ホラー感想-『凶宅』三津田信三
~あらすじ~
ここ、絶対におかしい。小学四年生の日比乃翔太は、越してきた家を前に不安でならなかった。
山麓を拓いて造成された広い宅地に建つのは、なぜかその一軒だけ。家族は気にもとめなかったが、夜、妹のもとにアレはやって来た。
家族を守るため、翔太は家にまつわる忌まわしい秘密を探り始め……。
~感想~
ミステリらしい謎解きを備えた、いつもの三津田ホラー。
先に書かれた『百蛇堂』との関連をにおわせながら、ほとんどの怪異は投げっぱなしのまま物語は幕を閉じてしまう。
しかし意外なところに脱力系の真相が隠されており、ミステリとして読むことも可能。
怖いか怖くないかで言えば全く怖くないのだが、三津田作品らしい変則ホラーとしては及第点。
シリーズ完結編の『災園』で投げっぱなされた謎は解かれるのか、続けて読んでみよう。
11.11.25
評価:★★☆ 5
~あらすじ~
ここ、絶対におかしい。小学四年生の日比乃翔太は、越してきた家を前に不安でならなかった。
山麓を拓いて造成された広い宅地に建つのは、なぜかその一軒だけ。家族は気にもとめなかったが、夜、妹のもとにアレはやって来た。
家族を守るため、翔太は家にまつわる忌まわしい秘密を探り始め……。
~感想~
ミステリらしい謎解きを備えた、いつもの三津田ホラー。
先に書かれた『百蛇堂』との関連をにおわせながら、ほとんどの怪異は投げっぱなしのまま物語は幕を閉じてしまう。
しかし意外なところに脱力系の真相が隠されており、ミステリとして読むことも可能。
怖いか怖くないかで言えば全く怖くないのだが、三津田作品らしい変則ホラーとしては及第点。
シリーズ完結編の『災園』で投げっぱなされた謎は解かれるのか、続けて読んでみよう。
11.11.25
評価:★★☆ 5
舞台が舞台だけにギャグ回になった。無表情で陽介並に悪ノリする番長がすばらしい。ゲームでは基本的に喋らないプレイヤーキャラのため当然のことながら無口なのだが、実際はこんなに嫌がりつつもノリノリだったのか。バトル中に悪魔合体をするというチート性能、完二を一瞬で落とす人たらしぶりも見せつけ、もはや番長に敵はない。
そして完二。完二マジいいヤツ。柄の悪さを残しつつも生真面目さが垣間見え、あくまでも先輩を立てるかわいい後輩で特技は裁縫。これで性別が女なら、いや男のままでも完二はP4一の萌えキャラなのだろうか。
次回はカレーか!? カレーなのか!?
簡単に言うと 菜々子無双→完二・直斗登場→動じない番長→バカップル だけで一話作りやがった。
でも全然いいよ! 戦闘とかなくてもいいよ! 原作のエピソードを映像化してくれるだけでも十分十分。
完二のアレっぷりがゲームよりも如実に出ている印象。EDテーマ後のマヨナカテレビは改めて見てもインパクト抜群。
原作ファンにはものすごいいい子だとわかってる完二がなんだかかわいくすら見えてしまう。早くりせちーと完二の不思議な空気の絡みが見たいわー。
オリジナルキャラとオリジナル展開もこういう溶けこませ方だったら全然OK。このスタッフはよくわかってらっしゃる。
次回はよくぞペルソナにこれをぶち込んだと感嘆させたハッテン場だ! 一話で終わりそうだけど楽しみで仕方ない。
でも全然いいよ! 戦闘とかなくてもいいよ! 原作のエピソードを映像化してくれるだけでも十分十分。
完二のアレっぷりがゲームよりも如実に出ている印象。EDテーマ後のマヨナカテレビは改めて見てもインパクト抜群。
原作ファンにはものすごいいい子だとわかってる完二がなんだかかわいくすら見えてしまう。早くりせちーと完二の不思議な空気の絡みが見たいわー。
オリジナルキャラとオリジナル展開もこういう溶けこませ方だったら全然OK。このスタッフはよくわかってらっしゃる。
次回はよくぞペルソナにこれをぶち込んだと感嘆させたハッテン場だ! 一話で終わりそうだけど楽しみで仕方ない。