百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

湯の入荘行

2011-01-28 17:22:14 | 随想

 1月28日  (金) 
         平成17年1月1日より 2,219日目
                  歩いた歩数       その距離
         本日      13,408歩       9,386m
         総計   31,345,121歩  21,941,585m
イラン・トルコ、ギリシャの首都アテネに向かう。後206,674m
 

  湯の入り荘行のバスが来た。隣町の参加者でバスは埋まっているが私たちの町の参加者は4人のみ。会員は50名なので10%にも満たない。情けないがいつも笑われている。

 男性2名、女性2名。持参のお茶菓子や煮物・漬物が披露され、茶飲み話が始まった。私は持参の酒を注いでS君と呑み始めた。「こんな楽しい集まりなのに、おら方の衆はどうして来ないんだろう?」「あんなとこはモウロクしたもんの行くとこだ」「年寄りばかりで、お湯はションベン臭い」なんて言ってる」「一度来ればイイトコだと分かるんだが…」などと来ない人たちの噂話がでた。

 「若い衆が勤めに出て、独り寒い部屋で炬燵にあたって居たって詰まらないと思うけどネ」と気の毒がったが、私も傍観者で居た頃は、バスに乗っている老人クラブの人たちを見て、子供のようにはしゃいでいる 姿に侘しさと見下げた気持ちを持っていたのも事実だ。

 隣町の人たちは女性は大声で笑いあい、男性は酒を酌み交わして気炎を上げている。まさに大宴会だ。なんとも心を開いて若返ってワイワイやっている姿がうらやましい。私たちの町もこんな風にいかないもんかと話し合った。

 リーダーの人たちが真面目人間で、遊びは悪、勉強が大切と考えて、会員のレベルの向上に真剣の取り組みすぎているんじゃないかと言う話になった。集落サロンで絵手紙や書道の講習に力をいれて、正月には書初めを書いて張り出した。今更一度や二度勉強してみても上達するものでもないし、自分の力量の低さを披露するようなもので集まる者は自信のある者ばかり。参加者は益々減って、求心力が落ちるのも無理はない。もっと気軽に集まって大勢の気持ちを盛り上げるような方向が大事じゃないかと言う話になった。

 温泉から上がって、私は隣町の人たちに合流、飲み始めた。大歓迎を受けて酒肴が出た。「老人クラブの組織が小さくんなって行くし、若い者が入らないくて会員が減って行く、どうしたもんか?」という動議が出た。夫々色んな意見が出た。私に矢が向いた。そこで「今の老人クラブは会費が少なすぎる。少ないから魅力ある仕事が出来ない。魅力がないから入らない。会費はたくさんとって、沢山仕事をする。役員は大変かもしれないが、それを生甲斐にやる。世のため、他人のためにやってこそ老いの人生じゃないか。後期高齢者じゃなくて光輝高齢者と言われなくちゃ!】と日頃の持論を吐いた。久し振りに楽しかった


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