藍染の魅力

弊社事務所のお隣は藍師が住まわれています。

今回の完成見学会では、（無理をお願いして）コラボレーションが
実現しました！

阿波藍蒅（すくも）染を徳島で代々受け継がれてきた藍師外山家の
外山正さんもずっといらしてて下さいました。


（どの画像にしようか随分悩んだのですが、私は透ける感じが好き
　なので。）

今回展示頂いて、改めて、藍染の色の美しさを実感しました。

青色というものは、他の色と比べて冷たさを感じさせる色です。

人間は目に入る色によっても影響され、赤を見ると体温が少しあがります。
また、目に入らなくても肌で感じ、熱くなったり、寒くなったりするそうです。

そういった意味で、青色というものは、冷静さと共に、冷たさを感じさせる
のだと思っていました。

住宅で取り入れる場合もよく考えなければ・・・と注意していたのですが。

今回、この藍染の藍色には冷たさは感じませんでした。

不思議ですよね。

同じ青なのですが、温かみのある青なのです。

落ち着く青なのです。

どこか懐かしい色。日本人に合う青なのかもしれません。


ちょっと私の財布がここのところ寂しすぎて、今回手に入れられなかった
のですが、お隣なので懐が温かい時に、また魅せて頂きたいと思ったの
でした。