百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

老人大学

2006-10-06 18:12:05 | Weblog

 10月6日  〔金〕 
                       平成17年1月1日より644日目
                                  歩いた歩数     其の距離
                       本日        14,875歩       10,413m
                       総計   9,245,208 歩   6,471,646 m
              武漢から九江・景徳鎮・黄山を経て南京を目指す。黄山まで183,504m

        
              楽しげに語る大峡先生

  今日の老大の講義は長野県社会福祉専門学校講師である大峡美代志先生の「介護の実際」、老老介護の悲惨な講話でも聞かされるのではないかと思案していたが、豈はカランや落語調。前段信州弁丸出しの落語調から始まったが、いずれ本番は難しい話に入るものと思いながら聞いていたが、これが本番で最後までこの調子。

 私は、今の老大の講義は程度が低くて老大というより老人学校と名前を変えたほうが良い。老人大学と称する以上、はもう少しオクターブを上げてハイレベルな講話を聴きたいもんだと日ごろ考えていたが、今日の話を聞いて「これこそ老人向き」「これでイイ」と心から思った。

 学生は大喜び、これが老人大学の本質、真髄なのかもしれない。流石、専門学校の老講師の名調子に脱帽した。

 ○ 相撲を見たが遠くてはっきりしない、テレビ方がいい。○ 皇居へ行ってきたが記念にトイレに入ってきただけが印象。 ○ 飯山はジンキがいいと乞食がいった。お茶が出る。茶菓子がでる。お昼まで出る。気持ちに豊かサがあっていい。須坂には乞食杯といって乞食専用があった。○浅草は昔のままだ。懐かしい。梅園のおしるこ・雷おこし・硬い塩せんべい・てんぷら・カレーうどん。ロックの映画街、7時からの割引があって良かったなア。 

 ○ 大学へ行くと言ってエバッテいるが、話はすぐ忘れておぼえていない。○旅行はイイね。人との交わりがあってボケない。仕事好きがボケた。○ 先生になって玉子焼きとタラノコが食べたかった。生徒は味噌漬け、たくあん・梅干だった。○東京で働いてタラノコ送って喜ばれた。○チンやですき焼きたべた。うまかった。田舎じゃ馬肉しか食えなかった。○子供はゴトっ鼻だしていた。新聞紙で鼻かんだ。○ 須坂じゃ一日一回は粉ものだ。「へんのべ」と「ぶっこみ」作って食べた。

 ○今は「クラスメート」なんていう。ハイカラだ。「同期生」なんて野暮だ。○ 人の付き合いで石固いのはだめだ。ボケる。損得勘定高いのもボケる。ボケる人は独りぼっちが多い。

 ワッハッハ、アッハッハの中にも人生訓が入っていて学生の心に結構訴えるものがあった。○ 台湾バナナ2本の便が標準だ。便は我慢するな。直腸癌になりやすい。○便は一月に一回は見るように ○ 市の健康検診には行きましょう。大勢誘い合って。お父さんも誘って行こう。主婦は一家の健康管理者だ。 ○小言は言わない。オイベス様を煎じて飲め!なんでもプラス思考で、なんでも楽しく!

 時間ですよと声掛けられても話は中々止まないで、故郷の合唱を呼びかける。全員それに答えて熱唱。オクターブも挙がって盛り上がる。こういうのが心に残る講義と言うものなのかもしれない。わたしも考えを変えなくちゃ・・・。

        
         長峰から眺めた雨の中の新幹線工事現場

        


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