帰ってきたマキシムに、ティアは幻の魚ナワロアのパイつつみやきをふるまってくれる。
つーかデカイよ。
マキシムの身を案じるティアは戦う理由を問う。
食事を終えて家を出ると一大事が起こっていた。
サンデルタンへの洞窟にモンスターが湧きだしたというのだ。
町で戦えるのはマキシムしかいない。やむなくモンスター退治をすることに。
なんと洞窟には既に若い女が一人で入っていったという。
最初のダンジョンなので仕掛けも敵もたいしたことはない。
敵の動きも読みやすいので、背後や側面から襲ってガンガン先制を取ろう。
もちろん自分が背後や側面をつかれると先制攻撃されてしまうので、序盤は特に注意が必要だ。
鍵を盗んだボスはリザードマン。
ここでIPについて解説しよう。おなじみHPとMPの下にあるゲージがIP(怒りポイント)で、ダメージを受けることで徐々に溜まっていく。そして装備品に込められた怒りパワーを開放し、さまざまな能力を発揮するのだ。
装備品ごとに技やIPの消費量は異なり、その効果は通常の3倍のダメージを与える技から、体力回復、能力アップまで様々。
ボス戦ではいかにこのIPを使用するかが勝利の鍵となるのだ。
大きなダメージを受けるほどIPはたくさん溜まるが、戦闘不能になるとゼロに戻ってしまうので注意しよう。
リザードマンを倒し無事に鍵を取り返したが、なぜリザードマンごときに鍵を盗む知能があるのかマキシムは悩む。
……いや、リザードマン「鍵は渡さん!」とかしゃべってたし、かなりの知能だと思うけど。
思い悩むマキシムの前に謎の女が現れる。
女はモンスターが知恵をつけ、人間の妨害をするようになった理由を数日前に現れた、空を飛ぶ赤い光の玉の影響だと言う。
女はマキシムにはその波に立ち向かう力があると言う。
しかし自分にそんな力があるのか、あったとしても一人では戦えないというマキシムに、女はともに戦う仲間がいると告げる。
謎の女アイリスに、旅に出る運命だと告げられたマキシム。
彼の運命が大きく動きだそうとしていた……。