2011-0914-yhs895
俳句写真895 秋の空
秋の空もの悲しくて暮れゆけり 悠山人
○俳句写真、詠む。
○はじめ、中句末の「て」を「も」としてみた。十七分の一の難しさである。
□俳写895 あきのそら ものがなしくて くれゆけり
【写真】先日、芸術公園。
memo-きょうの万葉短歌： この世で楽しい酒を飲めれば、来世は虫や鳥になってもかまわないよ。 旅人は無類の酒好き。http://blog.goo.ne.jp/yjm840/d/20110914
この世にし楽しくあらば来む世にも 虫に鳥にも我れはなりなむ（0348） 大伴旅人
meineTraeume-exihibParis: 此処は巴里三越二階。広い展示会場は、全て装飾服飾の作品許り。黄金色で統一されて目映ゆく眩しい。基調は三角・四角・丸・柱体・錐体など。美術品でなく商品であることは、偶に出会ふ客の会話で知れる。さう、これだけ広い店内に人影が殆どない。不図目に留めた印刷物を見ると、広大な庭園案内図であった。十九世紀初頭の巴里万博で使はれたものの複製だ。どう言ふわけか「８」字形があちらこちらに、装飾文字風に鏤められている。８字横には「Achette」とあるので、可笑しいな、８は…ええと、un, deux, trios, …と指折り数へてゐると、傍にゐた若い母娘がくすくすと笑ふ。・・・まだまだ続く長い夢物語であった。