ジャックハマー

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ゲーム千一夜 ~ファイナルファンタジー8~ 8 ジェイル・ハウス・スコール

2006年06月28日 | ゲーム
いよいよ物語はディスク2枚目(4枚組)に突入。しょっぱなは夢の世界のお話し。
どこかの町中をパトロールするラグナとキロス。なんのパトロール? と疑問に思う間もなく、町中にもかかわらず次々とモンスターが襲いかかってくる。
デトロイトよりもはじめてのおつかいに向かない町だ。
「子供は外で元気に遊ぼう」なんて標語はないだろうと思っていると、弱そうな老人が平然とひなたぼっこしているから怖い。
「ラグナがいるから安心じゃ」ってそのラグナも襲われてるんですけど。
明らかに今後のストーリーにからんできそうな少女が現れたところで夢はおしまい。

現実に戻ったスコールたちは、牢獄にぶち込まれていた。
どう考えても圧倒的に勝っていたのに、魔女暗殺未遂犯として逮捕→投獄されたのだ。僕ならその場で実刑に処すけどな。
スコールはサイファーじきじきに拷問され、リノアはつれていかれ、残ったのはゼル、キスティス、セルフィの3人。投獄された主人公の王道、脱獄をくわだてる。
キスティスによるとこの牢獄には魔力を抑制するフィールドが張られており、魔法が弱体化してしまう。まずは武器を取り返そうと計画する。まあ武器なんてなくてもGFさんがあれば問題ないし、第一魔法の威力がぜんぜん落ちてないのは気のせいだろうか。(設定だけ?)

そのころ、スコールはサイファーに尋問されていた。
サイファー「SEEDの、シドの目的はなんだ。吐け」
吐けと言われてもその目的自体を知らないスコールは答えようがない。黙っていると拷問の王道、電圧ショックでサイファーはさらにスコールを苦しめる。そこで選択肢登場。
1:このまま死んでもいい 2:嘘をついてでも生きのびたい
正解は1。死に急ぐと今後の展開が有利になります。諦めの早い主人公だ。

場面は変わって脱獄犯たち。二手に分かれ、拳が武器のゼルが一人で、キスティスたちの武器を探しに行くことになった。
この刑務所は逃亡者の出ないようにモンスターを放し飼いという驚異の監視体制で、しかも歩兵支援型兵器人型戦闘ロボットまで配備されている。いつでもどこの軍隊とでも戦える軍事力を、囚人の見張りには使って、パレードの護衛には使わない不思議な国ガルバディア。
こんな厳重に見張るくらいなら、囚人を始末した方が効率いいのに。
8階で看守を素手で殴り殺し、武器を取り戻した一行。早速スコールの救出に――行ってはいけない。スコールを救出すると1~3階には行けなくなるので、先にアイテムを回収するのだ。
FF8には「宝箱を出さない」というRPGの常識を覆す信念があるのだが、その鉄則を破り、この刑務所には1つだけ宝箱があるのだ。
ちなみに中身はテント。……奥が深いぜスクウェア。

アイテム売買やカード賭博でさんざん遊んだ末に、思いだしたようにスコールの救出に向かう一行。博打や商売まで黙認なんて開放的でアットホームなムショだ。
さて、太字が増えたことからも解るとおり、このあたりは本作の不条理メーターレッドゾーンぶっちぎり地帯である。面白おかしく書かなくても、十分に奇怪しいから助かる。字は違うけど。
途中で再会したなつかしのビッグス&ウェッジを叩きのめしたら、ひたすら階段を駆け上るべし。
1~12階まで仕切りの有無以外は完璧に同じ外観の刑務所内を奔走(拷問?)し、最上階で妙な生き物(ムンバ)に囲まれているスコールを助ける。
ムンバたちはなぜかスコールになついていて、好きな階の仕切りを破り、近道を作ってくれるのだ。
しかし1~12階でずっと同じ外観だったのに、仕切りの有無なんていちいちチェックしていたプレイヤーは何%いるのだろう。
ちなみにこの壊してくれる数、さっきの選択肢で死に急いでると増えます。
蛇足だが、オレンジ色でぬいぐるみのようなこのムンバたち。血を舐めた相手を記憶するという能力を持っているので、見かけによらず肉食であることは疑いない。
ところでその能力がどう種の保存に役立つのか教えてくれ。

なぜかサイファーがいないので、一行はすぐに脱走を計画。せっかく駆け上がってきた無間地獄のような12~1階を駆け下りる。
「くり返し作業は拷問になる」って誰の言葉だっけ。
しかし安心してほしい。単調なフロア駆け下り作業にメリハリをつけるため(?)、僕が今作のテストプレイの有無を疑った不条理な罠が待ち受けているのだ。

