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第四回サバイバー大喜利報告 前書き

2004年08月31日 | お笑い
しばらく更新が遅れたことをお詫びいたします。
日~火曜日のブログは予定を変更し、去る28日深夜に、ボケ投稿サイト界屈指の大サイト『お笑いの世界へ』で行われた『第四回サバイバー大喜利』のレポートをお送りいたします。

従来ならば『お笑いの世界へ』のBBSに書き込むところですが、既に第三代王者アルバトロスさんが報告してくださいましたので、二番煎じを避けて日記(?)に書くことにしました。

これは趣味みたいなものだし、なにより日記が3日分も埋まるのが非常にうれしい。

また、日記のレイアウト上、新しい記事ほど上に表記されますので、火曜日から日曜日へとさかのぼって書きますので、ご注意ください。

それでは、愚にもつかない前書きはこれまでとして、真夏の夜の祭典『サバイバー大喜利』。その熱気の100分の1でもこの駄文から感じ取っていただければ幸いです。

第四回サバイバー大喜利報告 前編

2004年08月30日 | お笑い
2004年8月28日23時30分。

ついに『第四回サバイバー大喜利』の開催が高らかに宣言された。

23時30分:挑戦者集結

はたして今回の参加者は何名なのか? そんな期待(?)を裏切らず、回を重ねるごとにその数を増していく「生」たちは、なんと驚異の61人(推定)!
途中退室した方もいたはずなので、最低でもこの大人数なのだからすごい。ちなみに前回大会は41人。不況知らずの50パーセント近い参加者増である。

第1問:『半年ぶりに帰宅したひろし君。実家の雰囲気がどこかヘン。どうおかしい?』

生存者61→49人 2票以上獲得で脱落ルールにより、12人もの参加者たちが一足早く夏を終えてしまう!

第2問:『今年はすでに43回目。なにが43回目?』

生存者49→38人 ここで姿を現した脱落者に誰もが「あっ!」と驚いた。「生」の覆面を脱ぎ捨て、後光を背に正体を明かしたのは・・・なんと今回が初参加となる『お笑いの世界へ』の管理人じょるのさん!! サバイバーの舞台についに降臨した全知全能の管理人は、敢然とこう宣言した。
「不正をする輩は私が断じて許しません。たとえ天が見逃そうとも私が断じて裁きの鉄槌を振り下ろします! みなさんは安心して大喜利に集中してください!(一部誇張あり)」
なんてカッコイイんだじょるのさん! 『お笑いの世界へ』万歳!
テンション上がりすぎて僕の筆もすべりがちの中、戦いはまだまだ続いていく・・・。

第3問:『よくお年寄りが「嫌な時代になったな~」とぼやきますが、今から20年後はもっと嫌な時代になっているそうです。さて、どんな時代?』

生存者38→28人 容赦なく切り落とされていく猛者たち。参加者はここで半数にまで削られた。

第4問:『おもちゃの缶詰は金のエンジェルを集めるともらえますが、では「ババァの缶詰」はどうすればもらえる?』

生存者28→19人 脱ぎ捨てた覆面を地面に叩きつけ、悔しさをあらわにする脱落者たち。気がつけばすでに前回大会の参加者数を超える42人が地に伏していた。なんという過酷な現実。これぞまさにサバイバー!

第5問:『宇宙人はもうすでに、地球人の中にまぎれこんでいるそうです。そんな宇宙人と地球人を見分ける方法とは?』

生存者19→12人 かつてなく大勢の方が採点をしてくれるため、ここからは3票以上獲得した方が脱落ルールに変更される。
参加者たちの悲鳴と怒号はやむことなく、名うての強豪がまた1人また1人と消えていく。次々と優勝候補が散っていく中、まだ生き残っているのは、はたして誰なのか・・・?

(以下次号)

第四回サバイバー大喜利報告 後編

2004年08月29日 | お笑い
(前編よりつづく)

第6問:『ボケピザ屋が始めた、30分配達が遅れたときの新サービスとは?』

生存者12→6人 ここで前王者アルバトロスさんが敗退! 連覇をささやかれた大本命の脱落で、勝負の行方はますます混沌としたものに・・・・・・。

準決勝:『山田君のお母さんは他のお母さんとちょっと違います。どう違う?』

生存者6→3人 得票上位3名が脱落ルール。
長きにわたった戦いも、ついにファイナリスト3名に絞られた! 真夏の宴はいよいよ最高潮を迎えようとしていた・・・。

決勝:『台風が近づいてきたらなにをしてみたい?』

生存者3→1人 決勝は面白かったボケに投票ルール。
王道中の王道とも呼ぶべきお題! それも時事ネタ! 三つ巴で行われた最終決戦! 過去最大規模の壮絶な血闘!
「ミニカーで遊んでる子供達をいっせいに飛ばしてカーチェイスさせる」のボケで圧倒的な支持を集め、4時間を超える死闘に終止符を打ったのは・・・

