ジャックハマー

開店休業

ジャパンカップ感想

2006年11月26日 | スポーツ
はどっちも買ってない挙げ句、ダートはラジオで聞いただけ、ターフは気が付いたら終わってたという有様なのでなにも言えません。

とりあえずディープは強かった。武の「飛んだ」というセリフを悪用し、薬物関連でいろいろと叩かれているが、あの強さはまぎれもなく本物。凱旋門賞の敗北は、ただの休み明けだったと僕は思っている。
が、批判され、ネタにされるのはしかたのないことだ。失格という事実は重く、真相は藪の中。非難の声がやむことは永劫にないだろう。
ただ哀しいのは、ディープ自身には本当に一片の罪も責任もないことである。
堕ちた英雄は、空には帰れない。

WWE人物列伝 マット・ストライカー

2006年11月25日 | スポーツ
ごく一部で好評だったので(ダブルミーニング)、WWEの変わり種キャラをまた紹介しよう。
元高校教師という異色のキャリアを持つマット・ストライカーである。
WWEは世界最高峰のプロレス団体であり、所属レスラーたちも超一流、ボクシングやアマレスなどの格闘技や、アメフトやボディビルの経験者がほとんどである。そんな中で一介の高校教師というストライカーは変わり種だが、彼の場合はデビューのきっかけがそれ以上に異色である。

WWEでは番組中に様々なドラマが起きる。ただ試合をやるだけではなく、試合を盛りあげるために様々なストーリーを作るのだが、そのためにエキストラを必要とする場面が多々ある。
たとえばレスラーを逮捕する警官役とか、レスラーに絡んで殴られる客とか、小芝居のためのキャラを、開催する現地で募集することが多い。そのなかでも「ジョバー」という、いわゆるやられ役のレスラーはよく使われる。トップレスラーたちの実力を見せるために、一方的にやられる役割である。しかしそれも全世界で放送される番組に出られるのだから、大きなチャンスである。またプロレスにおいては、いかに上手くやられるかは腕の見せどころでもある。
マット・ストライカーもそうしたジョバーに名乗り出た一人である。しかし彼はその方法がまずかった。仮病を使い、有休でリングに上がったのだ。
それも一度や二度ではない。なんと仮病で来日し日本の試合に出たことすらあるという。
当然ばれないわけがない。学校側は「試合に出すための有休ではない」と激怒。ストライカーはあえなく解雇されてしまった。
しかしその熱意と話題性がWWEの目に止まった。ストライカーは再びリングに上がることになる。今度は「有休でWWEに出たために解雇された元教師」というキャラ(というか事実なのだが)まで与えられての登場だ。
ストライカーの熱意は好意的に受け入れられ、技術も悪くなかったため、そのまま念願かなって契約となった。いかにもWWEらしい、というかアメリカらしいサクセスストーリーである。

現在は、市井のヒーローから一転した嫌味な教師キャラで、そこそこの人気を博している。教師の経験を生かした(?)知的かつ傲慢なしゃべりでワンコーナーをたびたび任され、試合はしなくても出番は多く与えられている。
こうした波乱に満ちた、嘘のような実話が数多くかいま見られるのも、WWEの魅力なのだ。

※ちなみにこの話、日本テレビの「世界仰天ニュース」でも取り上げられたそうである。

慶賀

2006年11月24日 | 日常
わが親愛なる友人あじあん☆ていすとさんが入籍されたとのことです。
本当におめでとう! 友人がリアルタイムに結婚するのは初めてで無駄にテンションが上がりましたw
僕の大変なときにいつも、彼女は支えてくれました。また恐ろしく趣味が合い、まさか通じないだろうというネタまでことごとく拾ってもらいました。一緒にいろいろとバカもやったものです。いくら感謝してもし足りません。こんだけ世話になったら、絶対幸せにならなきゃ承知しねーぞこのやろう。
願わくば結婚後も丸くならず、尖ったままのあなたでいてください。そしていつかお母さんになり、正真正銘の尖ったママに……ごめんなさいもうしません死にますおめでとう。

