ジャックハマー

開店休業

満身創痍

2006年07月27日 | スポーツ
悪い話題ばかり取り上げているが、SMACK DOWNが大ピンチである。
とにかく故障者&離脱者が多い。
解説に移っているJBLを筆頭に、

クリス・ベノワ(手術)
ポール・バーチル(手術&ギミック変更)
ジムナイのどっちか(手術)
ジムナイのどっちか(相棒不在による離脱)
マーク・ヘンリー(全治8ヶ月)
グレート・カリ(健康上の問題)
ボビー・ラシュリー(健康上の問題)
マット・ハーディー(健康上の問題)
スーパー・クレイジー(健康上の問題)
タタンカ(健康上の問題?)
ジョーイ・マーキュリー(更生中?)
キッド・キャッシュ(謹慎処分)
ジェイミー・ノーブル(相棒不在による離脱)

これで番組を作れるのか?

ゲーム千一夜 ~FF8~ 11 天下分け目の関ヶ原

2006年07月25日 | ゲーム
時は平成。所はセントラ大陸。西のガルバディアに東のバラム。天下を統一せんと、お空の上で一大決戦の幕が開くのであった……。
言い忘れていたが、ガーデンは低空飛行ができます。舵を取るのはスコールたちと同期のSEED、ニーダ。SEED就任の際にはシドに「目立たなくてもがんばれ」という人格否定発言をされた人物である。いくら彼だけ汎用グラフィックだからって酷いぞシド。

そんなわけで修理を終えたガーデンでお空をさまよっていると、なにやらプカプカ浮かんでいる物体を発見。あれはなんだろうと近づいてみると、
「あれはガルバディアガーデン。どうやら戦闘は避けられないようだ」と強制決戦イベント発生。
次からはユーザーフレンドリーについて本気出して考えてみて欲しいものだ。
決戦に備えガーデン内を視察することに。生徒たちは「ファイア隊」「ケアル隊」などに分かれているのだが、傑作なのが「ファイア過程LV5」という肩書き。どんな授業だよ。
1時間目:各自、付近のモンスターからファイアをドロー。
2時間目:発射
とか?

ん? そういえばこの世界では魔法を使うにはGFさんが必要だったのでは? ということは生徒全員にGFさん配布?
まるでGFさんのバーゲンセールだぜ(byベジータ)
「バラムガーデン生徒募集中! いまならもれなく生徒全員にGFさんが!」
そして数ヶ月後、こんな見出しが週刊誌におどる。
「スクープ戦慄の学園! 集団記憶喪失の謎を追う!」

他にもセーブポイントを作る補給班などの楽しい連中ぞろいだが、最も笑えるのはスコールの「戦闘はまだだ。いまはGFをジャンクションしなくていい」という先を読み切った発言だ。
どうしてそれを刑務所で言ってくれなかったんだ。
ところが驚異の読みを見せたスコールも、ガルバディアの奇襲は察知できなかった。ガーデンによる体当たり攻撃でリノアが吹っ飛ばされたのだ。どうでもいいが、そういう神風的特攻は最終手段にしてください。

いよいよ決戦が始まる。ガルバディア軍(学生)はひるんだ隙を突き、一挙にバラムガーデンへと乗り移ってきた。
――――――――バイクで。
ガルバディアガーデンの外周部に設置されたジャンプ台から、号令一下スタントマン顔負けの大ジャンプを見せる敵兵。
人命は羽毛より軽い。
ガルバディアの指揮を執るサイファーの顔には薄ら笑いが浮かび、彼に「旧友を殺す」云々のジレンマは爪の先ほどもないことは明らかだ。
本当にどうでもいいことだけど、このガーデンってどっちも屋根がないんだね。
いともたやすく単車で敵の懐深くへと乗り込んだガルバデイア軍。右往左往する仲間を押しのけ、スコールは外壁に捕まったリノアを助けるためロープを探す。
さらにどうでもいいけど、防御ネットすらないなんて、自殺志願者にはうってつけの所だ。
と、そこへ2階の教室に敵が侵入したとの知らせが届く。まずい。教室には年少クラスの子供たちが隠され(放置され)ている。
まさに緊迫した場面なのに、普段どおり悠長に上がるエレベーターで駆けつけ、GF連射であっさり救出。化け物による殺戮劇を目にした子供たちに幸あれ。

