百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

老大OB26会旅行②

2010-06-18 20:07:39 | Weblog

 6月18日 (金) 
        平成17年1月1日より2027日目
                   歩いた歩数              その距離
        本日             3,391歩           2,374m
        総計 27,973,930歩 19,581,751m
 パキスタン・アフガニスタン・イランからトルコに入境エルズルムに向かう。後114,556m 

  爽やかな高原の夜明け、さすが飯山盆地とは違い清涼感が身に滲みる。温泉に浸り妙高を眺める。活力の漲りを感じる。同志がやって来て朝酒を酌み交わす。旅ならではの交歓に心が通い合う。

 朝食の後、今日の訪問先、戸隠に向かう。頭の中で回想出来るほど通い慣れたコースで新鮮さは無い。しかし旅行幹事さんは自由見学と言ったが今まで関心をもたず素通りして居た戸隠民俗館の見学に全員が応募した。

時間つぶしと思って入った民俗館で昔自分たちが使っていたもの・履いていたもの・子供心に関心のあった道具類に次第にのめり込んで行った。展示品の時代的な範囲収集した資料の多さに圧倒され感動した。

              
                       民俗館見学

              
                         大鋸

 続いて「戸隠流忍法資料館」では戸隠・飯縄に伝わる修験道の荒行に加え、飛長鳥術・銛盤投術等の忍術修業の末、編みだした戸隠流忍術の流れ、また数々の忍者が使用する撒き菱・手鉤・鎖鎌・吹き矢・手裏剣等の忍具などの展示に、漫画でない本物の忍術に感動した。

 そして最後に入った『忍者からくり屋敷』の奇想天外な仕掛けにはまってしまった。入ったら最後、どの部屋も出口が無く、それを探し出して次に部屋に行く、そのスリルとそのからくり発想の素晴らしさに惑わされた。壁の板戸が出口の戸であったり、掛け軸の飾ってある床の間を横に押して出入りしたり、座敷の真中に在る火鉢を畳み毎ずらすとそこに階下に続く階段になって居たりといった具合。からくり屋敷に独りで入ったなら誰もが出ては来れまいと思った。もっとも驚いた部屋は入っただけでめまいがして頭がおかしくなり、部屋の中に進もうにも進めず、這って畳みの縁に爪を立ててやっと行っても力を抜くと入り口に滑り落ちてしまう有様に大勢で呻き騒ぐ。なんとも奇妙な忍者屋敷に、単調な今回の旅行もここで一気に盛り上がった。

 ここで時間を潰したので、奥社への参詣は割愛して中社の参拝の後、岩戸やでそばを賞味、帰途に着いた。「早いお帰りだ事」と家族に冷やかされた。しかしデジカメで撮った「からくり屋敷」の動画はよい土産となった。


最新の画像もっと見る