第4代サバイバー王者:点々さん

でした!!!
参加者数表示が一時おかしくなるほどの、大勢の参加者たちを抑え栄冠に輝いた黄緑色のボケ貴公子。拍手の渦に迎えられ61番目に覆面を取り去った王者は、衝撃的な一言を放ちます。

「無傷でした」

な、な、なんと、無傷! 決勝に至る7回の激闘をくぐり抜けながらも無傷! 王者は不死身の肉体を持つのか!? 神聖にして不可侵! まさにアンタッチャブル!!
ここにまた、新たなるサバイバーの伝説が築かれたのであった・・・。

決勝で惜しくも苦杯をなめた1人はくじらさん! なんと脱落直後「はじめまして」とあいさつをし、人々を大いに驚かせました。新人でありながらサバイバー制覇という、アルバトロスさんにつづく偉業達成まであと1歩でした! そしてもう1人のファイナリストは・・・場違い甚だしくも初代王者ことミニ・ゴーバーw 目標にしていた2回戦突破で満足していたのに、しぶとく生き残りつづけ、再びベルトに肉薄しながらもあえなく撃沈。なんとも自分らしい最期でしたw

こうして幕を下ろした第四回サバイバー大喜利。4時間を超える激戦に参加されたみなさん、見学・投票された方々、本当にご苦労様でした!! なかでも、迅速な得票計算と見事な司会でスムーズな大会進行に大きく貢献してくださった、釈迦宅さんとかまいたちさんには、いくらお礼を言っても言い足りません。心の底からありがとうございました!!

真夏の夜の夢・・・と形容するにはあまりにも凄惨で生々しい、血で血を洗う死闘「サバイバー大喜利」。熱帯夜をよりいっそう熱く焦がした、その熱戦の記憶をつたないながらも報告する手を、ここで止めたいと思います。ご静聴(読?)ありがとうございました。

(完) 

心に残る名言

2004年08月28日 | 日常
土曜日のテーマは『日常』です。
白状します。一番苦手なテーマはこっちでした。お詫びして訂正いたします。
というわけで、なにを書けばいいか困ったときには身内ネタを出すに限ります。
本日は天然ボケの母の名言をいくつか紹介しましょう。

『自転車泥棒』
ある日、当時高校生だった兄の自転車が盗まれてしまいました。
さいわい駅前に乗り捨てられ、警察が保管してくれたのですが、連絡を受けた母は、めったにない警察からの電話にとまどい、こんなことを口走りました。
母「あ・・・自転車がお世話になってます」
僕「誰がっ!?」

『♪フナボナフナボナ』
マクドナルドで昼飯を買うことになったとき、母はこんなことを言いました。
母「ほら、いま新しいハンバーガーやってたよ。なんだっけ、♪フナボナフナボナ~ってやつ」
メロディーを聴いて僕は察しました。
僕「もしかして・・・グラコログラコロ? グラタンコロッケバーガー?」母「そう、それ!」
僕「フナタンボナッケバーガーかよっ!!」

『NHK朝の連続テレビ小説』
母「ほら、NHKで朝にやってるドラマあるじゃん。なんだっけ? 『デコピンシャン』だっけ?」
僕「それを言うなら『あまからしゃん』! 『デコピンシャン』なんてドラマ誰も見ねえよ!!」

『危険! さわるな』
ある日、テレビに出てきた「DANGER」という文字を見た母は言いました。
母「なんか怖いね~。ダンガーって書いてあるよ」
僕「デンジャーだろ! だったら『DANGEROUS』はダンゲラスかよっ!?」

以上、身内の恥さらしでした。

納涼百物語『うしろに立つ男』

2004年08月25日 | 日常
水曜日のテーマは『フリー』です。
書くもののテーマが決まってないって恐ろしく思えてきた今日このごろ、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
困ったときは季節の話題ということで、今回は怪談っぽいお話をお送りします。

もう12年も前になるでしょうか、僕が以前住んでいた家で、母が体験したお話です。
母は霊感というわけではないですが、なかなか勘の鋭い人で「今日、車に乗ったら事故に遭いそうな予感がする」という理由で里帰りを中止したこともある、少々イッちゃ・・・エキセントリックな方です。
そんな母が、家事をしているあいだ中、ずっと背後に男が立っている気配がするなどとおっしゃるのです。洗濯をしているとき、料理をしているとき、掃除をしているとき・・・。
もう何年ものあいだ、背後に男が立っているのだと。

それも、いやに具体的に「年は25才くらいで身長170センチ前後、髪は短くトレーナーのような物を着ている」と殺人現場の第一目撃者のように、見えてもいない男の外見を詳しく語ってくれるのです。気配だけでそこまで解るなんて母は武術の達人ですか?

