10月4日 (木) ①
平成17年1月1日より 1,007日目
歩いた歩数 その距離
本日 10,735歩 7,515m
総計 14,072,909歩 9,851,036 m
北京より保定・石家荘・刑台・邯鄲・洛陽を経て三門峡に向かう。後 32,114m
今日のシニアー・リーダーの実践講座は、小菅の里保護委員会の鷲尾先生の「小菅地区の村おこしの取り組みについて」であった。
小菅区は修験道場として1300年以上の歴史をもち、幾多の文化財を受け継いできた土地柄ではあるが、1960年に100世帯461人の人口が現在は66戸184名となり、しかも高齢者率60%という中で、見事に伝統を守り、地域を活性化させてきたのは見習うべきものがある。
シニアーリーダーとしての学習から得た知識は、それを生かして地域で率先実行してこそはじめて役立つものであって、単に教養として身に付けるだけでは意味が無いことを痛感させられた。
区の将来に危機を感じた青年たちが村おこしに立ち上がって、浅葉野会」を組織して活動を開始した。先ず、「小菅むらづくり委員会」を組織して、1991年区長に「小菅の里整備基本計画」を答申。これを基本に着々と実践してきた。
○ 小菅山縁日開催。ベコニア街道作り。ズクだせ知恵出せ百家店。小菅の里祭り資料館の開設。南回り線道路の開設。南竜池に木道開設。地域景観整備事業でベコニヤ、アジサイ、スイセン、ハナショウブなどの植栽。文化財収蔵庫の開館・・・。
○ 地域の文化財の紹介のために数多くの出版、信大教授を中心に講演会の開催、古跡の発掘調査、柱松行事の伝統行事の継続など・・・。
午後は現地に移動して、氏子総代でもある区長さんから区の現況説明を受け、講堂で大仏(阿弥陀如来坐像)・柱松行事の話を聞き、護摩堂・大聖院跡・梅鉢積み石垣などの案内を受け、小菅の認識を更に新たにしる。