2014-0212-yts1372
短歌写真1342 まだ浅き
まだ浅き春の便りと聞ゆれど
未のころの空はあをめり 悠山人
○短歌写真、詠む。
○どこかに雲はないかと、しばらくは天空を見上げていた。それくらい、昼下がりの空は見事な青空であった。
¶未(ひつじ)のころ=午後二時ころ。
□短写1372 まだあさき はるのたよりと きこゆれど
ひつじのころの そらはあをめり
【写真】きのう、自宅。
memo-WSM:(YT) 「la fille de 15 ans」。1988、仏、1時間20分。英語字幕。パリの女子高校生(原題)、夏休みに5日間、男同級生父子と三人でヴァカンスを過ごす。滞在地は地中海イビサ島(西班牙領)。彼と親密になるはずが、その父も次第に主人公に惹かれていく。しかし大きなトラブルも性表現もなく、穏やかに展開して穏やかに終わる。子どもから大人への境目としての15歳の少女、心の揺れを描く。全編ほぼ現地の美しい海岸ロケと三人の会話だけ。背景音楽もおとなしくシューマン(Davidsbündlertänze)。原題直訳は「15歳の娘」。
memo-WSM:(YT) 「AU FOND DES BOIS」。2010、仏、1時間40分弱。英語字幕。19世紀半ば過ぎ、フランス南部の深い森(原題)。怪しげな風来坊の若い男、ふらりと訪ねた教会。階段へ座り込んでいて、一人の若い娘に一目ぼれして、ストーカーに。深夜娘の寝室まで入り込む。翌日聾唖者を装って(現在進行形の日本の大詐欺師と同じ)、困窮者を受け入れているその家へ取り入る。ほどなく娘を誘拐して、森の中を連れ回して、レイプし放題・・・最後は裁判になるのだが。音楽のブリュノ・クレー、これはいい。