごけに こもるるてらの しづかなり
【写真】寺は右手奥にある。しっとり小雨に濡れて、苔も生き生き。奈良・菩提山正暦寺(しょうりゃくじ)で。
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