途中で刑務所長に見つかり、ゼルが一人で追っ手を食い止めることになった時から悪夢は始まった。
ゼルが抜け、スコールら3人で逃げることになれば、当然GFのジャンクションをやり直し、魔法を装備し直すのは常識である。仲間を逃がすため、残ったゼルを横目にフロアを駆け下りた次の瞬間、まさか丸腰のゼルに敵が殺到するイベントが始まるとは。
「たたかう」しか選べないゼルはなんとか敵を退け、あわててGFさんと魔法を装備。その2分後
またもやスコールたちに場面は移り、GFさんと魔法を装備し直し。その1分後
リノアとアーヴァインが駆けつけまたしても装備をやり直した1分後
今度はゼルが戻ってきて再びGF(以下略)。その5分後
上に逃げるグループと下に逃げるグループに分かれ、再びGF(以下略)。
上グループと下グループそれぞれの場面に切り替わるたびにGF(以下略)。
「くり返し作業は拷問になる」んだよ。
本当にテストプレイしたのかなあこれ。

とにかく、アーヴァインの驚異の腕力による片手でライフルを水平に構え連射という荒技にも助けられ、どうにか入口にたどりついた一行。
しかしそこで刑務所が崩れるという王道な展開が発生。リノアの「こっちよ!」というとっさにはどっちか解らないアドバイスでどうにか落ちる橋を渡りきり(ちなみに2回死にました。一瞬でも迷ったら間に合いません)脱獄に成功。
サイファーが洩らしていた「ガーデンミサイル攻撃計画」を阻止するため、3分でガス欠する車を盗み、乗り捨て(目的地までガソリンの保たない車っていったい)二手に分かれるのだった……。

ゲーム千一夜 ~ファイナルファンタジー8~ 7 魔女っ子イデアちゃん

2006年06月27日 | ゲーム
前書き

1 お花畑の決闘

2 命がけの必修試験

3 戦場の狼

4 スコールSEEDデスティニー

5 00スコールは二度死ぬ

6 おざなりなおざり暗殺計画


おじけづくアーヴァイン。
スナイプの瞬間にスナイプをためらうなんて完全にスナイパー失格である。
大工に例えるなら柱に釘を打とうとして「柱がかわいそうだ」とためらうようなものだ。(例え失敗)
それでもどうにか発射すると、弾丸は空を裂き風を切って魔女の眉間(生々しい)へ向かい――結界にあっさりと弾かれた。
あーあやっぱりね。
予測していたのかスコールはあわてず騒がず「あとは任せろ」と車で飛びだし、「剣は銃よりも強し」はRPGの常識だと単身で魔女のもとへ。
そこに立ちはだかるのは、本人曰く「ロ~マンチックな夢」を叶え魔女の騎士(犬)となったサイファー。
剣の達人同士の一騎打ち。この場合、先に動いた方が不利――なんてことはなく、魔法もGFさんも使い放題、しかもサイファーはケアル(回復魔法)までドローさせてくれるというサービスぶり。
旧友へのかな。
黒沢映画なら、破裂した水道管ばりに血しぶきの飛び散る壮絶な斬り合いの末、危なげなくスコールは勝利を収める。

そしていよいよ魔女イデアの登場である。都合良く駆けつけたリノア、アーヴァインとともに決戦が始まる。
観音様もびっくりの後光つきで向かってくる魔女に対するスコールの作戦は、直前にリノアを襲っていた化け物から吸い取っておいたGFカーヴァンクルのご出馬だ。
魔女の攻撃はもちろん魔法中心。そしてカーヴァンクルの能力は魔法反射。
=魔法を反射されまくる魔女
ケアルラ(回復魔法)を吸われまくる魔女。
あげくの果てにGF3発で沈む魔女。
1ターンで倒せるボスも珍しい。魔女、あまりにも無力。
しかし、ついに倒したと思ったのもつかの間、本気を出した魔女によってスコールたちは全滅、監獄へと送られてしまう……。

宝塚記念感想

2006年06月25日 | スポーツ
◎ディープインパクト


買えないってこんなのw

タイムを見ても着差を見ても、なにより内容を見ても、今なお「相手が弱い」「生まれた年に恵まれただけ」だの言うのは見苦しい。
日本競馬史上最強かも知れない天馬の、ロンシャンでの活躍を祈りたい。

