ジャックハマー

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ワッハッハッハッハハハ

2004年09月07日 | ゲーム
火曜日のテーマは『ゲーム』です。
本日紹介するのは、先週水曜日に書いた「ファミコンマニアックボケ」の1つ
●4階の幻術使いがいくら殴っても首がもげるだけで倒せなくて、頭に来てつい参加した
の元ネタである名作アクションゲーム
『スパルタンX』機種:ファミコン ジャンル:アクション メーカー:任天堂 86年発売
です

『スパルタンX』は超が付くほど有名なゲームです。売上本数は驚異の142万本! ファミコン草創期の作品なので単純に比較はできませんが、あの「ゼビウス」や「ロードランナー」、「バイオハザード」に「ファイナルファンタジー3」をも上回っているとは驚きの一言です。(週刊ファミ通調べ)

『スパルタンX』は簡単に言えば、5階建ての塔の最上階に捕らえられた恋人を救うため、単身乗り込んだ主人公の拳法家が、迫り来る敵をキックとパンチで次々と倒していくゲームです。
操作やグラフィックは単純ですが、いまだに十分遊べる爽快感あふれる古びない名作です。

『スパルタンX』はいちおう、ジャッキー・チェン主演の同名映画を題材にしているそうですが、カセットに描かれたイラストが微妙にジャッキーっぽいところと主人公の名前が「トーマス」とらわれのヒロインは「シルビア」なこと以外は面影すらありません。
そんなわけで本日はせっかくだから攻略法でも書いてみたいと思います。

1階:初めのステージだけあり、敵はたいしたことありません。出てくるのは、抱きついて熱いキスで精神攻撃をする「つかみ男」とナイフを投げてくる「ナイフ投げ」の2種類だけです。しかし「ナイフ投げ」のナイフは当たると全ての敵の中で最高のダメージを受けるので注意しましょう。また「つかみ男」は12の倍数目を飛び蹴りで倒すと5000点のボーナスがもらえるので積極的に狙ってください。ボスの「棒術使い」は接近すると棒が使えなくなるので楽勝です。

2階:この階から小柄なアクロバット拳法を使う「トムトム」が現れます。この「トムトム」は小さいのでしゃがみ攻撃しか当たりませんが、ときどき空中を回転してトーマスの頭上を襲ってきます。しかしご安心あれ。頭上に来た瞬間ただ立ち上がるだけで「トムトム」は吹っ飛びます。この階のボスは遠距離攻撃が得意な「ブーメラン使い」ですが、ぴったり張りつけばブーメランを投げられなくなるので楽勝です。

3階:この階のボスは「怪力男」。張りつくと強烈なキックを出してきますが、張りついてしゃがみパンチを連打すれば、発生の遅いキックを出される前に楽勝です。

4階:この階は特殊で、おなじみの「つかみ男」たちが出てこず、壁に空いた穴から毒蛾が襲いかかってきます。が、しょせんは虫なのでパターンを見切れば楽勝。穴ごとに、しゃがむ→パンチ→パンチ→ジャンプ→ダッシュで簡単に突破できます。問題はボスの「妖術使い」で、こいつはパンチとキックを頭に浴びせると首がもげてしまい、ダメージを与えられません(これがボケの元ネタ)。しゃがみパンチでしかダメージが入らないので、消耗戦でじっくりと臨みましょう。慣れてくると「何回首を飛ばせるか」で熱く遊べます。

5階:この階には特に仕掛けはなく、敵はひたすら物量作戦で押してきます。ボスは「フッハッハッハッハハハ」の笑い声でおなじみの「Mr.X」。トリッキィな動きにとまどうかもしれませんが、しゃがんでキックを連打していれば楽勝です。あえて飛び蹴りで倒すとスカッとします。5人のボスを蹴散らし、恋人を取り戻しめでたしめでたし・・・のあとは、昔のゲームおなじみの、なにごともなかったように恋人はまたしても連れ去られ1面からやり直しのネバーエンディングストーリー仕様。まさに「1000回遊べるゲーム」です。違いますね。

とてもあの『スペランカー』を作ったアイレムが開発元とは思えない名作ゲーム『スパルタンX』。一度聞いたら生涯耳から離れないとウワサの「フッハッハッハッハハハ」を聞くためだけでもやる価値十分です!

※最後に『スパルタンX』のおすすめサイトをご紹介します→『落武者』様
「戯言」内の「リアル嗜好スパルタンX」と「GIF」内の「カラテカ」は元のゲームを知っている方は必見(?)です。