ゲーム千一夜「マインドシーカー」

2006年11月20日 | ゲーム
ちょっと前の話だが、エスパー清田逮捕を聞いて、そういえばこんなものを持っていることを思いだした。
超能力開発ゲーム「マインドシーカー」である。
うさんくささ爆発だが開発元はあのナムコ。遊びをクリエイトするナムコが、エスパーのクリエイトに乗り出したというわけだ。
スプーン曲げで一世を風靡した超能力少年・エスパー清田監修で、遊ぶだけで超能力を開発できるゲーム――と勘違いしてはいけない。
実は今作は超能力者が自分の力を試すためのゲームなのである。
というのも、「マインドシーカー」ではゲームを進めるのはあくまでもガチである。超能力が使えるのを前提として全ては語られる。
研究所でも町中でも、人々から「君の超能力を見せてくれ」と言われ、いついかなる時でも超能力を見せつけなければいけないのだ。
たとえばビルに5つあるドアのどこから人が出てくるか。伏せられたカードに書かれた模様はなにか。それくらいならやさしいところで、超能力でランプを点灯させてください、超能力で物体を出してくださいなどという無茶振りまである。
そのためにプレイヤーはなにをするかというと、ただAボタンを押すだけである。
失礼。言い間違えた。念じながらAボタンを押すだけである。
体内に眠るあふれんばかりの力を目覚めさせ、ランプを点灯させ、空中からリンゴを出すのだ。
誤解して欲しくないのだが当然、乱数なんて無粋なものは使っていない。
「マインドシーカー」はあくまでも、あなたの超能力を感じ取ってランプを点灯させているのだ!
点灯する確率はだいたい1/2、5枚のカードの模様を当てる確率はだいたい1/5だが、もちろんそれは凡人がチャレンジしているからであり、超能力者が挑めば100%の確率で当てることは間違いない。信じろ。
プレイヤーの力の向上に伴い徐々にミッションは難しくなり、1/2では合格できなくなってくるが、力に目覚めた諸君ならば、問題なく突破できることだろう。
残念ながら力を持たない僕にはたどり着くことはできなかったが、話によると最終ステージは、(凡人なら)1/2で点灯するランプを40回中24回点灯させる→5つのドアから正解のドアを選ぶ→1/2ランプを40回中24回点灯(なお失敗すると最初からやり直し)という悪夢のように奇蹟のような低確率を成功させろというゲーム史上屈指の難易度だが、力に目覚めた諸君(以下略)。

超能力に目覚めたい方はぜひやってみてはいかがだろうか。
このゲームをやり通したときに身に付くのは、超能力ではなく“我慢強さ”や“寛容性”と呼ばれるものかもしれないけども。

マイルCS感想

2006年11月19日 | スポーツ
◎ハットトリック
○コートマスターピース
▲キンシャサノキセキ
×ロジック
△テレグノシス
アグネスラズベリ
デアリングハート

つまんないのでダイワメジャー、ダンスインザムードはぶった切り。去年の覇者のわりに人気のないハットトリック、困ったときの外人ワンツーを本線にしてみたが、ぶった切った2頭で決着。まあしかたない。
競馬界七不思議のひとつ「武豊はマイルCSを勝てない」はつづいた。

競馬ファンじゃなくても感動するレース ベスト3

2006年11月16日 | スポーツ
昨夜、杉本清が選ぶ「競馬ファンじゃなくても感動するレース」を紹介していたが、競馬ファンじゃないと感動できないレースばかりでがっかりした。

僭越ながら僕が代わって「本当に競馬ファンじゃなくても感動するレース」ベスト3を紹介しよう。


第3位 98年金鯱賞
史上最速馬サイレンススズカのあまりの強さに、競馬場が笑いに包まれた!

第2位 96年阪神大賞典
ナリタブライアンとマヤノトップガンによる伝説のマッチレース!

第1位 00年根岸ステークス
ブロードアピールの鬼脚を見よ!


いずれも某動画サイトへのリンクなのでお早めに。