ゲーム千一夜 ~ファイナルファンタジー8~ 6 おざなりなおざり暗殺計画

2006年06月23日 | ゲーム
前書き

1 お花畑の決闘

2 命がけの必修試験

3 戦場の狼

4 スコールSEEDデスティニー

5 00スコールは二度死ぬ

デリング・シティへ向かう道すがらにも解っていたはずなのだ。
そのへんのザコでさえ、ライフル一発じゃ死なないのに、魔女が倒せるはずがないと。
そんなわけで列車に乗り、降りて、迷って、いつの間にかガーデンに戻り、結局徒歩でデリング・シティにたどりついた一行。(方向音痴)
作戦に協力してくれる、リノアの父カーウェイ大佐の家に行くも「名もなき王の墓に行った者しか入れない」という不可解な信念を持つ門番に阻まれ、中に入れない。
もうちょっとマシなフラグ立ての理由はなかったのだろうか。

車で14秒、徒歩で23秒の墓に着くと、女生徒が「レ、レビテト(空中浮遊魔法)~!」と叫びながら逃げだしてくる。
「地震で攻撃してくる敵がいるからレビテトを用意しておくといいよ」という露骨なヒントだ。これも愛。
それにしても燃費の悪すぎる世界だ。車に乗っているとモンスターが出ないのはいいが、3分足らずで燃料が切れてしまう。
しかもこの燃料が高く、1回分=大陸間横断鉄道の運賃というすごさ。そしてこの車、驚くべきことに燃料が無くなってもちょっとずつ走ってくれる。
きっと愛の力に違いない。
入口に転がったメモを拾い、書かれた番号を門番に言えば、カーウェイ大佐の家には入れる。1分かからずに立てられるフラグも珍しい。
もちろん奥まで進み、GFブラザーズを入手。
このGFは兄弟の魔物がジャンケンをして、後出しジャンケンに負けた弟が敵もろとも吹っ飛ばされるというものだ。
召喚するたびに同じ手に引っかかる弟に乾杯。

新たな力を手に入れた一行はカーウェイ大佐と面会する。大佐が明かした魔女暗殺作戦とは、簡単に言えば「パレード中に撃っちまえ」という巧妙なものだ。
スコールとアーヴァインは狙撃を、キスティスらはパレード中に通る凱旋門を閉め、魔女を閉じこめる役割になる。
しかし居残りを命じられたリノアは、魔女の力を弱めるというリングを持って単身で屋敷を脱出してしまう。
そしてなぜかキスティスたちが、リノアの代わりに閉じこめられるという無茶な展開で困難が起きる。
キスティスたちは下水道へと通じる隠し通路(なぜ自宅にそんなものが)を通って脱出。もし予定通りに閉じこめられていたら、モンスターのうようよいる隠し通路は、リノアも見つけたことだろう。
そしてたった一人でモンスターに群がられて死亡確定。大佐は娘に死んで欲しかったとしか思えない。
ところがどっこい閉じこめたのは屈強なキスティスたち。大佐の保険金で薔薇色の未来はついえた。

長い長い長い長い水路を進むキスティス、ゼル、セルフィたち。この長い道のりは、どうやら脇役の俺たちにレベル上げしろということだなと気づいた頃、都合良く凱旋門の地下につながっていた出口に到着した。
「バカゲー専科」でもつっこまれていたが、一刻を争うなら幅2メートルくらいの水路は、遠回りせず歩いて渡って欲しかったぞ

一方その頃リノアは、魔女と対面することに成功していた。
しかし「プレゼントです」と偽って魔女を弱体化させるリングを渡す作戦は失敗。怪物たちの生贄にされてしまう。
「アメあげるからおじさんについておいで」に匹敵する巧みな作戦だったのだが……。
またその頃、魔女を利用して世界を征服しようとした大統領は魔女に殺された。楽しいくらいありきたりな展開が止まらない。
狙撃ポイントの時計台に到着したスコールたちは、怪物に襲われているリノアを発見する。倒れたリノアの周りを化け物2匹がうろついているという惨劇だが、リノアはなぜか無傷だったりする。食えよ。
リノア「一人じゃ……一人じゃダメだったの」
あんな作戦じゃそりゃあダメだろ。

パレードの列は凱旋門にさしかかった。その瞬間、キスティスたちは魔女を閉じこめることに成功。
ついに訪れた絶好の狙撃チャンスに、アーヴァインは……。

午前4時の挑戦

2006年06月22日 | スポーツ
午前4時に起きてジーコジャパンの死に様でも見てやろうかと思ってます。
どうせ職場で誰かに結果を聞かされそうだし。

平日にもかかわらず同じことを考えている早起きボーイ&ガール、せっかくだから午前4時から10分大喜利しちゃわないかい?
チャット室で僕と握手!

まさか4人も来るとは思わなかったよ。