8月25日 (土) ②
平成17年1月1日より 967日目
歩いた歩数 その距離
本日 13,539歩 9,477m
総計 13,519,248歩 9,463,474 m
北京より保定・石家荘・刑台・邯鄲を経て洛陽に向かう。後 285,676m
館陶から曲周を回って邯鄲に戻った翌日の6日、邯鄲の南南東の臨漳県へ行く。人口30万、なにか埃っぽい感じの県都。いつものように、国道に迎えに出ていた一行とすれ違いになってしまい、目的地の東営村到着は10時を回る。2年前に定植したと言う「紅ふじ」中心のりんご園で700ムー(約47町歩)を150戸で耕作しているという理想的な団地。昌黎試験場の指導は一度も受けていないので、日本式栽培の指導を願いたいとのことに気分良く承諾。
第二のりんご園は東小店団地、は120ムー(約8町歩)2m×4mの蜜植で中国式の栽培のため、即刻指導を断る。ともかく貧乏村で畑の土を売って、食って居るので村中穴だらけ。どろんこ道を避け、掘り起こされた穴を避け、ピッチング・ローリングと蛇行運転の繰り返しで運転手も道に迷う有様。
ここの昼食には、さんざしの羊羹にさんざしのスープがでる。話題は何時の間にか、三国史となる。曹操が休んだという大木の話が出て、午後は其処を訪ねることになる。歩いて行けるのかと思ったら「近いですよ。35キロですよ」と。昼寝も早々に出発したが悪路の連続、小生も車を降りて歩く。また道には粟や石炭まで並べてあるので「粟は判るが石炭を何故粉にするのか」と訊ねると「土と練って練炭を作ります」と。
曹操の木の下で
目的地章河店着は午後4時、曹操の木は木篇に百と書いてある。真柏の老古木である。百年に一つという瘤が20個ほどもあり、枝は裂けてジンとなり、いかにも御神木という感じである。海抜50mのこの地のものではない。太行山系から移植して大切に育てたものであろう。記念撮影のあと、帰途につく。