そしてある日のことです。
母は家事に疲れてうたた寝をしていました。すると、玄関のドアが開く音が聞こえました。
父が帰ってきたのだろうと思い、いたずら心に火がついただけど信じてる信じてるな母はそのまま寝たふりをしました。
足音が近づいてきます。母の前で立ち止まります。
しかし、帰ってきた誰かはなにも言いません。
無言のまま、畳に横たわった母を見下ろしています。
母はとまどい、目を開こうとしました。ところがまぶたが動きません。いや、まぶたどころか体も全く動きません。金縛りです。超常現象です。世にも奇妙な物語です。
母は必死になってお経を唱えました。「消えろ!」と心の中で叫びながら、クワッと気合を入れて目を開きました。

目が開き、体の自由が戻ります。見回すと、もちろん周りには誰もいません。
そしてそれ以来、気配だけのうしろに立つ男は、ぴたりと出なくなったそうです。

最強箱庭シミュレーションゲーム

2004年08月24日 | ゲーム
火曜日のテーマは『ゲーム』です。
本日紹介するゲームは、ある意味非常に有名です。有名といっても実際のところ、販売本数は12万本前後で、一般的にはあまり知られてはいないでしょう。
しかし熱狂的なファンが数多く、アニメに同人にと幅広く展開され、1つの文化みたいなものまで形成しています。
そういった意味では隠れた名作と呼べるかも知れません。そのゲームとは、
『ガンパレードマーチ』(機種:PS メーカー:SCE ジャンル:シミュレーション? 00年発売)

『ガンパレ(略称)』とは、パラレルワールドの熊本県を舞台にした、高校生たちが学園生活を送りながら謎めいた侵略者と戦う、ぶっちゃけていえば「エヴァンゲリオン」のような設定になっています。勉学にいそしむかたわら、放課後にはロボットを整備し、出撃命令が下れば熊本(日本)の命運をかけて戦う・・・そんなストーリーです。

このゲームを一言で紹介することは大変に困難です。それでもあえて言うなら「究極の自由度を持ったゲーム」と呼ぶべきでしょうか。
自由度の高さを売り物にしたゲームは多々あれど、はっきりいってこの『ガンパレ』にくらべればそんなものまったく問題にもなりません。『ガンパレ』ではなにをするのも、なにをしないのも自由です。あまりに自由すぎて「なにをすればいいのか解らない」状況に陥ってしまうプレイヤーも出るほどです。
逆に、自分なりの楽しみ方を探し出せるプレイヤーにとっては、この上ない魅力にあふれています。ひたすら自分を鍛え上げるもよし、戦闘で日本を救うもよし、戦いには出ず整備員として過ごすのも、指揮官として部下を率いるのも、あるいはなにもせず漫然と一生徒の身分を通すことも自由なのです。

『ガンパレ』の魅力として、他の生徒たちとのつきあいの楽しさが上げられます。高性能のAIで制御されたキャラたちは非常に人間くさく、そのキャラらしい行動をとってくれるので、1人用のゲームながら、オンラインゲームをやっているような錯覚すらおぼえることもあります。友情あり恋愛あり敵対あり、上下関係や派閥まで色濃く見えてきて、しかもそれがプレイするたびに変わるのですから毎回新鮮な気分で遊べます。

とにかく説明の難しいこの作品。これだけ語っても魅力の1000分の1も伝えられてはいません。独特のセンスに満ち満ちた、最強無比の箱庭空間シミュレーションゲーム。興味のある方は一度お試しあれ。

