百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

玉音放送を聞いてもらう

2011-08-01 17:12:17 | 随想

 8月1日 (月)  平成17年1月1日より 2,404日目
        歩いた歩数          その距離 m
本日    14
,429 歩          10,100m
総計 33,513,482歩    
23,459、437

イラン・トルコ、ギリシャを経てシシリー島カタニアを経てイタリヤ半島ナポリに向かう。後 88,821m

 youtubeで玉音放送を探し出したところ、音質の良い保存盤に行き着いた。昭和20年8月15日、松本の東部150部隊の営庭で聞いたときは雑音で聞き取れ難く、天皇陛下が本土決戦の決意を諭されたとさえ解釈した兵隊も多く居た程だった。私は「万世の為に太平を開かむと欲す」と仰せられたことは終戦を意味するんだ、と主張してやっと理解して貰ったほどだ。

録音を何回も何回も繰り返し聞いて、陛下の仰せられていることが何となく理解できるようになって、これは大変重要なお話である、これは是非多くの人々に聞いて貰おうと思い立ってスピーカーを買い入れた。

 今日は午前が「26パソコン同好会」午後が「長寿会の定例会」の日。パソコンの時間を割いて「玉音放送」を聞いて貰った。君が代が終わると皆がスピーカーの近くに集まって聞いて呉れた。中には腕を組んで目を閉じて雑念を排して聞いて呉れた者もある。高森先生の解説になって終戦の詔書の真意がやっと理解されたと知ってほっつぃた。

 午後の長寿会の定例会の目標はアジサイの花柄摘み、これが終わって公民館で席に着いた所で玉音放送を聞いて貰った。玉音放送は静かに聞いては居たが、殆ど意味は分からなかった様子。次いで高森先生の解説になって、6項目を挙げて陛下の御心を噛み砕いてこんこんと諭されて「目から鱗が落ちた」とはこの事と喜びの声を挙げて呉れた。

始めに①戦争の目的はなんだったのか?我が国の自存自衛と東亜の安定のために已む無く立ち上がったこと。決して侵略戦争と言われるものでないこと ②戦争終結の理由は、戦争の不利と核兵器の登場で我が民族の滅亡(一億玉砕)のみならず、人類の文明までも破壊される事は認めることはできない ③東亜の諸国が主権の確立を目指して【東亜の解放】という戦いが挫折したことに陛下として率直に【遺憾の意】を表されたこと ④国民に多大の犠牲を与えた悲しみと更に抗戦への意思を持っていることも分かっているが、しかし【万世の為に太平を開かん」と決意したこと ⑤ポツダム宣言による国体護持の確認と情の激する所抗戦を継続する事を戒めるため「朕最も之を戒しむ」と厳命している ⑥誓って国体の精華を発揚して」「任重くして道遠きを知り」祖国再建を期そうと呼び掛けられたこと。

 爾 臣民 其れ克く 朕が意を体せよ!

 

 

 

 

 

今日は午前が26パソコン同好会、午後が長寿会の定例会の日。