早速リノアの救出に戻ろうとするスコールの前に、新たな敵が立ちふさがる。屋内にもかかわらず飛行メカに乗った敵兵だ。
飛べるけど攻撃方法は体当たりだけというハイテク戦法にスコールは苦しむ。
なぜかGFや銃剣で反撃しようとしないスコールはピンチに陥った。
はたしてそこでスコールが取った、想像もつかない起死回生の作戦とは……?
(以下次号)

ゲーム千一夜 ~FF8~ 10 失われた記憶 THE・タライ回し~バラム編~

2006年07月24日 | ゲーム
製作者いわく「武器は自由にカスタマイズできます」
実際にやってみた。
FHのジャンクショップに行き、指定されたアイテムとブリーダーズカップ登録料くらい安い代金を払うと、新しい武器のできあが――どのへんが自由なんだ?
ああ、そうか。あんなに外見が変わるあたり、ジャンクショップの親父が自由にカスタマイズしてるのか。

そんなわけで脱獄犯として面が割れているはずのスコールたちは、素顔で港町バラムに潜入する。
駐留軍を追い払うため指揮官を探し、あちこちタライ回しにされる。ちなみに情報を買うこともできるが、買ってしまうとSEEDのボス、マスターを倒しても下がらなかったSEEDランクが落ち、収入が減ってしまうので気をつけよう。

SEEDランクについて説明しよう。これは「SEEDらしい行動」をすると上がり、「SEEDらしくない行動」をすると下がる仕組みになっている。つまり、地道な捜査ではなく情報を金で買うと「SEEDらしくない」と判断され、下がってしまうのだ。
ランクを上げるには前述した試験(追試し放題、カンニングし放題、何回受けても同じ問題)を受けるしかないが、下がる理由は他にも「寄り道でストーリーを進めなかった」がある。
これがどういうことかというと「町で情報収集に励む」「ボス戦に備えレベル上げする」「サブイベントをこなす」これら全ては「寄り道」と判断され、どんどんランクが下がっていくのだ。
「町で人々に話しかけられず、レベル上げに励めず、サブイベントを楽しめない」というつくづく斬新なRPGである。

いやにのんきで平和な占領地バラムの指揮官、サイファーの腰巾着こと風神・雷神をあっさりと倒すと、セルフィがかつて学んでいたトラビアガーデンに行きたいと言いだす。
ところがトラビアはミサイル攻撃で壊滅し、多数の犠牲者を出していた。
……ええと、あのミサイル基地での奮闘はいったい? ミサイル阻止記念のコンサートはいったい?
誰かしら死なないとスクウェアは満足しないのだろうか。

トラビアガーデンは無惨にも建物は崩れ、焼け出された人々はなけなしの希望を集め、寄り添い合っていた。かつての学舎と友の死に嘆くセルフィ。けなげにも復興を目指す生き残りの人々。そして彼らを尻目に火事場泥棒に励むスコール(あ、か)。
ある青年がつぶやく。「ガーゴイル像から南へ5歩」。さっそく調べるスコール。アイテム発見。なんて難解すぎるヒントなんだ。
ちなみにこのヒント、ファミ通でも紹介されており「何気なく本を読む青年のセリフにもなにか意味が?」という苦心のコメントには涙を誘われたものだ。

魔女を暗殺→失敗してガチンコで倒す
魔女を倒した→本気を出した魔女に負ける
ミサイル発射を阻止した→実はトラビアに着弾してました

という今作ではおなじみの台無しストーリーで命を落としたトラビアの人々に思いをはせていると、スコールたちはある重大な事実に気がついた。
なんと、自分たちはFFシリーズの十八番「記憶喪失」に陥っていたのだ!
過去には4のカイン・テラ、5のガラフ、6のティナ、7のクラウドなどなど多数の被害者を出してきたが、なんと今回はスコール・ゼル・セルフィ・キスティス・アーヴァイン・サイファーという大盤振る舞いだ!!
ネタバレになるが言ってしまおう。彼らはみな、子供のころ同じ孤児院で暮らしていました。そして魔女イデアはそこの保母さんだったのだ!!
ご都合主義と言うなかれ。全ての物語はご都合主義なものです。しかしここまで強引だと一般的には陳腐と呼びます。
どうしてそんな大事なことを忘れてたのかというと、実はGFの影響だったのだ。
なんとGFを憑依させていると徐々に記憶が失われていくというのだ……((゜Д゜)))ガクガクブルブル
だがGFを使わなければこれからの戦いに勝つことはできない。GFを辞めることはできない(GFは薬物ですか?)という結論に達し「思い出が失われていくなら、これから思い出を作ればいい」というクサ……甘い言葉で締められるのであった。