伝説の男~第二章~

2004年08月22日 | スポーツ
日曜日のテーマは『スポーツ』です。
1週空きましたが、今週も「天才」武豊についてお話しします。

♪今日も 天才ジョッキー武豊の 伝説を教えよう~

♪シャダイカグラで挑んだ桜花賞で 大外枠を引いてしまった武豊は~

1989年、牝馬クラシックレースの第一弾「桜花賞」で、武豊はシャダイカグラに騎乗することになりました。ところが抽選の結果、大外枠(一番外側のゲート)から発走することになってしまいました。競馬は陸上競技などと違い、アウトコースの距離が短くなっているなんて事はありませんから、基本的に外枠は不利です。
桜花賞は例年厳しいハイペースになるレースで、しかもこのコースは最終コーナーのカーブがきつく、外になればなるほどラインどりが難しくなっています。
誰もがシャダイカグラの勝ち目はないと思っていました。ところが武豊は、ある「秘策」を胸に秘めていたのです。

♪絶体絶命のレースを こう走った~

その秘策とは「出遅れ」。
ゲートが開いた瞬間に飛び出さず、ワンテンポ遅れてスタートしたのです。そして他馬の最後尾に付けると悠々とインコースに移り、後方待機で力を温存し、最後の直線で一気にごぼう抜きして、したり顔の評論家たちの予想を覆し、優勝してしまったのです。
レース後、「あの出遅れはわざとやった作戦だったのか?」と聞かれた武豊は、首を横に振りました。ただのスタートミスだと説明しました。後方待機・直線一気策は偶然だったと否定したのです。
ところが、ファンは信じません。あれは天才武豊の作戦だったという伝説を作ったのです。
真相は武の言うとおりなのでしょう。しかし、「武豊ならやりかねない」「武豊ならそういう作戦をとってもおかしくない」そう思わせてしまうところに、彼が「天才」と呼ばれる由縁があるのです。

祝☆大喜利トーナメント予選通過

2004年08月21日 | お笑い
土曜日のテーマは『日常』です。
先日、某大手お笑いサイトで行われた「大喜利トーナメント」にて僕のボケに投票してくださった方々、本当にありがとうございました!! 予選通過できたのは文字通り、みなさまのおかげです!!

というわけで本日は『祝☆大喜利トーナメント予選通過企画』として、僕が大喜利トーナメントに出さなかったボツネタを紹介し、過去最も少ない労力で日記を書き上げたいと思います。イバラの道と平坦な道があったら迷わず平坦な道を選びます、はい。

「そんなボツネタ興味ねえよ!」という声にもめげず、ごらんの通りです。

(お題)広崎君は、ある日友達の家のトイレを借りて初めて、
自分家のトイレは他の家のトイレとは違うことを悟りました。
何が違うのでしょう?

1 お尻ふき係の人の目が輝いていた
2 用を足すとき「あ~~~~~~~」と叫んで音を消してくれる係がいない
3 便器が侵入者を威嚇してこない
4 友達の家のトイレットペーパーには福沢諭吉が描かれていなかった
5 ゴットン便所と呼んでいるのは自分の家だけだった
6 便器がゲップをしない
7 便座カバーにフリルが付いていなかった
8 システムキッチンと一体型ではなかった
9 友達の家のトイレは大便をすると女神が出てきて「あなたが落としたのは金のウ○コですか? それとも銀のウ○コですか?」と聞いてきた
10 満ち潮と引き潮に影響されていなかった
11 友達の家のトイレは借りたら返さなくてはいけなかった
12 一塁ランナーを警戒しなくてもよかった 
★13 自分の家のトイレは世間では「庭」と呼ばれていた
14 においをごまかすためにスリッパの代わりにくさやが置かれていた
15 便器が排泄物をおいしそうに食べてくれなかった
16 便器の中から「隕石だ!」「アルマゲドンだ!」という声が聞こえてきた
17 友達の家のトイレはインパスを唱えると黄色く光るのに、自分の家のトイレは赤く光る
18 友達の家のトイレは主人になついているらしく、知らない人間のくれるエサは食べない
19 「大丈夫! 出せますって! 今日は運が悪いだけですよ!」と便秘のときに励ましてくれる係がいた
20 友達の家のトイレはウオシュレットの水圧がもはや「大量破壊兵器」だった
21 カボチャに魔法をかけてトイレにしてあるので、夜12時以降は使えない
22 1階のトイレと2階のトイレがライバル心をむき出しにしている
23 友達の家のトイレには意味深に福神漬けが置かれていた
24 入っていると、逆に花子さんがノックしてくる
25 広崎君「え!? ウォシュレットって顔を洗うためにあるんじゃなかったの!?」
26 便座のフタに「このトイレに今から流される野菜を作った農家の人々」の写真がプリントされていた
27 自分の家のトイレはパー5だった
28 友達の家のトイレは生物学上ほ乳類に分類されていた
29 釣り天井になっていて5分以内に出ないと押しつぶされる仕掛けだった
30 携帯電話が圏外だった

