11月5日 (金) ①
平成17年1月1日より 2,136日目
歩いた歩数 その距離
本日 17,429歩 12,200m
総計 30,066,653歩 21,046,657m
パキスタン・アフガニスタン・イランからトルコ、イスタンプールに向かう。後261,902m
今日は老人クラブの[芋煮会」の日。昼食を食べていて気付いた。既にお腹は満腹。芋の入る場所は無い。「芋」の入る隙間もない。妻に参加を勧められたがキャンセルした。そして重い腰を切って【全国日中友好協会長】宛に【戦略的互恵関係」の共同声明の全文を全国の会員に配布して日中友好の基調作りをして欲しい旨の進言をする文書作りに精進することにした。
以下その案文
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平成22年 11月6日
日中友好協会会長
加藤紘一先生
飯山市日中友好協会
高主精一
「戦略的互恵関係」の包括的推進に関する日中共同声明
の会員への普及徹底について進言させて頂きたいと存じます
最近、菅首相が日中関係の改善について発言する中で「戦略的互恵関係を基調として」とよく言われますが、私の所属する日中友好協会の役員さんに「戦略的互恵関係」とはどういうものですか?誰が、何を目的に、何時、何処で作られたものですか?と尋ねても全くチンプンカンプンの答えしか戻って参りません。中には「戦略的」というのだから「ホントの肚はどうでも上辺では・・・」という意味だと解釈された人さえ居られました。此の事は飯山だけのものではなく、もっと広い範囲に及んで居るものと思われます。
幸い、中国の唐家璇元外相が経団連の米倉会長と会談して「唐元外相は、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件について「両国の主権や国民感情にかかわる。現状を変えるような行動を起こすことがあってはならない」と述べ、両国政府に冷静な対応を求めた。」とのニュースを4日Googleで見ました。また5日の地元新聞の朝刊に「日中友好協会会長の加藤紘一元自民党幹事長、河村建夫元官房長官らとも意見交換。唐氏は民間交流の重要性を指摘し加藤氏らも賛同した。双方は日中両国の共通利益を追求する「戦略互恵関係」促進に向けた努力を申し合わせた。との記事が報じられて居りました。
私は「戦略的互恵関係」の意味、内容を把握して初めて、尖閣諸島における漁船衝突事件によって燃え上がった抗日運動や嫌中意識にブレーキが掛かるものと思いますし、それが引いては日中両国の友好増進・アジアの平和・世界の発展に貢献するものと確信するものであります。
◎ この際、日中友好協会本部が音頭をとって頂いて、各県連・各単協に「戦略的互恵関係」の本旨の徹底方をお願いする次第であります。「日本と中国」に「戦略的互恵関係の包括的推進に関する日中共同声明」の全文を掲載して更に解説をされるならば会員の認識も向上するものと思われます。そうした中で、更に会員が周囲の市民に「戦略的互恵関係」の真意を普及する運動を展開できることを一段と望むものであります。その運動によってこそ真の日中友好の曙光が輝くものと信じます。
日本よりこの成果を、中日友好協会に呼びかけて頂いて、中国の人民にも「戦略的互恵関係の包括的推進に関する日中共同声明」の真意を認識して貰いたいと願う次第であります。
以上
※ 同文のお願いを長野県日中友好協会の井出正一会長にも差し出しました。
※ 私は85歳で、飯山市日中の理事長をやって居りましたが只今は「日中友好育英基金」の理事長をやって居て、河北省承徳地区隆化県に育英基金を送らせて頂いております。1990年、中国外国専家局より中国国家の建設に貢献したとして「友誼章」をまた河北省より「燕趙友誼章」を頂きました。この勲章をつけて人民大会堂に行くのを楽しみにしていましたが、中国政府の対応が「戦略的互恵関係」に反する行為と感じましたので、北京で行われる【日中友好協会第60周年記念祝賀意会」への参加を取り消しました。