ゲーム千一夜 ~FF8~ 9 止めろミサイル守れガーデン THE・タライ回し~ガーデン編~

2006年07月23日 | ゲーム
ミサイル発射基地へと向かうセルフィら3人。盗んだ車はガルバディアのもので、中にあった軍服を着込み、潜入作戦を開始。
特に怪しまれることなく、ミサイル発射装置に到着。……まあ、怪しんだ連中は残らずにしたのだが。
発射中止は無理なので、ネット競馬投票よりも簡単な操作で、ミサイル命中率の誤差を最大限に変更する。発射中止より難しい命令な気がするぞ。
しかし定石通り正体がバレてしまい、一行は力ずくで基地から脱出を図る。そこに立ちはだかるのは原子炉並みに危ない施設のことなんておかまいなし、ビームキャノンを備えた装甲車。遠慮なく明らかに基地に向けビームキャノンを放ってくる。
それをGFさん連射で鼻歌まじりに倒すと、せっかくの苦労も水の泡、自爆装置で基地が吹っ飛び(必然性は?)ミサイルはお空の彼方へと飛んでいってしまう。

一方スコールたちは、避難勧告を出すためにガーデンに戻っていた。しかしガーデンは生徒とマスター(誰だろう?)の間で内部抗争中。スコールの話なんて聞いてくれない。
こうなれば事態を収束し(殺りまくら)なければと、前々から疑問に思っていた、虚無僧そっくりの格好で袖口からは触手みたいなのが覗いてる教師たちを次々と殺していく。
シド派(生徒派)の生徒を襲う教師に「シドにつくか? マスターにつくか?」と質問され、倒したらSEEDが助けに現れ、助けられた生徒がアイテムをくれるのパターンを7回くり返すという、古き良きRPGの伝統「TARAI-MAWASI」でフラグを立て終え、シドの後を追ってガーデンの地下へと向かう。
この地下にはオイルが垂れ流されており、「オイルがあふれているから火属性攻撃が効果てきめん!」というイカし(れ)たアドバイスがもらえる。
ガソリンスタンドに火だるまで突っ込むような(あ、比喩になってない)惨劇が起きると思うぞ。
体内にオイルを充満させた化け物や、三ツ首の恐竜を蹴散らし(どんな学校だよ)、ついにガーデンを裏から仕切るマスターのもとにたどりつく。
なんでもガーデン設立の資金を出したり、世界中に傭兵を送る制度を作ったのはこのマスターだというのだ。
まあ、そんなことよりどう見ても地球外生命体な(最長老そっくり)マスターを斬り殺し、事態は終息した。
卒業式に「仰げば尊し」を絶対に歌わない学校である。

教師たちを一掃し「明日からは毎日自習だ!」と喜ぶ間もなく、ガーデンが流されていることに気づく。
制御できずに困っていると、イデアのSEEDと名乗る白いSEEDたちが現れ「エルオーネを引き渡せ」と言う。
「エルオーネって誰だろう?」と悩みながらも探し回ると、いつの間に潜入したのか図書室でぼーっとしているエルオーネ(初対面)を発見。もうちょっとマシな伏線の張り方はなかったのか。
ガーデンはだだっ広いことではゲーム中1、2を争うフィッシャーマンズ・ホライズン(以下FH)に漂着し、ガーデンを修理してもらうことになる。
しかしそんなFHにもガルバディアの魔の手が迫る。FHは非暴力主義のため、戦えるのはスコールたちのみ。
「理解されなくても俺たちは戦うしかない」を合言葉にスコールたちは戦いに、「ストーリーとか理解できなくてもやるしかない」を合言葉に僕はゲームに挑む。
敵兵を蹴散らすと、そこに現れたのは暴走中の装甲車。GF連射でスクラップにしてやると、中からミサイル基地に向かったはずのセルフィたちが出てくる。あまりにも豪快な合流に拍手。
チッ。オーディーンがいたら斬鉄剣で車ごと真っ二つにしてやったのに。

そういえばミサイルが外れていたことと再会を祝し、一同はコンサートを開くことに。面倒くさいのに成功してもアイテムの一つすらもらえないという斬新なコンサートミニゲームを終え、一行はガルバディアに占拠された港町バラムへと引き返すのだった……。