というわけでした。すみませんべつにオチはありませんw
本日は予選通過のご褒美として自分に楽をさせてみました。

アマゾンライダー(以下自主規制)

2004年08月18日 | 日常
水曜日のテーマは『フリー』です。
先週に引きつづき「仮面ライダーアマゾン」の話ですが、意外に大きな反響に驚いています。再三言うようですが、僕みたいなにわかファンが語ったら本当のファンの方に申し訳ない気がしまして・・・。

そんなわけで、今回は「アマゾン」の作品中に流れる挿入歌を紹介したいと思います。実は、この歌があんまりにもいい味を出していたのでぜひ紹介したくなり、「アマゾン」について語り出したのです。
以下にその歌詞を掲載します。

(1番)
♪我らはゲドン 悪魔の使者だ 敵はアマゾンただひとり
 倒せ殺せ ゴンゴルゴ アマゾンライダーぶっ殺せ
 アマゾン倒して 腕輪を奪え ギギの腕輪は 宝の鍵だ
 アマゾン 倒せ ライダー 殺せ
 そうすりゃ世界は ゲドンのものだ
 ゴンゴルゴルゴル ゴンゴルゴ
(2番)
♪俺は十面鬼 ゲドンの頭 敵はアマゾンただひとり
 倒せ殺せ ゴンゴルゴ アマゾンライダーぶっ殺せ
 獣人どもを 引きつれて インカの宝を 奪うのだ
 アマゾン 倒せ ライダー 倒せ
 そうすりゃ世界は 俺様のもの
 ゴンゴルゴルゴル ゴンゴルゴ

これが文章ではお伝えするのが無理なのですが、なんともいえないオドロオドロしい歌声で流れているのです。
「倒せ」「奪え」「殺せ」とダイレクトな歌詞は今ではとても使えないでしょうね。

機会があったらぜひ実物を聴いてみてください。1度聴いたきりなのに、僕の頭の中ではこの歌と、1度も見たことのない「冬○ソナタ」のテーマ曲がエンドレスで流れているくらいのインパクトですから。

幻の名作(?)RPG

2004年08月17日 | ゲーム
火曜日のテーマは『ゲーム』です。
みなさんは『龍騎兵団ダンザルブ』というゲームをご存じでしょうか? 僕のブログを読んでいてなおかつ「ダンザルブ」を知っている方なんて、おそらく天文学的に少ないと思われます。

『龍騎兵団ダンザルブ』(機種:SFC メーカー:ユタカ ジャンル:RPG 93年発売)

「ダンザルブ」は驚異的にマイナーなゲームです。どれくらいマイナーかGoogle検索を例に挙げますと、
「スペランカー 10500件」
「バンゲリングベイ 3650件」
「ボンバザル 396件」に対し、
「龍騎兵団ダンザルブ 165件」・「ダンザルブ 246件」
という惨状です。スーファミ史上に残るク○ゲーと名高い「ボン○ザル」にさえ完敗という恐るべき著名度です。

「ダンザルブ」は間違っても『名作』と呼べるゲームではありません。
複雑怪奇な戦闘システム、異常に高いエンカウント率、不条理さすら感じさせる謎解き、せっかく育てたキャラたちが「七曲署」に匹敵する殉職率で次々と死んでいくゲームバランスと、ロクなもんじゃありません。

それなのになぜこうして紹介するのかというと、ストーリーがぶっ飛んでいるからなのです。いまさらネタバレさせても誰も困らない気がしますが、いちおう詳しいことは避けて、一言で表すなら「自分の見ていた、信じていた世界が全て崩壊する」物語になっています。某エ○ァンゲリオンや某メ○ルギアソリッドよりも10年先に、そんなテーマに手を付けたゲームだったのです。

まさに早すぎた名(?)作。せっかくこういうテーマを扱っておきながら、バランスが悪すぎて、このテーマにたどり着く前に大半のユーザーに投げ出されたり、扱ってはいるけど中途半端だったりなのはご愛敬ですが、革新的なシステムの数々といい、このチャレンジ精神だけは長く語り継がれてもいいのではと思い、今回紹介しました。

もし万が一このゲームを「やってみたい」と思われてしまった方がいても、結果としてなにが起ころうとも僕は一切の責任を持ちません。ただ、もしも存在するならその勇者に一言送りたい。

「メインパイロットはたいてい途中で死ぬから育てない方がいいですよ」