2010-0325-yhs658
おろおろと
白き辛夷の
咲きゐたり 悠山人
○俳句写真、詠む。
○辛夷(こぶし)。白木蓮のようにいちどきに華やかにではなく、古武士のように静かに少しずつ、という咲き方である。
¶おろおろと=見出し語「まばらに」、対応古語「おろおろと」。(三省版『逆引き古語辞典』)
□俳写658 おろおろと しろきこぶしの さきゐたり
【写真】春の草花模様は、一日ごとに変化するから、うっかり出来ない。三日前、自宅で。
2010-0325-yhs658
おろおろと
白き辛夷の
咲きゐたり 悠山人
○俳句写真、詠む。
○辛夷(こぶし)。白木蓮のようにいちどきに華やかにではなく、古武士のように静かに少しずつ、という咲き方である。
¶おろおろと=見出し語「まばらに」、対応古語「おろおろと」。(三省版『逆引き古語辞典』)
□俳写658 おろおろと しろきこぶしの さきゐたり
【写真】春の草花模様は、一日ごとに変化するから、うっかり出来ない。三日前、自宅で。
2010-0325-yhs657
かがり火の
またも燃えたる
春弥生 悠山人
○俳句写真、詠む。
○小美術展の入口に、さまざまな花が賑わっていた。キュクラメン(通称シクラメン)の和名は「篝火花(かがりびばな)」。弥生も余すところ数日。
□俳写657 かがりびの またももえたる はるやよい
【写真】先日の撮影。花写真の場合、彩度を5%ほど上げることが多い。